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ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

広島でおいしいお好み焼きを食べました@麗ちゃん

ちょっと前の話なんですけど、仕事で広島へ行ったんです。「せっかく広島に行ったんだからおいしいお好み焼きを食べたいな」と思い、地元の人にオススメの店を聞いたのでその話を書こうかと。はい、完璧に覚書ですw

 

仕事だからあまり駅から遠くないほうが有難いんだけどな……と思っていたら、そのオススメ店はなんと駅直結のビルの中にありました。有難い! 

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 お店の名前は「麗ちゃん」。のれんに大きく描かれているので間違いようがないです。分かりやすい!

 

メニューはすべて野菜、豚、卵入り。麺有り麺なしを選べて、麺はうどんか焼きそばかと選んで注文します。

この日、私は妙にチーズが食べたい気持ちだったみたいで……

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モッツァレラチーズ そば入り」1020円。手際よく焼かれたお好み焼きはソースもキャベツも甘く、まずいわけがない!おいしい!チーズもめっちゃたっぷりです。

……でも、普段そんなにチーズを大量に摂取しない私は半分くらいでツラくなってしまったのでした。もっとアッサリしたのにすればよかったな、って、次回またここへ行ったときの為に自分メモしておきます^^;;  周りを見ていると、「生イカ」「生エビ」、そして冬季限定の「生ガキ」などの海鮮シリーズが人気みたいでしたよ。

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メニューはこんな感じ。

このお店、大変な人気店でお店の前にズラーリと行列ができているため、ここでお好み焼きを食べようと思う方は少し余裕を持っていったほうがいいでしょう。私も20人くらいの行列に並びました。人は並んでいますが、回転は悪くないです。

上述のように広島駅直結の「アッセ」というビルの中にあり、アクセス最高です。実はアッセのこのあたりはミニお好み焼き村みたいになってまして、このお店の他にも何店舗かお好み焼き屋さんがあります。でも、他のお店はそうでもないのに、ここだけめちゃくちゃ混んでいるんですよね。 

……あ、大事なことを書くのを忘れていました。 ここのお店で使っているソースは、オタフクソースではなくて「カープソース」(毛利醸造)というソースです。「広島に行ったらおいしいお好み焼きが食べたい!」という方はぜひどうぞ。

nttbj.itp.ne.jp

☆麗ちゃん 広島県広島市南区松原町2-37 広島駅 ビル アッセ2F TEL:082-286-2382(予約不可) 営業時間:11:00~22:00、休みはアッセに従う

早起きできない人のための築地ツアー

東京の東側に生まれ育ったわりに、ぜんっぜん知らない町、それが「築地」。特に築地市場にはすごーく興味があるものの「早起きして行くのは大変だし、詳しい人と行かないとどこに行って良いすら分からないし……」と敬遠しているうちに、築地が移転するとかしないとかという話になってしまいました。

築地市場豊洲に移転しても、移転するのは場内だけで、(一般の人が行く場所である)場外市場はそのまま築地に残るそうなので、そんなに焦らなくてもいいよとはいうものの、これを機に閉めてしまう店も多いとのこと。「やっぱり、行っておきたいなあ……でも早起きするの大変……」なんて思っていたある日、超久しぶりに喰い倒レディことyutouchさんに会えることに♡ yutouchさんが築地でお昼を食べると聞いてご一緒することにしたのでした。

集合時間はお昼の12時、場所は築地場内の正面入口、落とし物の告知ボードがあるあたり。そう、こんな時間からでも築地市場は楽しめる!というわけで以下、yutouchさんに教えてもらって「昼の築地」を楽しんだ記録です。

●磯野家で牡蠣めし
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連れていってもらったのは、「磯野家」。市場のおじさんたちの胃袋を支える、観光客は間違いなく見向きもしなさそうなお店です(笑)。建物の一階は磯寿司というお寿司屋さんで、磯野家は階段あがって二階。なんでも、磯野家で一階のお寿司を頼むこともできるそうですよ。

で、なぜ磯野家さんに来たかというと……コレ!牡蠣めしです!


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このお店だけでなく、築地で牡蠣がおいしいのは4月の末まで。この牡蠣めしも四月のうちに食べにいかないと……!ということでやって参りました。

醤油で煮た牡蠣のエキスがしっかり染み込んだごはんが実に旨~い!上にぱらりと散らされているのは、ゆずの皮の千切り。濃厚だけどくどくない牡蠣めしに、ゆずの香りが爽やかですごく良い相性。これはおいしいわ~♡ 


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築地の中のお店だし、一階がお寿司屋さん なんだから当然お魚もおいしいわけで。他のお客さんが頼んでいるボリュームたっぷりのミックスフライ定食(日替わりだったのかも)が気になりつつも、ブリとカツオの盛り合わせの刺身定食にしてみました。普通は白いごはんのところを、牡蠣めしに変更。

しかし、このお店のもう一つのオススメはというと……


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帆立のうま煮焼きそば。焼き付けてちょっと焦がした麺の上には、たっぷりのホタテ貝とたっぷりの青梗菜が入ったおいしいあんがたっぷりかかっています。あんに帆立の出汁が出て実においしい!あんは固めなので、麺に絡めて残さずいただきましょう。

というわけで、四月末までの おすすめメニュー、牡蠣めしを堪能したのでありました。あっ、そうそう、通な情報を。この牡蠣めし、お持ち帰りもできます!冷めて味が落ち着いたほうがおいしいという説もあり、テイクアウト、オススメです。

●「小田保」ランチは次回のお楽しみ、ってことで
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磯野家さんを一歩出るとこんな感じ。 


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築地らしい雰囲気! 


