池袋の「家庭料理 楊」、汁なし担々麺が辛くなくなったみたい?
前回、中国人に人気の池袋の中華料理の店をご紹介したので、今回は日本人に人気の、池袋の中華料理のお店を。
暑い日が続くと、辛いものが食べたくなるよね、痺れ系とかいいよね、と、ある日の夜、久しぶりに行ったのが「中国家庭料理 楊(やん)2号店」。
池袋西口の人気店。ひっきりなしにお客さんがやってきます。
紹興酒、好きなんですよね……
漬け物のようなサラダのような前菜をつまみながらくぴっと。紹興酒は店内のかめからすくって注いでくれます。おいしー。
楊といえばこれ!汁なし担々麺、850円だったかな。パスタみたいな白くて断面丸い麺が面白い。こう見ると全然辛くなさそうだけど、混ぜて食べます。
混ぜるとこんな感じ!担々麺と言うよりスパゲティミートソースの趣……(笑)
お味は、山椒や豆板醤が効いた肉味噌が甘辛く、ナッツの風味がこってりと濃厚。味濃いめでおいしい。辛さも単に唐辛子だけでなく、山椒の辛さが……と言いかけて悩んだのでした。
あれ?楊の汁なし担々麺、辛くなくなってる……!
楊の汁なし担々麺といえば、「完食できなかった」という人もいるくらい辛さと痺れで超刺激的な味付けだったはず。しかし久しぶりに食べてみたら……あれ?辛くないよ?むしろ甘いよ??
後日、今度は週末のランチタイムにもう一度楊に行き、今度は「辛くつくってください」とオーダーしてみました。すると……、あ、今度はちょっと辛い。でも、以前びっくりしたほど辛くないし、痺れない……。あれぇ?
テーブルでちょっとしたアクシデントがあり、常連らしき隣のテーブルのご夫婦とたまたまおしゃべりしたので教えてもらったのですが、こちらの汁なし担々麺、辛すぎて残す人が続出したため、最近は味付けを辛さ控えめ、かなり甘めにして出しているのだそうです。以前の味で食べたい人は「辛さ増し増しで」と頼むのが吉、とのこと。えええ、そうなんだ!
そういえばここ、「孤独のグルメ」にも出たんですものね。初めてのお客さんも増えているということなのでしょう。確かにほかのテーブルを見てると残している人がいるし(甘いのに!)私がオーダーした「辛く作って下さい」くらいでは大して辛くなかったからな……次回行ったときは忘れずに「辛さ増し増し」と呪文を唱えようと思います。「辛くて旨い」は正義だからなぁ。
……せっかくなので、他の料理の写真も。
こちらも名物、水餃子。皮はもちもち、具はジューシーでおいしい。麻婆豆腐につけるとおいしいのです。
これ、好きなんですよね~。小さな唐揚げを唐辛子と炒めたやつ。唐辛子は香り付けで食べないので、食後はこんな感じ。
☆中国家庭料理 楊 2号店 住所:東京都豊島区西池袋3-25-5 TEL:03-5391-6803 無休
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