噂の熟成肉、お手頃価格で食べられます!「エイジング・ビーフ」@西日暮里
日本でおいしいお肉というと、綺麗なサシが入った柔らかな霜降り肉を指すことが多いですが、アメリカで「肉のおいしいステーキハウス」というと、よく出てくるキーワードが「エイジングビーフ(熟成肉)」。その名の通り、牛肉をエイジング(熟成)させてうまみを増した肉のことで、赤身肉をおいしく食べるためのテクニックです。なんでも、乾燥した冷蔵庫に骨付きのままで肉の塊を寝かせておくのだそう。
最近は日本でも熟成肉の話を聞くことが増えましたが、エイジングビーフを出す店って、基本的に高いんですよね……。日本じゃ滅多にステーキハウスなんかいかないし、私は焼き肉といえば煙モクモクお値段格安のホルモン屋が好きなので、「熟成肉なんて高級品、私には(日本では)関係ないよなー」と思っていた、のですが、先日急に気が変わって行ってきました。東京では熟成肉の先駆け的なお店、西日暮里駅すぐのところにある、その名も「エイジング・ビーフ」という焼き肉屋さんです。
予約必須の人気店、なんとか当日予約が取れたけどスタートが夜10時(!)。こんな時間からホントに焼き肉食べるの?という状態でスタート。
「エイジングおすすめ希少部位5種盛り合わせ」1980円。右側から反時計回りに、トロカルビ、イチボ、カイノミ、クリ、ランプ。お肉の部位が書かれているのが親切です。こういうの、店員さんに教えてもらってもすぐ忘れちゃうんですよね……
こちらは「最高級熟成和牛5種盛り合わせ」2980円。サーロイン、マキ、ザブトン、大トロカルビ、クラシタ芯。さっきたれだったので、今度は塩でいただきました。うん、たれも塩もおいしいけど、塩のほうがお肉の味がよく分かるかなあ。
そもそも熟成肉ってステーキ以外で食べることがなかったので、こうやってちょっとずついろんな部位を供されることそのものが新鮮。部位によって味や食感も違うので楽しいです。こういう盛りつけだとちょっとずつ食べられるからなおさらうれしいよね。
私たちが行ったときは時間も遅かったし、人数少ない(このときは二人だった)しでお肉はこれで終了にしたんだけど(良い肉なのでかなり満足度は高い)、本当はもうちょっと大勢で行って、かたまり肉を焼いてもらうのがオススメなんだそうです。もし行かれる機会があればぜひ試してみてください。
お肉以外の写真も貼っておこう。締めは「紀州梅冷麺」をハーフで。冷麺で梅入りって珍しいですよねー。そういえば韓国には梅干しってあるのかなぁ…
そんなに飲んでないので、私が行ったときは一人3000円位でした。でもガッツリ飲んで&食べても5000円くらいで収まるんじゃないかなーと。熟成肉を出すお店としてはかなりお手頃価格です。焼き肉屋さんとしてはかなり綺麗なお店なので、デートでもいいかも。予約必須です。オススメ。
エイジング・ビーフ 東京都荒川区 5丁目13−11 TEL:03-5615-3388 営業時間: 17時00分~23時30分、第二月曜休
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