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もう一つランチの候補だったお店が、「小田保」さん。フライがメインのお店ですが、まぐろのぶつもおいしいのだそう!次はここに行ってみよう。うむ。

●ピッカピカ!築地魚河岸 

次に立ち寄ったのは「築地魚河岸」。2016年11月にできたばかりの中央区の施設です。


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 「築地市場移転後も築地の活気とにぎわいを将来に向けて継承するため、中央区が設置した、仲卸を経営母体とした小売り店約60軒が入居する生鮮市場」とのこと。朝5時から9時まではプロ向けに営業するので、一般の方は午前9時以降に入ってね、だそうです。ここ、まだ観光客に知られてないみたいで穴場ですよ! 

 
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一階はお店がずらっと並びます。魚、貝、野菜、乾物……などなど。魚、安くておいしそうなのがいっぱいあって、買って帰りたかったなあ。クジラベーコンとかも売ってましたよ。あ、生牡蠣もあった!すぐ食べられるようにむいてバラ売りしてくれるんです。でも、ここの一階は「食べ歩き禁止」の札が出ているんです。どうするかというと……


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上の階に上がる!ここで食べればよいのです。屋上はさらに知られていないみたいで、空いてます。穴場~。で、ですね。二階がフードコートみたいになっていて、ここもまた穴場なんですよ。 


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さりげなく有名店が入っています。ここは何のお店かというと……
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鶏料理で有名な鳥藤!場外にもお店があるんだけど、ここのほうが空いてるはず。 ここの蒸し鶏ごはん、一度食べてみたいんですよね~。次築地に行ったらたべよう。


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築地魚河岸、建物が2棟になっていて、渡り廊下でつながっています。渡り廊下からの景色はこんな感じ。築地魚河岸について詳しくはこちらをどうぞ。三階のキッチンで肉や魚の調理講習会をやっていて、行ってみたくなりました。 

www.tsukiji.or.jp

 

●「築地にっぽん漁港市場」で、東京以外の市場の魚も買えます 
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次に立ち寄ったのは「築地にっぽん漁港市場」。築地市場は東京の誇る魚市場でありますが、 ここに来れば北海道とか高知とか各県の魚屋さんの商品を買えるのです。立ち飲み屋さんぽいお店も気になったので(熊本のお店みたい)、次はここもゆっくり見たいな、と。

このあとは場外の飲食店が並ぶあたりをてくてく。有名なラーメン屋さんとか、煮込み屋さんとかがあるあたりです。オープンは早朝ですが、ランチが終わる13:30まで営業しているお店が結構多いんですね。早起きができなくても、ランチに間に合うように来れば、築地ってけっこうお店開いてるんだ、というのは今回の大きな発見。このあたりのお店は、豊洲移転後も築地で営業するそうですが、オーナーが高齢のお店なんかは閉めてしまうという話なので、気になるお店は早めに行っておこうと思いました。

●ターレットコーヒー

築地ぶらぶらツアー、最後はおすすめのカフェへ。ターレットコーヒーという小さなお店です。名前のとおり、お店の中にターレットが!
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 狭い店内にターレットが一台ぎゅっと入っています。ホットラテ&アイスラテを並べてぱちり。


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ラテ、とってもおいしかった!
お店出るとき、私たち以外ほかのお客さんは全員西洋人でした。築地は外国人のお客さん多そうだなあ。お店の人、英会話とか勉強してたりするのだろうか。 

 

●おまけの弁当

築地ツアーの帰り道、お土産にお弁当を買って帰ったのです。上でも書いた「鳥藤」のお弁当、800円。お弁当のふたを開けるときからときめきます。うっとり♡
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蓋からしてたたずまいが素敵。鳥一筋百年ですよ!蓋をあけると……
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あっさり味のそぼろ、冷めても柔らかくジューシーな鶏肉(多分、むねともも)。そして細かくカットして甘辛く煮付けた鶏肉は脂の乗った部分。いやぁぁぁぁ、めっちゃおいしいよ……実はこの時、あんまりお腹空いてないなと思いながら食べ始めたのですが、 一口二口食べたら止まらなくなってました。う、うまい!

冷めてもおいしい弁当ですが、レンジでちょっと温めると、特に細かくカットした鶏肉が良い感じに脂がジューシーでたまらんうまさです。鳥藤でお弁当テイクアウト、超おすすめ! 

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

そんなわけで、お昼集合でランチを食べに行く築地ツアー、意外にも結構しっかり楽しめたのでした。ガイドしてくださったyutouchさんに心から感謝!!

あー、どれもおいしかったし楽しかった!なので近いうちにまた築地に行こうと思っています。次行くときは、朝10時集合でもっと楽しむぞ~~!(やっぱり早起きはしないらしい……w)

創業1909年!老舗の鶏鍋屋『鳥栄』は徹頭徹尾シンプルで古風な店だった@湯島

湯島の駅近く、岩崎邸のちょい裏くらいにある、老舗の鶏鍋屋「鳥栄」。ものすごい有名店で、なかなか予約が取れないお店です。行ったのは実はずいぶん前なんだけど、お蔵入りさせるのももったいないので、写真を掘り出して書いてみます。 

 

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木造二階建ての日本家屋。創業1909年だそうです。さすがに創業時のままってことはないと思うけど、外観からして風情あるなあ。神田のあたりにはこの手の建物も時々残っているのですが、湯島界隈だとあまりないんですよね。

今回は友達が予約してくれたのに参加です。案内されて、二階へ。畳敷きの部屋に入ってびっくり。

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えっ、囲炉裏に炭並べて鍋料理……?!思わずびっくりして写真撮っちゃった。 

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炭の上には、思ったより小さな薄い鉄鍋がかけられています。水に近い色のスープで煮るのは、若鶏の胸肉、モモ肉、モツ、ハツ、砂肝、肝臓……って言ってたかな。あと豆腐とネギと。私このとき遅刻してしまったので、食べかけ写真でごめんなさい。 

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鍋でサッと煮た肉を、シンプルに大根おろしと醤油で食べます。お好みで山椒(七味唐辛子だったかも?記憶が……)をパラリ。もっと凝った味付けなのかと思ったら、ストレートに鶏の味をあじわう鍋で「なるほど、こういうのなんだ~」と感心。 

