天使だった少女のその後
最近驚いたニュースの話です。
ちょっと前に(…と思ったら98年って書いてあるんで「もうそんな昔だったっけ」と驚いたんですが)、「天使の歌声」とか「奇跡のソプラノ」という肩書きで人気を博した少女ソプラノ歌手、シャルロット・チャーチを覚えている方はいらっしゃるんでしょうか。
デビューアルバムのころのシャルロット嬢、12歳
弱冠12歳でデビュー、まさに天賦の才能、奇跡の美声でクラシックの名曲を歌い上げる可憐な少女、シャルロット・チャーチ嬢。当時私も「イイ声だな〜」と思いつつもそのまんま忘れてたわけですが、ネットの音楽サイトでニュース見てたら、久しぶりに彼女の名前を発見しました。
なになに、久しぶりに新譜発売とな?
ではそのジャケ写を…
シャルロット嬢、19歳。最新作“Tissues And Issues”のジャケ写です。
ええっとこれは…マドンナ???
元ネタは「天使からビッチへ……シャルロット・チャーチの華麗なる堕落」っていう記事なんですけどね。
なんでも彼女、16歳を過ぎたあたりからいろいろあったらしい。
最近の変貌ぶりを考えれば何の不思議もない。なにせ16歳を過ぎた頃から、大酒を呑むわ、煙草は吸うわ、彼氏ができたと思えば不良少年……というお騒がせ娘に変身。交際に反対するママとは大喧嘩、2人目の恋人と別れた後にはセックス秘話を暴露されたりもした。地元ウェールズで呑み歩く姿の写真はタブロイド紙の定番となっており、ついにはオアシスのリアム・ギャラガーから「俺の後継者はシャルロット」と太鼓判を押されるほどの立派なビッチに成長してしまったのだ。
とまあ、別人のように大変身してしまった、という話なのでした。
でも、子どもの頃に人気が爆発してしまった子役とかって、大抵その後すごく苦労するのが世の常のような気も。杉田かおるでしょ(最近はバラエティで人気)、間下このみでしょ(アメリカへ渡ってカメラマンに)、それからそれから…安達祐実ももがいてる感が漂うよねえ。結局、子どもの頃にできあがってしまったイメージが大きすぎるから、そこから抜け出そうとして苦しむのだろうなあ…。