久しぶりに「滕記熟食坊」へ。2月半ばの西川口の街はいつになく静かだった
2月半ば、友人達と西川口の「滕記熟食坊」を久しぶりに訪問。大きなテーブルにビルトインされた巨大中華鍋で、お店の人が調理してくれるのを眺めつつ、鍋といっしょに、鍋肌で焼かれたとうもろこしパンを食べるという、中国東北地方の農村の家庭料理を楽しめる珍しいお店です。
鍋がやはりメインになりますが、鍋以外の料理もおいしいんですよね~。毎回いろんなのを試してみるんですが、どれも外れなし。
去年2号店もできたんですが、私はこちらの本店のほうが好きで、ついつい本店にばかり来てしまいます。
ところで……このお店を訪れた2月半ばの状況はというと。
中国では新型コロナウィルスが大流行し、武漢では(1月から)ロックダウン中。日本では横浜沖に停泊中のダイヤモンド・プリンセス号での集団感染が毎日ニュースになっていた頃です。
私自身は出かけるときにマスクするようになったものの、相変わらずジムにも通っていたし、映画館にも行っていたし。「コロナ、かかったら大変そうだけど、私免疫力高いし、まあ大丈夫かな」と普段通りの生活をしていました。
そんな東京(埼玉)でも、日本で暮らす中国人はほとんど外に出ていなかったみたいで、中国人の街である西川口は、普段よりも大分街を歩く人たちが少なかったです。
滕記熟食坊はすごい人気店なのですが、私たち以外お客がいなかった。2つ前に書いた池袋の中華+ムスリム料理店も、メインの客である日本在住中国人がすごく少なかったので、いつになく空いてたんですよね。
日本人に比べて、中国人の人はすごく気にしてるし、外を出歩かないようにしてるんだな……というのを強く感じた西川口・滕記熟食坊オフでありました。