さて、鳥鍋のメインイベントはまだこれから。 

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じゃじゃーん。名物「鶏団子」です。上が出てきた状態、下が団子を鍋で煮ているところ。要は鶏つくねですが、上の写真で分かる通り、ものすごーーーーーくなめらかなんです。鶏団子と同じく、非常にシンプル。つなぎは卵しか入ってなくて、ひたすら包丁で叩いてこの状態までもっていくんだそうですよ。滑らかになるまで、ひたすらにトントントントン。

スプーンですくって、鍋に投入すると、ふんわりとした鶏団子がどんどんできていきます。こちらもさっぱりとシンプルにいただきます。

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最後にでてきたごはんとおしんこ。ごはんには鶏スープをかけてサラサラッといただきます。お、おいしい……!徹頭徹尾シンプルな鶏鍋を堪能しました。 はぁ、おいしかった!連れて行ってくれた食通の友人に感謝。

 

ところでこのお店、上述の通り「炭火で鍋」なんです(部屋の全景を撮っておかなかったことをものすごく後悔……)。私が行ったのは冬の寒い日だったので楽しくいただきましたが、エアコンなんてついていない昔ながらの日本家屋。真夏だと「エアコンなし、窓開け禁止、そんな中で炭をくべて、滝汗流しながら鶏鍋を食べる」ことになるそうです。なにそのマゾっぷり……でも私そういうの嫌いじゃない……w

夏に行くとどうなるか、詳しく書いてる方がいらしたのでリンク貼っておきます。いやぁ、江戸文化を平成の世に伝える、貴重なお店だなあと思いました。ほんと、「鬼平犯科帳」あたりに出てきそうなお店でしたもの。

ameblo.jp

お店の詳細はこちら↓ ↓

鳥栄

食べログ鳥栄

 

【追記しました】マキシム・ド・パリのナポレオンパイを食べたい人のための方法を聞いてきた

3月下旬の土曜日のこと。朝11時に銀座のパブ・カーディナルに行き、今は亡き「マキシム・ド・パリ」のナポレオンパイを食べ納めしてきました。

ザクザクしたパイ皮に、甘さ控えめだけど風味豊かなカスタードクリーム。中にも上にもジューシーないちごがたっぷりと載せられ、周りのアーモンドや上にちょこんと載せられた生クリームもいい塩梅。ああ、美味しかった!


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ソニービルの一階にあるパブ・カーディナル。ここでナポレオンパイを食べるのは二回目です。前回は夜だったので写真が美味しそうに撮れなかったのを思い出して再チャレンジ。立ってないミルフィーユって、写真撮るの難しい…。これがわたしの精一杯です*1

このナポレオンパイと、パブ・カーディナルについては、こことか、ここを見ていただくと詳しく載っています。

cake.tokyo

 

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かつて同じソニービルで営業していた「マキシム・ド・パリ」と、このパブ・カーディナルは同じ経営。マキシム・ド・パリは閉店してしまいましたが、パブ・カーディナルはその後も同じレシピでつくるこのナポレオンパイを提供していました。しかしこのパブ・カーディナルも、ソニービルの建て替えに従って今月(3月)いっぱいで閉店してしまうんです。

「もう、このナポレオンパイも食べられなくなるのかぁ……」と寂しがっていた、のですが……いい話を聞いたんです。

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上にも書いた通り、11時に入店したんですがすぐには食べられなかったんです、ナポレオンパイ。「工場からまだ届かないので、ケーキが来るまで20~30分お待ちください」と店員さんにいわれまして。工場って何?と思って調べてみたら、「カーディナル川崎製菓工場」というのがあって、そこでナポレオンパイを買って帰れるらしいんです。場所は川崎……といっても、宮前平とか鷺沼とかそっちのほう。

www.cardinal-japan.com

 

「パブカーディナルの閉店後もナポレオンパイは販売するんですか?」と電話をして聞いてみたところ、「はい、販売しますよ!」とのことだったので、今後あのナポレオンパイが食べたいという方は、川崎の工場まで行くのが良さそうです。 

 

なお、一点注意を。こちらの製菓工場で買えるのは、ホールのみで、一人前ずつの小売りはありません。小が2400円、大は3500円です。また配送・通販もやっていないので、お店まで買いに行く必要があります。基本的にはレストランやカフェに卸すケーキを作る工場なので、事前に電話で予約・問い合わせをしておくのが吉と思います。電話受付は9:30~16:00 とあまり時間が長くないのでご注意を。

 

以下、ちょっと余談。

2015年、マキシム・ド・パリが閉店するというときには、ホントにあちこちから惜しむ声が上がってたんですよね。こんな感じ。

nlab.itmedia.co.jp

マキシム・ド・パリのナポレオンパイって、パイ+カスタード+いちごという王道のいちごパイなんですけど、他のお店のそれとは何かが違う。オーソドックスだけどここだけにしかない味ですごく好きだったんです。

あと、銀座のマキシム・ド・パリで結婚式をしたっていう人、実は結構いるんですよ。多分40代以上だと思いますけど。私の知り合いでも数組います。そういう意味でも、思い入れがある人は多いんだろうな、と……。

「もう、あのパイを食べられなくなるんだな」と2015年に私も悲しんだ一人だったんですが、その後同じソニービルのパブ・カーディナルで食べられると友人に教えてもらって。2回食べる機会があったけど、「今度こそ食べ納めだなあ」と思っていたので、今回のこの工場の話を知ってちょっとときめいてしまいました。

私と同じく、このナポレオンパイを愛する人に、この話が届きますように。

 

↓ ↓ ↓ 【お知らせ】この下に重要な追記があります(2017/04/08)↓ ↓ ↓ 

*1:写真は「P9」というスマートフォンで撮ってます。

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こんなの初めて(はぁと)なホルモンを銀座で食べた@王十里

