群馬県吾妻郡にある川原湯温泉に行ったときの写真です。温泉街のなかにある神社で空をぱちり。神社で掃除をしていた女性と話をしました。町内で交代で神社の清掃をしているそう。代替地をもらえている家と、もらえていない家があり、彼女の家はどうなるか分からないということでした。
ご存じの方も多いと思いますが、川原湯温泉は八ツ場（やんば）ダムができたら湖に沈んでしまう運命。現在の温泉地よりも高いところに、新しい温泉地を作る計画があるのです。しかし民主党はこれを無駄な公共工事とし、ダム工事の中止を宣言したのでした。2010年秋の時点では、八ツ場ダムはどうなるか宙ぶらりん。完全に店を閉めた旅館と細々と営業する旅館が並んで立っている温泉街……というステータスなのです。そんなわけで、上記の「代替地が〜」という話になったのでした。
川原湯渓谷、ホントにきれいなんだけどどうなるのかな……
新しく掘った源泉で足湯をやっている。温泉地が予定通り移転した際には、このお湯をポンプで上にあげて、温泉地全体で共用するとのこと。……た、足りるの？？？
ところで鉄道で川原湯温泉に行くには、上野から高崎へ出て吾妻線に乗り換えます（川原湯温泉駅で下車）。このときは「鉄道の日きっぷ」を使っての日帰り旅。朝、高崎で駅弁を買って……という話は次の日記で。
