中岡慎太郎はどうして坂本竜馬ほど有名じゃないんだろう
今回高知に行って最初に驚いたことの一つが、高知の空港の名前が「高知龍馬空港」になっていたことでした。え〜、いつからそんなことに!
日本に幕末好きは多いですが、その中でも屈指の人気を誇る坂本龍馬。いや、ナンバーワンかも。高知・桂浜にも大きな銅像があります。
坂本龍馬と私♪
で、坂本龍馬の人気ぶりを見るにつけ不思議なのが「どうして中岡慎太郎は知名度が低いんだ?」ということ。坂本龍馬がどうして幕末の英雄なのかといえば、それはやはり薩長同盟の立役者だったからだと思うのですが、薩長同盟は別に坂本龍馬が一人でお膳立てしたわけでなく、中岡慎太郎といっしょにやったことのはず。
“刺客に襲われ、若くして暗殺される”という死に方がドラマチック?だったということだとすれば、しかし京都の近江屋で、龍馬が暗殺されたときに中岡慎太郎もいっしょに襲われているんですよね。数日後に命をひきとった中岡慎太郎も、同じく“若くして暗殺された”わけですが、彼について語られることは非常〜に少ない。
もう一つ、坂本龍馬といえば「海援隊」なわけですが、海援隊の知名度に比べて中岡慎太郎の「陸援隊」はあまりに知られていない(うわ、漢字も一発で変換しない……)。どうしてどうして〜???
こちらも桂浜で自分撮り〜。中岡慎太郎の銅像は室戸岬にある……のですが今回は見られませんでした。高知、広すぎ(汗
坂本龍馬と中岡慎太郎は完全に同格(歳も近い)だと思うのですが、龍馬に比べると、あまりに中岡慎太郎の扱いが小さいことが不思議だ、と今回高知に行って改めて思ったのでした。だれか理由を知ってたら教えて〜!!
どうも私は昔から、男性が複数名いたら地味な方が気になるタチなんですよねえ。歴史上の人物で一番好きなのは、西郷隆盛じゃなくて大久保利通だしなぁ。