神奈川県民が愛するハンバーグを食べに行くはずだったある夜、何がこうしてああなって、何故だか「ここのホルモンは本当に旨いよ」とグルメなおじさまが太鼓判を押す焼き肉屋に行くことになりました。

場所は東銀座、店の名は「王十里(おうじゅうり)」。銀座で焼き肉なんて、いくらあれば足りるのだろうか…と内心ドキドキしながら二階席へ。

 

まずはポッサムキムチと、「ここでは僕、これしか肉頼んだことない」という「特上ホルモン」と「特上ミノ」を注文。

左がホルモンで、右側がミノです。この二つはちょっと変わっていて、メニューに「上記2種は、合わせて2人前からのご注文をお願いします。また、初回のみの受付となり、追加のご注文はお受けしておりません」と書かれていること。

 

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どどーん。写真だとサイズ感が分からないかもしれませんが、なにしろ太い&大きい。ものすごい存在感。今回は4人で行ったので、それぞれ4人分ずつ注文しました。つまりこれで8人分ってこと。

他のメニューは普通に客が自分で焼くのですが、この二つだけはお店のお姉さん(赤いチマチョゴリを着ていて大変カワイイ)が丁寧に焼いてくれます。


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コロコロ…じゅうじゅう…

見ているうちに特選ホルモンは人の指かなにかに見えてきますが(指にしては太すぎるけど)、指が焼かれていると思うと怖いのでそれ以上考えないようにする。

お皿で出てきた時には感嘆の声を上げてしまうほど太いホルモンだったのですが、焼いていくうちに細くなっていきます。フランクフルトがシャウエッセンになったくらいの感じ。


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じゅうじゅう…チョキチョキ…(ハサミでミノを切る音)…じゅうじゅう…

 

結構な時間と手間をかけて、焼き上げられたホルモンとミノを食べてみました(かわいいお姉さんが小皿に取り分けるところまでやってくれます)。ぱくりと食べると、口の中に甘さがほとばしる!うわ、うんまああああああああい!そして、甘あああああああああい!

肉汁というかホルモンの脂がジューシーで、思わず「こんなの初めて…(ぽっ)」と呟いてしまった私であります。なにこれ、めっちゃおいしいんですけど。

ハサミでチョキチョキといえばこちらも。ポッサムキムチ、こちらも大変美味。
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もうちょっと食べられるね、ということでハラミも注文。

 
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こちらはホルモン&ミノとちがい、塩コショウだけでさっぱりといただきます。うん、これも美味しい。でもホルモン&ミノほどの驚きはないので、余力があったら注文という感じで良いと思います。


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ビビンパと冷麺。冷麺はスープを凍らせた氷を作っているので、溶けても水っぽくなりません。細くてコシのあるおいしい麺だったなあ。でも、ちょっとお酢をかけたくなったかも…… 

 

そんなこんなで、「こんなの初めて!(はぁと)」と思わず声が出てしまうくらいおいしい、これまでに食べたことない美味なるホルモン&ミノに大満足でお店を出ることになったのですが、お会計のときにもう一度びっくり。お会計、一人1万4000円くらいだった…。普段私が行くホルモン焼きやさんって、ちょっと飲んでも一人3000~4000円くらいなんですよね。

「さすが銀座で焼肉だ……銀座、恐ろしい街……でもホルモンめっちゃ旨かった……」とおののきながら家に帰ったのでありました。王十里、銀座に2店舗あります。高いけどめっちゃおいしいので、よかったら行ってみてください。

 

☆王十里  東京都中央区銀座4丁目8−11 善隣ビル TEL: 03-3538-5866 営業時間:17:00~24:00(日曜と年末年始が休み)

近所にある支店↓

王十里 サランチェ

食べログ王十里 サランチェ

錦糸町「タイランドショップ」で、休日の午後からタイ料理とビールの幸せ

ある休日、お昼というにはちょっと遅い時間に錦糸町でランチを食べることになりまして。「せっかく錦糸町に来たんだからやっぱりタイ料理かな」と向かったのは、「タイランドショップ」。

錦糸町はタイ人が多いそうで、おいしいタイ料理店がたくさんあるんですが、大勢入れる大型店といえば南口の代表店が「ゲウチャイ」、そして北口の代表店が「タイランド」。どちらもおいしいしメニュー豊富、「おいしいタイ料理が食べたいです」と言われたらまず間違いないお店。

で、今回行った「タイランドショップ」は、北口「タイランド」のすぐ近くにあるタイ食材ショップ。ショップなんですが、店の一部がイートインになっていて、お食事もできます……というお店。気のせいか「タイランド」よりも「タイランドショップ」のほうが、より現地っぽいお味で、料理の味も辛さも日本人仕様になっていない感じがします。


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「まだ外は明るいけど、ちょっと飲んじゃおうか……」ということで、シンハービールの大瓶を頼んでカンパーイ。そう、シンハーの大瓶があるんですここのお店。うれしい。手前はヤムネームだったかな?ソーセージを和えたサラダです。すごくおいしいけど、かなり辛い唐辛子が割と容赦なく混じっているのでご注意を。


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ソフトシェルクラブを揚げたもの。これもおいしかったなー! 


