夕方、グラグラッとかなり大きな地震が。震源地は千葉だったみたいだけど、東京東部が震度5まで行ったのは久しぶりなんじゃないかなあ。大きな揺れが長いこと続いて、かなり怖かった。
揺れた直後、電車がストップ。私鉄は比較的走っていたみたいだけど、私が乗ろうとしていた東京メトロは全面ストップだった。ホームに停車している電車の中でじーっと復旧を待っていた…が、2時間以上待っても「安全確認が終わっておりません、終わってもすぐに復旧する見込みはありません」なんて言ってて、結局復旧まで3時間くらいかかり、終電近くまで一日ダイヤが乱れてたみたいだった。
で、予想通りというかなんというか、携帯電話は通じにくくなってた。輻輳(ふくそう)といって、一カ所に通話が集中すると、キャリアが通話制限をかけるので電話がかかりにくくなる状態です…って、仕事の原稿みたいだからこれ以上書かないけれど。電話がかかりにくくなるのは分かってたので、メール中心に連絡を取ってたんだけど、メールも結構遅延してた様子。
しかし、強い揺れとはいえ、ほとんど負傷者が出ない程度の地震でもこれだから、もっと大きい地震が来たら、首都圏は完全に麻痺しちゃうのだろうなー、なんて動かない電車の中で考えてしまいましたよ。交通も、通信も。
iモード/EZwebの災害掲示板は震度6以上で設置するということなので、今回は設置されなかったみたいだけど、音声通話よりはメールとかこのての通信サービスのほうが通じやすいはず。音声通話で連絡取りたい場合は、171番にかけると30秒の伝言メッセージを録音・再生できる「災害用伝言ダイヤル171」というのもあります。いざっていうときのための連絡方法は、家族や親しい人との間くらいは決めておくといいかもですね。
それにしても、電車の中で長い時間閉じこめられていたおかげで、本1冊読めました(笑)
あちこちで話題になってて、買ったまま読むのを忘れてた「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」。字は大きいし薄い新書だしで、あっという間に読了。
「さおだけ屋はなぜつぶれないか」「住宅地の高級フランス料理店、どうしてやっていけるのか」とか、身近でしかも「たしかに謎だ」と思う事例から説き起こして、会計の基礎の基礎を教えてくれる本でした。面白かったけど、さすがにちょっと易しすぎたかな(^^ゞ
もともと会計とは何の関係もない勉強&仕事をしてたんですが、最近決算関係の記事を書くことも多いので、せめて決算報告書くらいは読めるようになろうと思ってちびちび学習中なのです。どなたか、おすすめの本があったら教えてくださいませm(._.)m