ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

キャラメルボックス版「容疑者Xの献身」

東野圭吾原作の『容疑者Xの献身』。ガリレオシリーズの中でもおそらく一番有名で、映画にもテレビドラマにもなっているこの作品を演劇集団キャラメルボックスが舞台化するということで、キャラメル好きのOさんほか友人数名と見に行きました。

キャラメルボックスでは3年前にも『容疑者Xの献身』を舞台化していて、そのときも私、見てるんですね……実は。前回のキャラメルボックス版を観たあとに原作も読んでの今回だったので、もちろんストーリーも(最後のオチも!)知ってるわけです。知ってるんだけど……それでも今回も泣かされてしまったのでした。悔しい^^;;

前回と同じく、湯川役は岡田達也さん。キャラメルボックスの中でも一番か二番に好きな役者さんなので嬉しい。そしてもう一人の主人公である石神哲哉役が、前回の西川浩幸さんからゲストの近江谷太朗さんに変更になったんですね*1。3年前に西川さんが演じてた石神は「この人いい人そう、悪いことなんかしなさそう、女性にもまったく縁がないってことはなさそう」って感じだったんですが、近江谷さん演じる石神は「いや、この人なら思い込んだらもしかして……」と思わせるものがあって、個人的には今回の近江谷さん版石神哲哉のほうがリアリティがありました。

もう一つ、「前回のとき、こんなに歯車の話してたっけ?」とか思いながら見てたんですが……終演後にチラシを見たら、加藤昌史さんがまっっっっっっったく同じ事(西川さんと近江谷さんの違い、歯車の話)を書いていて思わず笑ってしまいました。

というわけで今回の『容疑者Xの献身』、原作を読んでストーリーを知ってる私でも非常に楽しめました。一つだけ残念だったのは、ちょっと席が遠くて役者さんの表情まではよく見えなかったこと。といっても席が悪かったわけでもないので、私の目が悪いのがいけないのですが……あるいはオペラグラスでも買いなさいということかなあ。

6/3までは池袋で、6/7〜12は大阪で、その後はまた東京に戻ってきて6/15、16は北千住でやるとのこと。チケットはまだまだ買えるそうなので、興味ある方は劇場に足を運んでみては、ということで締めさせていただきます。→

*1:ゲストとは言っても、近江谷さんは元キャラメルの劇団員だったらしい。2002年退団とのこと