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チャーハンです。辛くないので安心。 


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汁なし麺を、メニューにある中華麺ではなくセンレックで作ってもらったもの。ここのお店に限ったことではないですが、タイ料理店では、麺の種類を変えるとか、肉の種類を変えるとか、メニューにないアレンジも相談すれば大抵聞いてもらえるので、気になったらオーダー時に聞いてみるといいですよ。 

東京のタイ料理店って一皿が結構な大盛で値段も高め、ということが多くて、4人くらいいないといろんな種類を食べられない……ということも多いですが、タイランドショップの料理はほとんどが500~800円程度。料理の量もそんなに多くないので、1~2人でふらっとごはんを食べるにはとてもぴったりなお店です。


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近所のタイランドもいいお店ですが(ここに行った翌週にタイランドにディナーに行きました)、タイランドショップはまた違った雰囲気で大好き。軽くタイ料理をつまみながらシンハービール、とかかなり幸せです。また、もともとはヌードルショップだったので、麺メニューはとくに充実。一人ならフラッと行って麺を食べてサッと出る、のもおすすめです。

 

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宗家ガムジャタン@新大久保

今日の格言:「肉は骨の周りが一番うまい。」

……先日、高校時代の友人&その息子くんと、新大久保へ行ってきました。「宗家ガムジャタン」という韓国料理店で、店名の通りカムジャタンが看板メニューです。

カムジャタンとは、赤くて辛いスープでジャガイモと豚の背骨を煮込む鍋料理だと思ってたけど、ここは赤白選べるようになっています。この日食べたのは、白い、辛くないスープを使ったカムジャタン。うん、これはこれでおいしい!


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でも食べてるうちにやっぱり物足りなくなって、刻んだ青唐辛子を追加注文。いっぱい振りかけてみたけど、あれぇ、全然辛くない…(^^;)

白いカムジャタンで始めて、途中で辛味を足して辛い(赤い?)カムジャタンにすることもできるみたいですね。次はそれも試してみたい。


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 季節限定メニュー、牡蠣入りのキムチ。これ、うんまーい!生牡蠣好きな人なら必食ですよ。キムチ部分もすばらしくおいしい。おすすめ。


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チヂミを頼んだら思いのほか厚みがあって、ホットケーキみたいなのがやってきました。初めて食べるタイプ!チャプチェもむっちりした食感で甘くておいしいです。

写真を撮り忘れたんですが、面白かったのはスフレみたいな玉子焼き。小さな丼?に入ってでてくるんですが、ロシア料理のパイ皮をかぶせたスープみたいにこんもりしてるの!面白いしおいしい。

わたし、大久保でカムジャタンというと「松屋」しか行ったことなくて、このお店は初めて来たんですが、カムジャタン以外の料理も美味しかったです。こじんまりした、でも賑やかなお店です。お店の人も優しくて、気持ちいい接客でしたよ。おすすめ!

そういえばカムジャタンのテイクアウトもできるということでした。優しいお味なので、家族へのお土産もいいかも。

 

☆宗家ガムジャタン 〒169-0072 東京都新宿区大久保1丁目12−28 電話: 03-3205-9555 営業時間:17:00-05:00 (平日)、15:00-03:00 (祝日,休日)

 

 おまけ:

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阿佐ヶ谷で、落語と鶏のバレンタインデー

2月が終わっちゃう~!(このエントリを長々書いてたからだよ!とセルフツッコミ)というわけで、2月の話題を駆け込みで更新。

今年のバレンタインデーは、落語&浪曲を聞きに行ってました。こんなの。 

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左から、笑福亭べ瓶(しょうふくてい・べべ) +玉川太福+桂三度「福福三三」というイベントです。会場が小劇場(ザムザ阿佐ヶ谷)というのも面白かった。

ベ瓶さんは笑福亭鶴瓶の最後のお弟子さんで、台湾で落語をやる(中国語で!)という面白い取り組みをしている人。そして、桂三度さんは元・世界のナベアツさんです(懐かしいw)。

べ瓶さんと三度さんはいつも「ベベサンド」というイベントを定期的にやっていて、私も以前一度見に行ったことがあるのです。そのときはベ瓶さんも三度さんも同じくらい面白かったんだけど、この日はべ瓶さんの圧勝だったなぁ(三度さんは創作ネタだったからちょっと不利かも。落語というより漫才向きのネタだったし)。

べ瓶さんが演じたのは「らくだ」という演目で(調べたところ、上方落語の古典らしい)、トリにふさわしい大ネタでありました。登場人物多いしかなり難しいと思うんだけど、ものすごい演技力。しゃべりもだけど、何しろ表情がすごかった!顔芸!!(違)

で、べ瓶さんも良かったけど太福さんの浪曲もめっちゃ面白かったのですよ~。荒川区の銭湯を題材にした創作ネタで、げらげら笑いっぱなしでした。オチに出てきた銭湯、私行ったことあるよ……。まさかつぶれちゃったとは。浪曲って初めて聞いたけど、面白いのは面白いんですねえ。というか、現代ネタがあると思わなかった。びっくり。

この日はバレンタインデーということで、二人だとチケットが割り引きになるうれしいサービス付き。別にカップルじゃなくてもOKということなので、ありがたく友人と二人で落語&浪曲を堪能したのでした。

 

「面白かったね~!」と言いながら、帰りは通りかかって気になった焼き鳥やさん?鶏料理店?の「神鶏」へ。ここ、安くておいしかった!


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 パクチーたっぷりサラダ。水菜も多かったのでそれほどパクチーたっぷりではないけど、でもおいしい(写真ブレててごめんなさい)。


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焼き鳥はかなり大ぶりでお値段安め。私は食べなかったけど、白レバーもあります。あと、写真撮り忘れちゃったけど、「とりかわ」があったので思わず注文!おいしかったです。私が食べたのは多分、新宿の「はじめ屋」に続き二回目。博多ではメジャーな串らしいです。


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えーとこれはなんだっけな、大判山賊揚げだったかな、多分……。ほんとは「鶏の半身揚げ」を頼みたかったけど、残念ながら売り切れだったんです。他にもチキン南蛮とか唐揚げとか、鶏肉ガッツリメニューはいろいろあります。 


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そして〆は水炊き。期待してた白濁スープとはちょい違ったけど、でもこの鶏スープもおいしかった!一人前から注文できて980円とお手頃価格でしたよ。 

阿佐ヶ谷駅からすぐ近く、安くておいしくて良いお店でした。落語&浪曲は面白かったし、鶏料理も楽しかったし、会社帰りに楽しいバレンタインデーでありました♪

 

