「あなたの漫画のセリフを使わせてください、3万で」と連絡が来た話について考えてみた
先日、ネットでこんな話が話題になっていました。
詳しくはリンク先のtogetterを見て欲しいのですが、ことり野デス子先生というマンガ家さんが描いている『漫画家と異星人』というコミックエッセイの中にでてくる、数学者のキャラクター(おそらくことり野デス子さんの夫)のセリフを、ある商業誌に連載しているマンガで使わせてもらえないか、というメールが、編集者から来たらしい。
『担当している漫画家がセリフのリアリティに悩んでます。
あなたの漫画に気に入ったセリフがあるので、3万円で使わせてもらえませんか?取材協力として名前は入れます』
この方は「私のマンガは素材じゃないです!」と激怒して、編集者のメールをほぼほぼ晒してるんですが、ふとこれを見て「私がこの編集者だったらどうするだろう?」と思ったのです。
一番無難なのは、ことり野先生の名前を引用元として明示して、セリフをそのまま引用するパターン。この場合、金銭は発生しない。ただ、マンガとしてはかなり不自然になってしまう恐れがある。事前に相談してお金を払うのは、むしろ礼儀正しい良い対応な気がするくらい。この方はもしかすると「私のマンガをこんなに安く買いたたきやがって」ということに怒っているのであって、3万円じゃなく300万円だったら怒らなかったんだろうか……?
続きを読む「小金湯」は温泉もサウナもかき氷もサイコーでした@札幌
突然ですが、昨年11月末に、一人で札幌へ行ってたときの話を……
札幌の南に、定山渓温泉という温泉地があります。そのちょっと手前の「小金湯」という日帰り温泉に行ってみたかったんですよね。地下鉄だと真駒内が最寄りらしいのですが、大通から直通バスが出てるということで、私はひとりで大通からバスに乗り込みました。
小型バス(かっぱ号)はほぼ満員だけど、私以外全員定山渓温泉に向かう人達。バスに揺られていると眠くなり、うとうと……「小金湯ですよー!」という運転手さんの声に目を覚ますと、ええっ、周りは一面真っ白な雪景色。雪になれてない札幌ビギナーとしては、どえらい遠出した気持ちになったわ……。
バス停を一人下ろされ、雪の中を5分ほど「これで合ってるんだろうか」と心配になりながら下りていくと……あったー!
入ってみたら「賑わってるスーパー銭湯」って感じでしたが、なんとなくここは良さそうな予感がする。わくわくしながら中へ。
ここはまず、お湯がいい!昭和40年代くらいからある温泉なんですね~。露天エリアは浅めの岩風呂と深い壺湯があり、どちらもそれぞれに良し。
サウナは思ったよりコンパクトで、木の感じを見るに結構使い込まれてる印象?温度はそれほど高くないのですが、ときどきオートロウリュがあり、そのあとは湿度が上がって体感温度がグッとあがります。15分ずつ3セット堪能。
水風呂も気持ちいい。水質がいいんだろうなあ。水風呂で体が冷えたら外へ。
露天エリアは最近リニューアルした感じでしょうか。新しい感じがしました。いすがいっぱいあり、寝られるいすがあったのでそこで横になります。見上げるとちょっと雲がかかった青空、枝に雪が積もった大木、いい空気、流れる水の音……あああ、気持ちいい……最高……。
体が冷えすぎたら適宜温泉へ入るとめっちゃいいお湯。あああ、雪見風呂、気持ちいい……最高……(2回目)。しかし、さすがに11月末の札幌。外は寒いので水風呂なしで「サウナ→休憩」でもいいかもしれないなあ。
ここ、かき氷がめちゃくちゃおいしかったんですよ。ちょっとびっくりするレベル。詳しくはトーキョーウジキントキをごらんください。
帰りは暗い雪道を国道まで上がっていき、行きと同じくバスで大通まで帰ったのでした。バスの本数が少ないこともあり、行って帰って半日かかりでしたが、いやぁ、行ってよかったー!ここはサウナ目当ての人も、温泉目当ての人も、かき氷目当ての人も楽しめると思います。めっちゃよい施設であった♡
湯元 小金湯(Web)
〒061-2274 札幌市南区小金湯25番地
東京オリンピック2020開会式 雑感
普段オリンピックの開会式ってほとんど見た記憶がないんですが、昨日の開会式はさすがに見てしまいました。直前のゴタゴタがひどすぎて、逆に興味がわくっていう……「無事終わりますように……」って半分祈るような気持ちで見ました(汗
見ていてまず「おっ?」と思ったのは各国選手の入場順。あいうえお順なんですね。ABC順で良かったのでは……と思いながらなんとなく調べたら、北京オリンピックは「漢字の画数順」だったと知ってビックリ。さらにアテネオリンピックのときは、最初がギリシャ、あとはギリシャ文字のアルファベット順だったそうです。でも、海外から来た取材陣は大混乱だったろうなあ。。。
選手団の衣装はお国柄がでていて見ていて楽しい。傾向としては、アフリカ・南米はカラフルで素敵なのが多いのに対して、意外とヨーロッパのファッションは「……ん?」って感じでした。特にドイツ!作業着みたいなのの背中にカタカナで「ドイツ」って書くのはどうなんだw
