チョコレートの話
1月も終わりが近づき、やたらと活況を呈してきているのがチョコレート売り場。専門店はもちろん、ソニプラみたいなお店でもいろんなチョコがところ狭しと並んでいますよね。
写真は、日比谷シャンテ地下の輸入食品店で撮ったモノ。右の写真はDolfin Chocolatというメーカーのもので、ベルギーのチョコのよう。読み方は「ドルファン・ショコラ」かな。カカオ88%タイプとか、「ホットマサラミルクチョコ」とか「ピンクペッパー入りチョコ」とか面白そうなチョコがいろいろ。
下は、同じお店で売っていたMajiani(マイアーニ?)というイタリアのメーカーのチョコレート。本社はボローニャにあるようです。チロルチョコみたいで可愛い〜!でも、チロルチョコよりだいぶ高くて、1粒120円でした。
高級チョコといえばゴディバくらいしか知られてなかったのも今は昔、ピエール・マルコリーニ、ジャン・ポール・エヴァンなどなど値段設定高めの専門店があちこちにオープンしてますねえ。今年の話題は「デルレイ」あたりなのかな。
魅惑的な商品がいろいろ売られていると、くいしんぼかつ甘モノ好きな私としては当然買って食べてみたくなるのですが、チョコレートだけはなかなか手が出せないんですよねぇ……。
理由は、量を食べられないから。板チョコだったら1〜2カケでいいし、トリュフ系も、正直、1つの3分の1程度でいいくらい(残すわけにいかないから1粒食べるけど)。舌は「おいしい」って感じるんだけど、脳と胃が受け付けてくれないのです。
「食べたい」とは思うけど、1粒だけ下さい、なんて頼みにくいし。
そんな私ですが、チョコレート王国・ベルギーに行ったときは楽しかったですよ。街のあちこちにチョコレート屋さんがあるので、おみやげと称していろんなお店のチョコを買ってました。包装も結構ラフなので、気になるヤツをそっと一粒だけつまみ食い(笑)
包装がラフなのは、チョコレートがギフトじゃなくて、“日常の食べ物”だから。カフェでコーヒーを注文すれば、チョコレートが1〜2つついてくるのが当たり前だし、外でご飯を食べても、食後にチョコレートが出てくる。街を歩いていても男の人がポケットからチョコレートを取り出して、歩きながらもぐもぐ食べてたりするんですよ。
東京では寺町においしい&歴史の古い和菓子屋さんがあるように、ベルギーでも古い街にはその街で長いこと営業している老舗のチョコレート屋さんがあったりするあたりも素敵でした。ホント、生活に根付いてるんですよね。みんなが毎日食べるものだから、当然、値段も手頃だし。
…で、東京のチョコレート事情に話を戻すわけですが。ええと、最近のチョコレートって、高すぎやしませんか(^^;
いや、もちろん昔ながらの普通の値段のものもあるんだけど、「ベルギー直輸入」「スイスから空輸」なんてやつだと、1粒300〜500円とか当たり前だし…。そういえばこのあいだ、ライターさんからWittamer(ヴィタメール)のチョコレートをいただいたんだけど、あれもベルギーの値段と東京の値段と、全然違うんだろうなあ…
チョコレートのプロモーションはバレンタイン商戦を見込んでこれから本格化するわけですが、知名度が低くて高いチョコレートって、きっと女の子のお腹に入ってるんだよね。だって、男の子にあげても価値を分かってもらえないもの(^o^;;;;