☆神鶏 阿佐ヶ谷店 東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-1-7 TEL:03-6886-4788 営業時間:17時~5時(日祝は0時まで)、年末年始以外無休

 

おまけ:一ヶ月近く寝かせてしまったエントリはこちら。サクッと書くつもりが6500字……(アホや……)

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とりかわがおいしかったお店はこちら。

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最近食べた水炊きで一番おいしかったのはこちら。

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阿佐ヶ谷といえば「イズミル」「豚八戒」「シンチェリータ」「うさぎや」かなと(個人的見解です)

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今さらですが……2016年に観た映画を振り返る【後編】

大変!もう2017年の2月が終わっちゃう……(震)というわけで、2016年に映画館で見た映画全12本の感想を駆け足でまとめた「今さらですが……2016年に観た映画を振り返る【前編】」に続き、2016年に観た映画の感想日記の後編です(我ながら今さらすぎる……)。後編では「これが2016年のマイベスト」と思う3本と、次点のもう1本、合計4本の感想をまとめたいと思います。

私、映画を見た直後に感想をツイートするようにしています。大抵の映画は1~2回ツイートすれば大体の感想はまとまるのですが(280文字あればまとまるってことですね)、面白かった映画や琴線に触れちゃった映画はどうしてもツイート数が多くなりがち。以下4本、当時ツイッターやその他のところに書き散らした感想をもとにまとめました。

●【1位】シン・ゴジラ

https://www.instagram.com/p/BIsPYHZDT4h/

シン・ゴジラ観てきた!ゴジラ知らない私でもめっちゃ楽しめた。エンドロールまで面白い~。マジで実写版エヴァだった。使徒だね(笑)。舞台が東京なのがまた素晴らしい!都庁職員は観るべし。ネタバレしたくないけど一言だけ叫ばせて。在来線~!w

 

2016年に見た映画、1位は「シン・ゴジラ」です。映画館で3回観ましたが、もう2回くらい観ても飽きずに楽しめただろうな、多分。見た直後の感想を一言でいうなら、無人在来線爆弾最高すぎかよ」ですかね。実際、上のInstagramの投稿でも「ネタバレしたくないけど一言だけ叫ばせて。在来線~!」って叫んでますし(笑)。もう今さらネタバレしても怒られないと思うので書くけど、山手線、京浜東北線、中央線、ほかにもあったっけ?JRの色とりどりの車両が東京駅に突っ込んでいくシーンはもう最強に最高でしたよね。そのための東京駅。東京駅の駅舎&線路の上に立つゴジラは最高に絵になっていた。

JRだけじゃなく、京急もしっかり活躍してました。というか京急ってこういうところで協力的な感じがします。だからファンが多いんだろうなあ、などと思ったり。

あとは……いやぁ、いろいろとエヴァでしたねえ。くどいくらい。ゴジラが使途だったとはなあ。「エヴァじゃない」という感想もいくつか見かけましたが、私の中では完全にゴジラでありながらエヴァの世界観。見に行く前に「庵野さん、ゴジラ作ってないでエヴァンゲリオン映画版をはやく完結させればいいのに……」なんて思ってしまってスミマセンでした。逆に私の場合、ゴジラ要素がまったく分からない(これ以外のゴジラ映画を見たことがない)のが悔しかったんで、どこかでゴジラの補習をしないとなあと思っていたんです。でも、結局初代ゴジラを見ないまま年を越してしまった……。

全体的に情報量過多な映画で、気になるポイントもたくさんあって、初見の時は消化しきれなくて「???」って感じでした。初回見たあとに一番誰かと話したかったのは、エンドロールのこと。長谷川博己石原さとみ、あと竹野内豊だっけ? 主演三人だけ特別扱いだった他は3列でズラズラズラズラと役名もなく名前だけが表示されていましたが、あの中に「えっ、どこにいたの?!」という人がいっぱいいて、初見時はあれを見ながら内心「えっ?えっ!誰っ?どこっ?」と思っていました。一番最初にあれっと思ったのは同じ列に出てきたKREVA。他にもミュージシャンぽい人の名前を見た気がして、「あれ?もしかしてミュージシャンも結構出てるの?どこにいた?」と思ったのですが、その十数秒後に二人並んで「小池百合子枝野幸男」の文字が。花森防衛大臣はどうみても小池百合子オマージュだったし、枝野幸男っぽいキャラもいたということでしょうか……と思ったけど、311のときの対応についての情報提供だったみたいですね。あと「えっ、どこにいたの!?」と思ったのは前田敦子(冒頭の海底トンネルのシーンで逃げてる女の子だったらしい)。そして本当の特別扱いは、野村萬斎だったという……w


あと私の周りで盛り上がってたテーマは石原さとみの英語はアリかナシか」。私は彼女は、エヴァンゲリオンのアスカ(でもちょっとミサト風味)の立ち位置だったと理解してたので、いろいろ「ヘン」でもあまり気にしなかったんですよね。実写だけどアニメキャラだから。ボリュームのあるロングヘアをやたらなびかせてたのもアスカっぽいし(そして市川実日子綾波レイっぽい立ち位置かな、と)。

長々書いたわりに内容がなくて自分でも悲しくなってきますが、観てしばらくの間は、熱病のようになって、会う人会う人にシンゴジラの話をしてましたね。感想を話し合ったり、いろんな人の批評や感想ブログを読むのも楽しかった~。文句なく2016年No.1映画だったと思います。そういえば石破茂までブログにシン・ゴジラの感想を書いてましたよね。超まじめなやつ(笑)。

blogos.com

そうそう、2017年2月に改めてこの映画を振り返って思うのは、「今の高橋一生ブームはここから始まったよなぁ」ということ。かなり印象に残る役柄で、シン・ゴジラをきっかけに彼を認識した人も多かったんじゃないかなと。個人的には2016年冬にドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を見ながら「ヒラマサ役は星野源じゃなくて高橋一生が良かったんじゃないかなあ」と思っていたクチなので、昨今の高橋一生ブームにはちょっと驚いています。