あと入場でよかったねと思ったのは台湾選手団。プラカードには「Chinese Taipei」って書いてあったけど、アナウンサーは普通に「台湾」って言ってたし、順番も「た」でしたね。そりゃそうだ、日本人にとっては台湾は台湾だもの。
そして……本当ならこんな素敵な振袖のみなさんが登場するはずだったんですね。
約200カ国の参加国をイメージした着物、すごく素敵だし手間暇かかってる。見たかったなぁ…「なぜイマジン?」と思ったけど、この企画がなくなって、曲だけ残っちゃったんだろうな…(そういえば、「なぜQUEEN?」もありましたね)
多分イマジンの他にもいろいろ「ホントはこういう意図だった」「ホントは違う演出だった」があるはずで、コロナとかいろんなゴタゴタとかがなくて、100パーセント当初のプラン通りの演出を見てみたかったなぁと改めて思うのでした。
開会式の評判、周りをみてると賛否両論真っ二つですが、私としては「なんとか無事終わって良かった、関係者の皆様、本当にお疲れ様でした」でしょうか。本来あったはずの、MIKIKO&椎名林檎演出のシーンはめちゃくちゃ観たかったけども…。しかもこんなの見かけて、ますます「見たかった!!!」って思ってるけども……
開会式、MIKIKO案では『AKIRA』の主人公が乗っているバイクが颯爽と登場、三浦大知、菅原小春らダンサーが花を添え『2020年のネオ東京』が会場に映し出される。渡辺直美の合図で選手行進。各種競技の紹介は、マリオなどのCGが盛り上げていく。聖火が点されると、花火が開幕を告げる――。はずだった。 pic.twitter.com/bGgY4stX1r
— えり (@GraceReason426) 2021年7月22日
まあ、個々のシーンの感じ方はいろいろあるから仕方ないよね。見てる人全員を満足させるのは多分無理。個人的には、MISIAや森山未來はいい人選だと思ったし、花火とドローンは素直に「スゴイ!」と感激したし、ピクトグラムは正直最初は「なんじゃこりゃ。格好悪…」と絶句したけど、途中から妙におもしろくなってきて大笑いしながら見てました。欽ちゃんの仮装大賞味ある。
全体としてはなぜか紅白歌合戦感があって(NHKの中継だから?)、終わった後「このあと除夜の鐘がなって年越しするのかな…」と思ってしまいました。
最後にバッハ、あなた話長すぎ。森喜朗に女扱いされるよ?
ブッラータチーズがかわいそう丼
昨日カルディに行ったら冷凍庫にブッラータチーズがあったのですかさず捕獲。今日の在宅ランチは M.Sさん考案「ブッラータチーズがかわいそう丼」にしてみました。えーっ、なにこれ、謎においしい……!
納豆ごはんの上にブッラータチーズをドンと載せ、塩胡椒、オリーブオイルをまわしかけるだけ。話を聞くと(実物を見ても)なんじゃこりゃ?なのですが、食べたらめっちゃあう!
コツとしては、オリーブオイルを生食用のちょっといいエキストラバージンオリーブオイルにすることでしょうか。お塩もおいしいのがあればぜひ。胡椒は私は好きなので黒胡椒をガリガリしましたが、オリーブオイルと塩ほどは重要ではなさそう。
いやー、なんだかよく分からないけどおいしかったです……謎ウマい……
PHS、ついにサービス終了
今月末でいよいよPHSがサービス終了に。
ポケベル→PHS→シティホン→携帯電話(ドコモ、auなど複数台)→ノキアのスマートフォン→iPhone 3G→Windows Phone→iPod touch+携帯電話→Androidタブレット+携帯電話→Androidスマホ と一通り使ってきました。
個人的に甘酸っぱい思い出があるのはポケベル、通信機器として一番思い入れがあるのはPHSですねぇ。音声通話もだけど、テキストメッセージをやりとりする楽しさもあった。いろんな機能を先取りしていたので、ガジェットとしての面白さもピカイチだったし。
特にDDIポケット(のちのウィルコム)や京ぽんが大好きで、取材させてもらったときはホントうれしかったなぁ。なんかもう、全てが懐かしいです……(遠い目)。
「まねきの湯」でタンメンを食べた夜@篠崎
在宅勤務が続いて、なんだか最近集中力が今一つ。環境を変えたらガツッと仕事できるかしら……ということで、気になっていた温浴施設に行ってみることに。「まねきの湯」って、カラオケまねきねこと同じグループみたいです。
入ると「ザ・健康ランド」というか、なんともレトロな雰囲気。入ると平日の真っ昼間なのにおじい&おばあが気持ちよさそうにカラオケを歌う声が響いてきます。バブルの頃に立てられたのかなあという感じ。
入場料が結構高い上に、プラスで入湯税150円、さらに館内着とタオル別料金なんですね。タオルは持ってるし、館内着も断ってしまいました(ケチ)。ちなみに館内着のデザインは相当野暮ったいですw
1階にお風呂と大食堂、細い通路の奥にマンガコーナー。マンガ読みたいのを我慢して二階に上がると、休憩スペース、フードコート、卓球台、キッズスペースなど盛りだくさん。これは週末は混雑するのだろうなあ……。
休憩スペースの一角がワーキングスペースになっています。長机+椅子、電源、Wi-Fiが有難い。昼から飲み物も飲まずに作業をしていたのですが、仕事がはかどりすぎて、気がついたら夜8時……いけない!はやくサウナ入らないと!!
