東京都写真美術館「写真はものの見方をどのように変えてきたか 第3部 −再生−」
東京都写真美術館の開館10周年記念展示「写真はものの見方をどのように変えてきたか」の話です。「誕生」「創造」「再生」「混沌」の四部作で展示を行う企画で、「第3部 -再生-」。なお、もう終わってます。
#チケット見たら、行ったのは7月だった…書くのすっかり忘れてたよ(汗
かえるさんのblogでもう第4部の話が書いてあったので、慌ててエントリ書いてみましたです。でももう記憶も曖昧かも…
第1部、第2部では「写真の歴史を見ていく」という趣旨の展示だったのですが、第三部ではずいぶん趣が変わってました。
第3部のテーマは、12人の写真家がどのように戦争と関わったか。12人の写真家とは、小石清、河野徹、木村伊兵衛、林忠彦、植田正治、濱谷浩、桑原甲子雄、熊谷元一、中村立行、大束元、福島菊次郎、東松照明。彼らの写真が10点前後くらいずつ(たしか)展示されています。
#第2部を見たときに「第3部はおそらく戦争写真。日本はおそらく、木村伊兵衛と土門拳の写真が中心になるのだろうなあ〜などと予想。」などと書いたのですが、見事にはずれました(^^;
第1部、第2部と、企画者の意図をすごく感じたんですが、第3部はちょっとブレちゃったかなあ…。「お!」と思う写真があるかどうかで、感想が決まる感じ。
私が「お!」と思ったのは植田正治氏の写真。砂丘に家族を立たせて撮った写真とか、とても実験的かつ個性的で惹かれました。もっとほかのも見てみたいなあと思いましたよ。
次は中村立行のヌード写真、東松照明の米軍基地写真でしょうか。
第4部は11月6日まで…忘れずに行ってこなくっちゃ。(._.) φ メモメモ