 


【2位】この世界の片隅に

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2位は、こうの史代原作のアニメ『この世界の片隅に』です。シン・ゴジラと並んで1位が2本にしようかとも思ったのですが、一応2位ということで。限りなく1位に近い2位です。見ている間、何度も泣きそうになってしまい、ずっと我慢してたら頭が痛くなっちゃった。そしてそして、能年ちゃんをキャスティングした人、素晴らしいな……。

これ、テアトルシネマ系の配給だったんで、ずいぶん前から予告編は見ていたのです(普段からよくテアトル系で映画を見てるので)。最初、無料チケットを持ってる新宿テアトルで見ようとしたんだけど、人気すぎて全然席が予約できず、放映する映画館が増えて渋谷ユーロスペースでもやるようになったのでようやく見られたという作品です。

予告編を見ていた時点では、「戦争物なんだろうなー、舞台が広島ってことは原爆モノかなぁ。能年ちゃんは好きだけど、それならあんまり見たくないかな……」と思って、正直敬遠していました。でも、まわりの人たちがあまりに絶賛するので、見に行ったわけです。先入観を捨てて見てよかった。戦争の話も、原爆の話もしているけど、だけど戦争物でも原爆物でもないんだよね、この作品は。

戦争って自分の日常からは遠いというか、“歴史”に近い存在になりすぎていて、「日本の現代史において、かつて戦争をしていた時代があった」みたいな感覚になっていたのです。でも本当は、普通に日常を送っている中で戦争が始まって、それぞれに不便や我慢を強いられてる……という感覚のほうがリアルだったんだろうなと。今の私たちの生活と本当はつながっているのに、そういう感覚がなんというか、肌感覚としてなかったんですよね。それに気付いたとき、物語がぐっと自分に迫ってくるというか、ものすごくリアルに輪郭をもって頭の中で再構築される感覚が、心地よかった。

最初はただストーリーを追うだけだったけど、途中から「すずさんはおそらく、私の祖母と同世代だ」ということに気付いて、帰りは亡くなった祖母を思い出しながら渋谷の街をふらふら歩いて帰りました。私の祖母は浅草生まれで、使用人がたくさんいる大きな洋品屋のお嬢様だったらしいので、多分すずさんとは全然違う日常を送っていたのだろうけれども……。

映画を見終わってすぐ、原作を買って読みました。原作に極めて忠実に映画化されていること、でも原作で詳しく語られている遊郭のリンとのエピソードだけが意識的に減らされているのが一番の驚きだったかな。映画以上の情報量なので、映画を見て良かったと思う方には原作を強くオススメします。

あと、劇場ではパンフレットが売り切れていて買えなかったので、そういう方にはこちらをオススメ。

この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック

この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック

 

 「この世界の片隅に」は、一回見ただけなんですよね。感想を書いてたら、また見に行きたくなってきちゃった。普段の自分なら多分あまり見に行かなかったタイプの映画だと思うのですが、そういうので大当たりしたという意味でもとても印象に残った作品です。"アニメーション"という言葉の原義(animate)は「命を吹き込む」ということで、そういう意味で正しく原作のマンガを動かし、声をのせることで命を吹き込んでいるのだな……と思いました。アニメ映画を見てこんな気持ちになったのは、正直初めてです。


【3位】SCOOP!

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1位「シン・ゴジラ」、2位「この世界の片隅に」はネットでもめちゃくちゃ話題になっていたので同意してくれる人も多そう。「3位は『君の名は。』あたりじゃないの?」と言われそうですが違います。前編にも書いたけど、私、全然ツボらなかったんですよね、あれ。

というわけで第3位はというと……大根仁監督、福山雅治主演の「SCOOP!」です。「え、それ、観てない」という人も少なからずいそうですが、これ、めちゃくちゃ面白かった!映画の醍醐味をギュッと凝縮したような、本当に面白い映画でしたよ。

わたしはこれ、公開から大分経って、やってる映画館も大分減ってから観ました。福山雅治は別に好きじゃないし、しかもパパラッチの話だしなぁ……と思って気が進まなかったんですよね。大根監督がTwitterでツイートしまくっていたのを見てなかったら、多分観にいかなかったと思う。んで、見終わった直後の感想は一言、「もっと早く観ておけばよかった!」という後悔でした。これ、めっちゃ良かった……!興奮して、映画見た後にツイート連投しまくってしまったので、以下それを再構成して載せますね。

 ↓ ↓ ↓ 

実はわたくし、福山雅治がいいと思ったことが人生で一度もなかったのです。イケメン嫌いだし。ああそれなのに。「SCOOP!」を見て、生まれて初めて福山雅治がかっこいいと思ってしまったよ…くたびれた中年なのに!ヒゲ生えてるのに!カメラマン補正ズルイ‼︎あんなん、二階堂ふみも吉田羊も惚れるわ…。

そう、メインキャストがみな素晴らしいのです。この3人と滝藤賢一、そしてリリー・フランキー。まったく、胡散臭いオッさんを演じさせたらリリー・フランキーは最強だよね。

SCOOP!は、くたびれた堅気じゃない商売の中年男と、若い女の物語。観ながら思い出したのは角川映画の「探偵物語」でした。松田優作福山雅治薬師丸ひろ子二階堂ふみ。昔見たときは薬師丸ひろ子の立場で見てたけど、今は福山雅治と吉田羊の気持ちで見られるようになった。大人になるってそういうことだ…。

観る前は「パパラッチの気持ちなんて分かんないし、写真週刊誌の鉄火場みたいな現場なんてさすがに知らないしなぁ」と思ってたけど、そんなの関係なく引き込まれた。ああいう容赦ないやりとりとか、女子の扱いとか、ハチャメチャな人たちとか、今の出版社には居なさそうだけどね。真面目なエリート編集者多いし。

