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主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

「若冲と江戸絵画」展(1)展示概要編

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上野にある東京国立博物館で開催中の「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」に行ってきました。
タイトルの(1)って、「何回書く気なんだ!」状態ですが、見所たっぷりだったので分けないと散漫になっちゃいそうな気がして。とりあえず今回は全体の話を。

最初に、この企画展の概要から。今回の展覧会は、ジョー・プライス&エツコ・プライス夫妻の江戸絵画コレクション600点の中から、伊藤若冲のものを中心に101点を展示したもの。伊藤若冲のほか、長沢芦雪 、森狙仙、酒井抱一、鈴木其一などの作品もたっぷり堪能できます。

展覧会は平成館の2階をすべて使っており、5部構成+特別展示室になっています。このほか、同じく平成館の1階で「プライスコレクション 若冲と江戸絵画−あなたならどう見る? ジャパニーズ・アート−」もやっており、こちらも必見。お子様向けっぽいテイストですが、夢中になっているのは大人です(笑)

さて、五部構成&特別展示室の内容は以下の通り。
 第一章 正統派絵画
 第二章 京の画家
 第三章 エキセントリック ←ここが伊藤若冲
 第四章 江戸の画家
 第五章 江戸琳派
 特別展示室 光と絵画の表情 ←ガラスケースなし

第三章が伊藤若冲の作品がいっぱい展示されている部屋で、「若冲ルーム」になってます。有名な升目書きの屏風絵「鳥獣花木図屏風」(白い象さんのアレです)もここ。部屋の奥にドドーンと飾ってあります。

特別展示室は、なんとガラスケースなしで作品を展示、しかも数十秒ごとに光のあて方を変えて作品を見せる、という非常に意欲的な試み。

なにしろボリュームたっぷり、おなかいっぱいな企画展ですので、時間がない方は第三章と特別展示室を中心にするといいかもしれません(この2部屋を見れば、プライスコレクションのうち若冲の作品は全て見られます)。

そうそう、以下、おまけ情報を3つ。

 1.携帯用オフィシャルサイトから待受画面をダウンロードして、それをチケット買うときに見せると、100円引きになります。
 2.北斎展のときみたいに死にそうに混んでるかと思ったら、そうでもなかったです。土日でも恐れずに行ってみてください。混んではいるけど、並ばずに入れるし、入場規制もかかってなかったですよ。
 3.チケットの裏に、日付入りのハンコを押してもらうと、その当日であれば再入場が可能です。オススメは、早めの時間に見ておいて、いったん外に出て遊ぶなりご飯食べるなりして時間を過ごし、同じ日の入場締め切りぎりぎりに再入場するという方法。入場が終わってからは当然空く一方なので、激混みの若冲ルームもおちついて見られます。

#エントリの最後に、恥を忍んで告白。私これまでずーっと、伊藤若「沖」って書いてました。正しくは伊藤若「沖」です。さんずいじゃなくてにすいだったのね…は、はずかしひ。でもきっと私と同じような勘違いしている人がいるだろうと信じて、こっそり過去ログを直すことはしないでおきます。

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