進化する南部煎餅
岩手のお土産といえば、おそらく1、2を争う知名度なのが「南部せんべい」。昔からある伝統的なお菓子ですが、最近は少しずつ変わっているんですね。
これ、自分で食べるつもりでバラで買ったおせんべいです。変わり種もいろいろ。いちばん話の種になりそうのが冷麺かな?食べると「冷麺?んー、そういわれればそんな感じも?」という味がします。マズイ系では全然ないけど、でもおいしいというよりはやっぱり面白い味。
よく見ると、奥の「甘くるみ」だけ、せんべいのベースの色がちょっと違うのが分かるでしょうか。生地に牛乳、バター(マーガリンかも)、たまごを使ったクッキータイプで、従来タイプより厚みがあり、割れ方もパリンというよりはホロッという感じ。「最近はクッキータイプが人気です」ということで試食させてもらったところ、たしかにクッキーみたいな味でおいしかったです。かぼちゃのたね、やきいもなんていうのもありました。
そうそう、ネタ系せんべいといえばもう一つ、辛い煎餅。「とうがらし」とか「激辛」とか数種類ありましたが、いちばん辛い「激辛」を、「ホントに辛いですけど大丈夫ですか?」と店員さんに心配されながら購入。翌日、車中でのおやつにしました。お味はというと……
“龍泉洞の水で作った烏龍茶”も念のため買っておいたのですが、別にお茶がなくても大丈夫、おいしくいただきました。ただとうがらしが種ごと4本くらい入っているので、辛いのが苦手な方はやめておいたほうがいいかも……。
#辛いものといえば、去年の暮れに食べたチキンは辛かったなあ(笑)
3メーカーくらいの南部せんべいを食べましたが、その中でいちばんおいしいと思ったのは「老舗 白沢せんべい店」というお店の南部せんべい。70年続いた老舗でどう味を守ったか、という話は、asahi.comのこの記事に詳しいです。
そういえば岩手では駅の売店で2枚いりとか3枚いりとかの南部せんべいを売っていたので、何度か買っちゃいました。今度東京の物産館で、南部せんべい買ってこようかな(笑)
白沢せんべい店
住所:岩手県盛岡市紺屋町2-16 TEL:019-622-7224