東京オリンピック2020開会式 雑感
普段オリンピックの開会式ってほとんど見た記憶がないんですが、昨日の開会式はさすがに見てしまいました。直前のゴタゴタがひどすぎて、逆に興味がわくっていう……「無事終わりますように……」って半分祈るような気持ちで見ました(汗
見ていてまず「おっ?」と思ったのは各国選手の入場順。あいうえお順なんですね。ABC順で良かったのでは……と思いながらなんとなく調べたら、北京オリンピックは「漢字の画数順」だったと知ってビックリ。さらにアテネオリンピックのときは、最初がギリシャ、あとはギリシャ文字のアルファベット順だったそうです。でも、海外から来た取材陣は大混乱だったろうなあ。。。
選手団の衣装はお国柄がでていて見ていて楽しい。傾向としては、アフリカ・南米はカラフルで素敵なのが多いのに対して、意外とヨーロッパのファッションは「……ん?」って感じでした。特にドイツ!作業着みたいなのの背中にカタカナで「ドイツ」って書くのはどうなんだw
あと入場でよかったねと思ったのは台湾選手団。プラカードには「Chinese Taipei」って書いてあったけど、アナウンサーは普通に「台湾」って言ってたし、順番も「た」でしたね。そりゃそうだ、日本人にとっては台湾は台湾だもの。
そして……本当ならこんな素敵な振袖のみなさんが登場するはずだったんですね。
約200カ国の参加国をイメージした着物、すごく素敵だし手間暇かかってる。見たかったなぁ…「なぜイマジン?」と思ったけど、この企画がなくなって、曲だけ残っちゃったんだろうな…(そういえば、「なぜQUEEN?」もありましたね)
多分イマジンの他にもいろいろ「ホントはこういう意図だった」「ホントは違う演出だった」があるはずで、コロナとかいろんなゴタゴタとかがなくて、100パーセント当初のプラン通りの演出を見てみたかったなぁと改めて思うのでした。
開会式の評判、周りをみてると賛否両論真っ二つですが、私としては「なんとか無事終わって良かった、関係者の皆様、本当にお疲れ様でした」でしょうか。本来あったはずの、MIKIKO&椎名林檎演出のシーンはめちゃくちゃ観たかったけども…。しかもこんなの見かけて、ますます「見たかった!!!」って思ってるけども……
開会式、MIKIKO案では『AKIRA』の主人公が乗っているバイクが颯爽と登場、三浦大知、菅原小春らダンサーが花を添え『2020年のネオ東京』が会場に映し出される。渡辺直美の合図で選手行進。各種競技の紹介は、マリオなどのCGが盛り上げていく。聖火が点されると、花火が開幕を告げる――。はずだった。 pic.twitter.com/bGgY4stX1r
— えり (@GraceReason426) 2021年7月22日
まあ、個々のシーンの感じ方はいろいろあるから仕方ないよね。見てる人全員を満足させるのは多分無理。個人的には、MISIAや森山未來はいい人選だと思ったし、花火とドローンは素直に「スゴイ!」と感激したし、ピクトグラムは正直最初は「なんじゃこりゃ。格好悪…」と絶句したけど、途中から妙におもしろくなってきて大笑いしながら見てました。欽ちゃんの仮装大賞味ある。
全体としてはなぜか紅白歌合戦感があって(NHKの中継だから?)、終わった後「このあと除夜の鐘がなって年越しするのかな…」と思ってしまいました。
最後にバッハ、あなた話長すぎ。森喜朗に女扱いされるよ?