ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

蔵の街 真壁のひな祭り

とらこさん、かえるさん、Mさん、Kちゃんと5人で真壁のひな祭りを観てきました。私は初めてで、まったく概要を理解しておらず、最初は何がなんだか分からないまま歩き回っていたというていたらくだったのですが。

dolls and cat

まずは、クルマを停めた近所にあった、農家からスタート。ひな壇の前にいる招き猫がかわいい。

Hinamatsuri -Japanese Girls Festival-Hinamatsuri -Japanese Girls Festival-

運良く鋳造所を見学したりしながら、街の中をグルグル歩き回る我々。さんざん歩いているうちに、ようやくこのイベントの概要を理解したのでした(遅いよ>自分)。要するに街に住む人が自分の家にあるひな人形を飾り、この時期(2〜3月?)、一般の人にも開放して楽しんでもらいましょう、というものなのでした。1つしかないおうちはそれを飾るわけですが、旧家も多いんですよね。「去年は昭和のひな人形を出したけど、今年は明治時代のひな人形にしましょう」みたいなおうちも普通にあるところが凄い。

一番気に入ったのはこれ↓

Hinamatsuri -Japanese Girls Festival-

蔵のなかに飾られていたひな人形。昔のものだけあって、よく見ると、今のひな人形の常識とは全然違ってます。かなり自由。

セットになっている雛もいろんなのがあって面白い。五人囃子?はお膳を並べて丸く坐っているし、マトリョーシカみたいな赤いお人形は蓄音機に載っているし。

Hinamatsuri -Japanese Girls Festival-Hinamatsuri -Japanese Girls Festival-

戦前(昭和10年くらい?)のひな人形は、「桃太郎」とか「花咲じいさん」とか、「それ、おひなさまと関係あるの?」と聞きたくなるものもあって面白かったです。大正時代くらいまでは、立ち雛も多かったように思います。

全体としては、古い雛のほうが面白かったな。私の場合、ひな人形の店が立ち並ぶ浅草橋で育ったので、現代雛はゴージャスなやつを見慣れてるんですよね〜。ちょっとやそっと豪華なくらいじゃ、驚かないの(笑)

真壁のひなまつり
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