急いで一階に降りてお風呂へ。おお、お風呂の中もけっこうレトロな感じ。入るとすぐに白い女神像が迎えてくれます。なんか荻窪の「なごみの湯」を思い出すなあ。レトロ具合も似ている気がする。
お風呂の種類も豊富ですが、珍しいのは
・不感風呂:体温程度のぬる湯で、ボコボコ沸いており心地いい。サウナからのクールダウンに使うのも良さそう
・ひのき炭酸風呂:畳敷き(?)のところに広い檜の浴槽。中にはなかなかパワフルな炭酸泉。気持ちいい。
あたりでしょうか。
あったまったところでサウナへ。お、けっこう広いね!テレビを挟んで左右にサウナストーブが2基。初めはサウナストーブの近く(サウナ室の端)上段に座っていたのですが、実は中央上段、排気口の近くに座るのが一番熱いことに気がつき、2回目以降はそこで蒸されていました。
大広間の食事処へ。サ活で見て気になっていたタンメンを頼んでみたところ……おお、これは予想外においしいぞ。野菜炒めが歯ごたえシャッキリ、もやしやにんじんが油をまとってツヤツヤ美しい。高温で手早く炒めないとこの味にはならないのよ……かなり調理技術が高いと見ました。食事処の奥には焼肉用のテーブルもあって、焼肉も食べられるみたいですね。今回は一人だったけど、次は誰かと一緒に来て焼肉も楽しそうです。
レトロでゆる~い館内ながら、庶民の楽しみはみんな揃えてるぞ、という感じが好印象のまねきの湯。私はかなり気に入ったんだけど、万人受けするかどうかは自信ない。。。
祝日の月曜日。ルビーパレスで自分を甘やかす@新大久保
祝日の月曜日。一人で一日遊ぶぞ……!やりたいことを3つほどこなして、午後からは久しぶりのルビーパレスへ。昨日のサウナがいまいちハマらなかったので(多分私が悪い。湯屋敷孝楽のサ活参照)、二日連続だけどサウナ行ってしまおう。
ツイッターのログを見たら前回のルビーパレスは去年の11月で、ちょうど一年ご無沙汰でした。そういえばコロナ騒ぎが始まってから来てなかった……。
今回はアカスリなし、シンプルに4hコースで。着いた時点でおなかがいっぱいだったので、3Fで休憩しつつルビーパレスのサ活を読んでいると…おお、8番先生が辞めてしまわれていたとは。8番先生はいつも大人気だったので、結局一回もアカスリしていただけなかったなあ。残念です。
1時間ほど休憩したら、浴室へ。髪と体を洗い、軽く湯舟につかっていよいよサウナです。三つサウナの扉が並んでいるけど、まずはロウリュサウナへ。
ここのロウリュサウナは温度と湿度が絶妙で、入ると数分で汗が噴き出てくるから素敵。テレビなし、薄暗い空間で考え事をしながら汗を流します。上段に8分ほど座ったら、汗を流して水風呂へイーーーーン!
ここの水風呂はほんと気持ちいいんですよねぇ。水が出てくるかえるを眺めながらしばし放心。
ルビーパレスといえば掛湯のとなりに腰かけて休憩するものと相場が決まっていたのですが(自分の中で)、いつの間にか入り口脇に白いととのい椅子が2客用意されていました。おお、これは良いですね。
よもぎスチームサウナも好き。熱さが足りない人は、先にお風呂で体を温めてからよもぎスチーム入るとしっかり温まるのでお勧めです。二回目は奥のベンチで横になっていたらうとうとしてしまったくらい。
もう一つの低温サウナは、私は水風呂入ったあとに休憩するのに使っています。今回はうっかり眠ってしまい、目が覚めたらのどがカラッカラだった…危ない危ない。
それにしてもここは、サウナだけでなく水も非常にいいんですよね~。軟水風呂大好きな私としてはめっちゃポイント高いです。今日も髪を乾かそうとしたら超しっとりで、いつもはマストなヘアオイルなしでも髪がまとまってびっくりしました。
髪だけでなく、肌も普段よりすべすべで「さすがルビーパレス!」と改めて。一人でひたすらリラックスするには、やっぱりここは最高だなあ。近いうちにまた来よう、次はアカスリとマッサージもつけちゃうぞ、なんて思いながら帰宅したのでした。