ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

洞窟ホテルは快適であった♪

実はワタクシ、今回でカッパドキア観光に行くのは3回目。カッパドキアといえば・・・という典型的観光名所(地下都市だの岩窟教会だの)はたいてい経験済みだったんですが、それでも「これは初めて!」ということが2つありました。それは「洞窟ホテル」と「ウフララ渓谷ハイキング」。

1つ前のエントリで、キノコ岩にハシゴをかけて人が登っている写真を貼りました。あの岩に人がくりぬいたらしき穴があったことにお気づきでしょうか?そう、カッパドキアの岩質はかなり柔らかく、容易に人力で掘ることができるのです。なので古くから、岩をくりぬいて作った穴の中に人が住んでいたのですね(今も住んでいる)。

ここまで書けば、洞窟ホテルという名から想像ついた方もいるでしょう。岩をくりぬいて部屋を作ったホテルです。今までカッパドキアで泊まったのは近代的なホテルばかりだったので、今回は洞窟ホテルにしてみた、というわけ。

今回泊まったのは「lalezar(ラーレザール)」という洞窟ホテル。ギョレメ村の中にあります。


外から見るとこんな感じで、とても普通な感じ。でも、外側が壁じゃなくて岩なのはカッパドキアならでは。


中庭はこんな感じ。白壁に緑が映えて、キリム風テーブルクロスがかかったテントの下の空間は確かに素敵。でもこういう民宿も、よくある。

洞窟ホテルらしいところはどこかといえば、それはなんといっても客室です。写真は下に♪

これがツインの部屋です。ホントに岩をくりぬいて作ってるの、分かりますよね。この日はかなり暑かったのですが、中に入った瞬間にひんやりした空気が漂っている……(驚)。

宿のお兄さんによれば「室温は一年中23度、夏でも冬でも」ということ。半袖にショートパンツとかで寝てるとちょっと寒いくらい。以前から「洞窟ホテルは快適だ」とは聞いていたものの、実際に体験してみると、想像以上の涼しさにビックリしました。夏も冬もこの室温だったら、エアコンもストーブも要らないよなあ。私も洞窟の家に住みたい(笑)

私が泊まった部屋は、中庭から階段を上がった2階にありました。テラスのほか、こんな日影にじゅうたんを敷いたスペースも。

洞窟ホテル、要は岩をくりぬいた民宿なんですが、とても快適でしたです。機会があれば、ぜひどうぞ。ちなみに私が泊まった「Lalezar Hotel」は、全10室の小さなホテルです。Webサイトはこちら→