さんざん下世話な話(下ネタ多め)をテンポよく重ねて盛り上げておいて、途中から綺麗なシーンだの衝撃的なシーンだのうるっとくるシーンだのポンポン突っ込んできて観客を泣かせるのずるい…!映画館のあちこちで笑い声や泣き声が上がってた。うう、面白かった。なんという“やられた”感。あとエンドロール。協力とか提供とかいろんなクレジットを「へ~」と思いながら見てたんですが、「差し入れ提供:TENGA」に笑いました。そんな差し入れってあるんですね…(笑)。

……とまあ、こんな感じ。我ながら興奮しすぎ(笑)

一つだけ出版業界の端っこにいる人間らしい感想を言うなら、あのクラスの雑誌(映画のモデルになっている編集部はFLASHとかFRIDAYあたり)で「目指せ30万部」は寂しいねぇ…と思いました。今、総合週刊誌の発行部数ってあの程度なんだっけ?と思って調べてみたら、FRIDAYが25万。たぶん今週刊誌で一番数が出てるのが週刊文春で66万部、週刊新潮で45万部でした。そうか……結構リアルな数字だったんですね……。


【次点】永い言い訳

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シン・ゴジラこの世界の片隅にSCOOP!と3本で終えても良かったんですが、もう一つどうしてもこのグループに加えたかったのが「永い言い訳」。気がついたら後編で紹介している4本全部邦画ですよ。まさかこんなに邦画が豊作だと思わなかったよね、2016年。

永い言い訳の主人公は、テレビにもよく出ている人気者の小説家(本木雅弘)。しかし彼は遅咲きで、売れるまで長いこと腕の良い美容師である妻(深津絵里)に養ってもらっていた。妻は、学生時代の友達と一緒にスキー旅行に出かけるが、乗っていたバスが崖から落ちて、事故で亡くなってしまう。そして妻が亡くなったそのとき、主人公は若い女性編集者(黒木華)と不倫の真っ最中だった……。

妻が事故死。普通ならショックでごはんが喉を通らなかったり、妻の思い出にひたったり、家の中にあるあれこれにいちいち妻を思い出したり……としそうなところなのに、主人公は一切そんなことがない(びっくり)。ひどい男だしあまりに自分勝手だし……というのが延々描かれます。凄いなと思ったのが、妻の葬儀が終わったあとで、主人公が自分の名前をエゴサーチするシーン。名前と一緒に検索していたワードが本当に自己中というかナルシストで…ひどいんだけど「これは自分だ」と思ってしまう人もいるかもしれないし、そういう人にはグサグサ刺さる映画なのではと思うわけです。

西川美和監督は、こういう人のいやらしさとか意地の悪い部分を描くのが本当にうまい。普通ならスルーするような心のひだ(の嫌なところ)を丁寧に丁寧に描き出すのが上手だよなあと思うのです。でも、人の意地悪な部分を描きながら、ベースの部分では人間が好きなんだな、というのが感じられる描き方なので、後味が悪くないんですよね(優しい人なんだろうなあ、と会ったこともないのに勝手に思っています)。

で、そんな主人公は、妻と一緒に事故で亡くなった妻の友人の遺族と出会うわけです。主人公とは逆に、愛する妻がこの世から消えてしまったことに未練たらたらな男と、小さな子ども達。この男を演じているのが、私は最後までずーっと「キム兄木村祐一)」だと思っていたのですが、違いました……竹原ピストルでした……スミマセンスミマセン。よく見たら全然似てないし。


竹原ピストル /よー、そこの若いの (Short Ver.)

ちなみにこれ、西川監督が書いた小説が原作で、それを自分自身が監督するという珍しい映画化パターン。原作の小説では複数の登場人物の視点で話が進むため、もっといろんな人の心の中を覗けるようになっています。特に、妻の視点が詳しく書かれているのがいい。原作もすごくいい小説です。Kindleで買ってあっという間に読んでしまいました。おすすめ。

永い言い訳 (文春文庫)

永い言い訳 (文春文庫)

 

 

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

……ということで、延々と書いてきましたが、振り返ってみればなんと、1~3位&次点の全4本、すべて邦画でした!!!自分が見た映画の振り返りは結構長いことやってるんですが、こんなこと初めてだ……。良かったら、この4本以外に去年見た映画の感想もまとめてますのでご覧ください。

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 2015年以前はこちら。

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新国立美術館の「数字の森」、めっちゃ綺麗でした!

六本木の新国立美術館、つい最近できたばかりと思っていたら何と開館10周年なんですね。開館10周年を記念して展示されたインスタレーション「数字の森」を見てきました。おおお、綺麗だ~!!!

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天井から6万点の数字がぶら下げられているという作品です。設営、大変だったろうなあ……w

 

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作品を手がけたのは、フランスのエマニュエル・ムホー氏。45歳の女性建築家・デザイナーで、色を三次元で見せる作品作りを続けており、「ABC Cooking Studio」のデザインも彼女が手がけているものだそう。言われてみれば色使いが似てる。 


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ここの展示で写真撮影OKって珍しいよね。みんな熱心に写真を撮っていました。しかも入場無料で、なんだか申し訳ないくらい。とってもたのしかったですよ。

 

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ぼんやり数字を眺めてただけで終わっちゃったけど、実は「隠れてる女の子とネコを探す」というお楽しみもあったみたいですね。気付かなかった~!!!!(残念)詳しくはこちらの記事を。

withnews.jp

新国立美術館といえば、近くにこんなお店があったなあ。

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最近そういえば美術館・博物館ネタを全然ブログに書いてなかったです。ここじゃないけど、もう一つ六本木の大きな美術館で見たコレ、もう4年近く前になるのか……(遠い目)

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