ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

立って入る温泉――鉛温泉「藤三旅館」@花巻温泉郷

今回の東北旅行、主たる目的はローカル線に乗ることだったので大した贅沢はしていないのですが、道中唯一贅沢したのが帰る前日の宿。「温泉宿に泊まりたい!しかもお湯がいいところ!」ということで、探してきたのが鉛温泉の「藤三旅館」。

花巻駅、新花巻駅からクルマで数十分行くと、花巻温泉郷があります。鉛温泉はその一つで、藤三旅館は、鉛温泉の一軒宿。ここにはかなり特徴のあるお風呂があり、すごーく楽しみにしていたのです。

namari_spa.jpg

これがそのお風呂「白猿の湯」(写真は撮れなかったので、公式サイトから借用)。何が変わっているかというと、深さが120〜130cmと非常に深くて、立って入るんです。お風呂のふちに寄りかかり、腕を組んで頭を載せて、立ったままでリラックス〜。立ったまま入るお風呂なんて、初めて♪

Namari onsen spa 02

窓の外は青い光でライトアップされています。2枚目の写真以下は自分で撮ったもの。

Namari onsen spa 03

写真にも写っているとおり、この日は残念ながらかなりの大雨。この旅館には、上の白猿の湯以外にもたくさんお風呂があります(しかも頻繁に男女の入れ替えがあるのでいろいろ入れる)。最初に入ったのは露天風呂だったんですが、露天風呂も雨を眺めながらの入浴でした。「雪見風呂、なら風情があるけど、まさか1月の東北で雨を見ながら露天に入るとは思いませんでしたねー」と、おばちゃんたちと話しながら、“雨見風呂”してました。

Namari onsen spa 01

まだ1月ということで、玄関脇の小部屋にはこんな飾り付けが。

namari_spa_dinner.jpg

ちなみにこの温泉、自炊部と旅館部があるのですが今回は旅館部に泊まりました。1泊1万2000円くらいだったかな。お料理は部屋出しです。珍しいものはないけれど、どれも丁寧に作ってあっておいしかった!自炊部だと格安で泊まれます(なぜか自炊部で食事付き、というプランも。それだと一泊4000円とかで泊まれます…)

お湯が素晴らしくよかったし、働いてる方(若い方もけっこういましたよ)も親切で、いやぁ、いい宿でした。また行きたいなぁ。健康ランドみたいな温泉も楽しいんだけど、やっぱりいいお湯の温泉に入ってしまうと、循環のお風呂じゃ満足できなくなっちゃうんですよねぇ。ここに行って以来「温泉行きたいなー」とことあるたびに思ってしまいます。んー、困った困った(^^;

鉛温泉 藤三旅館(WEB)
岩手県花巻市鉛字中平75-1 Tel.0198-25-2311