ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

大奥のシーンは面白かっただけにね・・・男優編

12月15日の日記の続きで、「篤姫」の感想です。今度は気になったこと編なので、「篤姫面白かった!」という人は見ないほうがいいのかも?あ、あと片岡鶴太郎原田泰造のファンの方には申し訳ないと先に謝っておきます。念のため折り返しておきますからね。

気になったことその1。うりうりさんもコメントに書いてらっしゃいましたが、女優陣の頑張りに比べて、男優陣(特に薩摩組)がね・・・(苦笑)。西郷(小沢征悦)も大久保(原田泰造)も島津久光も演技が安っぽすぎる。あと、薩摩じゃないですが岩倉具視片岡鶴太郎)の演技の薄っぺらさときたら……。なんというか「僕、芝居上手いでしょ?」という意識が透けて見えるんだよねぇ……ファンの方には申し訳ないけれど。大分前に白央篤司さんが

 そう、一番「いやらしい」芝居をしていたのが岩倉具視を演じる片岡鶴太郎だ。ちょっとしたアクションのたびに「あたしゃウマイんでございますょ」という声にならない声が私には聞こえてしまう。人間を演じているというより、キャラをつくっているという感じ。

と書かれているのを見たときには、「そうそうそうそうそう!!!!!!!」と膝打ちまくり頷きまくりだったもの。

で、「僕、芝居上手いでしょ?」という意識が透けていたという点で、鶴太郎と双璧なのが原田泰造。「鬼になる」とか軽々しく言わないでくれよ……頼むよ……と、彼が出てくるたびに涙目になって観ていました(何度もしつこく書きますが、私が歴史上最も尊敬する人物は大久保利通、歴代大河ドラマで一番好きだったのは『翔ぶが如く』)。

まあ、分かりますよ?なにしろ比べる相手が『翔ぶが如く』だというのは確かに気の毒かもしれません。でも、このときの西郷隆盛西田敏行)、大久保利通鹿賀丈史)、岩倉具視(小林捻持)、徳川慶喜(三田村邦彦)は実に説得力があったんだもの。ちなみに『翔ぶが如く』『篤姫』の両方に出ていたのが高橋英樹翔ぶが如くでは島津久光篤姫では島津斉彬を演じていましたが、彼の場合、久光はちゃんと久光に、斉彬は斉彬に見えるからさすがですよね。

……ああ、だめだ。こんなこと書いてたらどんどん翔ぶが如くが観たくなってきた……。総集編DVDを買ってしまったために完全版DVDを買おうかどうかずーっと迷ってたんですが、給料も出たことだしやっぱり買っちゃおうかな……。うむむ。