ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

火付盗賊イヨイヨさんのファイアーベリーダンス

食事をするわけでもないのにペルシャレストラン・BolBolへ行った理由は、ベリーダンスを見るため。友人・N嬢(M嬢?)がちょっと前からベリーダンスを習っていて、その先生がBolBolで踊るというので高円寺に集まったのです。で、N嬢の先生であるイヨイヨさんのベリーダンスがすごかった。だって、これですよ?

Fire bellydance

店内で火をつけて踊ってるよーーーー!

Fire bellydance

火を食べちゃったよーーーー!!(この後ホントに手に持った火を口に入れて消してしまいました)

「こういうベリーダンスがあるのか!(驚)」私の感想はこのヒトコトに尽きます。だってだって、私が今まで見たことがあるベリーダンスとはまったく違うものだったんだもの。


私にとってベリーダンスとは「人間業じゃないようなキレの良い腹部の動き」「ありえない速さで腰が動く」「胸、腹、腰が、何か違う生き物のように動き、しかも首から上は動かない」といった踊りでした。そもそもイスラム圏に住む人間と、日本人とでは踊りの基礎が違うしリズム感も違う。その素養の上で超絶的な訓練をした人にだけ可能な体の動きこそがベリーダンスである、と思ってました。

どうしてそう思ったかというと、トルコで見るベリーダンスはそういうものだったから。トルコだと、テレビの人気ショー番組でベリーダンスをやっていたりするので、たぶんベリーダンスを習ったことがない一般的な日本人の中では私、ベリーダンスを見ているほうだと思うんです。たとえばこういうテレビ番組とか、こういう動画とかを見ると、分かっていただけるのではないかと。

で、イヨイヨさんのベリーダンスは全然違う種類の踊りだったんですよね。火を使う、というだけじゃなくて、そもそもダンスの種類が違う。もともと柔軟性が高い上に、動きを柔らかく見せるテクニックがあり、ベリーダンスではない、何かのダンスの素養が明らかにある踊り。

bellydancebellydancebellydance

ソード(剣)を使ったり、ベールを使って回転したり、という、ベリーダンスでは定番の動きも、私にとっては初めて見るダンスになっていました。見終わったあと、「いや〜、こういうベリーダンスもあるんだなあ」としみじみ感心。N嬢に聞いてみたところによると、やはりベリーダンスにもいくつか流派があるのだそうで、イヨイヨ先生のベリーダンスは“トライバル・フュージョン系ベリーダンス”という流派なのだそうな。なるほど〜。

ご本人がupしているプロモーション用動画があったのでぺたり。こちらの動画だと、屋外なのでさらに動きがダイナミックだし、闇に炎が映えて美しい!!これと、上でリンクした動画(これこれ。あとこれもいい例かな)を見比べてもらえると、同じ“ベリーダンス”とはいっても全然違う、という意味が分かると思います。

というわけで、私にとってはかなり衝撃的なファイヤーベリーダンス初体験でありました。また見てみたいなあ、できたら今度は屋外で。Nさん、誘ってくれてありがとね!

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☆火付盗賊イヨイヨ WebBlog、MSNの紹介記事