ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

CountDownJapan 1日目

幕張メッセで行われた、CDJに参戦してきました!(12月28日&29日の前半2日間)さっそく、1日目の感想、いきます。

ちょっといろいろ不測の事態というか家庭の事情というかがありまして、最初から見ることは叶わず、1時間半くらい遅れてしまいました。なんとなく出遅れちゃっただるだるムードのまま友人と合流してごはんを食べて、スカパラの途中から見る……つもりが、MOONから流れてくる爆音が気になって覗いていくことに。BLEACHという超ハイトーンボイスのボーカルさんのバンドでした。ベースもドラムも女の子なのに、ボーカルだけ超痩身(しかも超高い声)の男の子?と思ったら……じょ、女子か!(驚)驚きながらスカパラへ。

東京スカパラダイスオーケストラ

超ベテランのスカパラさん。そういや、大学の園遊会にも来てた気がする彼ら。でも私、アルバム「Stompin' On DOWN BEAT ALLEY」1枚しか持ってないんですよねえ……曲、あんまり知らない^^;;
とはいえもちろん演奏上手くてのせ上手。踊ってる人たちもいっぱいいて、知らない曲ばっかりでも気持ちよく聞けました。さすがベテラン。

Perfume

スカパラをEARTHの真ん中あたりで見ていた私たち、終わるとともになんとなくなんとなく前進。うわぁ、ずいぶん前に来ちゃったよ!とビックリしながら撮ったのが上の写真です。本日の本命その1。

ということで初めての生Perfume。CDはずいぶん聴いてたけど(2008年に一番聴いてたアルバムは、Perfume「GAME」安藤裕子「chronicle.」だと思う……)、DVDやライブ映像は見ていなかったのでどんなステージなのか全然知らずにわくわくしながら見てました。始まったらドドドドドと前に流されて、結局前から10列目くらいでもみくちゃにされながら見ることに。周りは男の人ばっかりなので、背が高いわけでもない私は必死に跳ねて頭や背中の隙間から三人をのぞき見ておりました。け、ケガするかと思ったよ……^^;;

で、生Perfumeの感想ですが……ひと言で言うなら「ハマる人のキモチが分かりました」かな。もともとCapsuleが好きだったもので、「(Perfumeが好きな人は)なんでCapsuleじゃいけないのよ」と半ばやっかみ気味に思ってたんですよね。Perfumeは音だけじゃないんだね。あのパフォーマンスを含めてPerfumeなんだ、ということなのだろうなあ。なんといっても、動きがいいよね。テレビで見るとそれほどでもないんだけど、実際に動いてるのを見ると、指先に到るまで非常に気を使って踊っていることがよく分かって、なんともいえない色っぽさがあるんだよねえ。id:morio0101さんが「かしゆかがエロい」というのも、花侍ちゃんが「指先がエロいのよ」といっていたのも、実物を見たら一発で理解しましたw*1

セットリストもすごくよかった!「芥子色」もやってくれたし。上下上上下上下下の振り付けも楽しかったよ。あと、今度カラオケに行ったらコンピューターシティを歌おうと思ったよw

the band apart

この日、Perfumeに続いて「一度は生で演奏を見なくてはいかんなあ」と思わされたのがバンアパ。Perfumeと並んで初日の大本命です(私的に)。数年前に「K.AND HIS BIKE」にめっちゃハマって、こればっかり聴いてた時期があったんですよねえ。一度生で見てみたい!とチケットを取ったのに、(たしか)地震かなにかで電車が止まって見に行けず、そのときの分の再演は仕事が忙しくて見に行けず……ということがあって、今回初めて生で彼らを見ることができたのでした。

しかし、舞台に出てきたメンバーさんたちを見て、思わず「……え???」って声が出ちゃいましたよ。

だって、なんとなく若い人たちだと思いこんでいたのですが、出てきた人たちがえらくベテランの風格だったのだもの^^;; 特にベースの人が貫禄あって……(ベースの人、MC面白い!)。

で、生で見たバンアパの感想。「なんか、フュージョンっぽい???」CDのときは思いもしなかったんですが、生で見るとカシオペアとかT-SQUAREとかの演奏に近いものを感じたんですよねえ。CDで聴いても上手さは分かるんですが、実際に演奏しているのを見るとさらに上手さがよく分かるというか。曲の作り込みっぷりもよーーーく分かって、「この人たちの曲、むっちゃくちゃ難しいわ……」と口あんぐりしちゃいました。id:sakamasaくんは「あれだけ曲を作り込んでたら、寡作になるのも仕方ないですよねえ」なんて言ってたしw

なんというか、むちゃくちゃ上手いバンドの音をまったり聞かせてもらえる気持ちよさにたゆたっていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。「higher」と「Eric.W」を聴けたから、それだけでも大満足。いやぁ、耳福耳福(そんな言葉はないけど)。あ、ギターの人がむやみに激しいのにも驚いたな。

電気グルーヴ

バンアパのあとはもう一つのお目当て、電気グルーヴ。これを言うと意外がられるんだけど、実は学生のころ大好きだったんです……CD、何枚持ってるかなぁ。最近の曲はほとんど聴いてなくて、古いのばっかりだけど。

始まるまでは「新しい曲知らないけど、大丈夫かなあ」と不安に思ってたけど、始まったらそんなのすぐ吹っ飛んだ!「ホンモノの卓球だー!ホンモノの瀧だーーー!」とひとり密かにテンション上がりまくり。90年代ユーロディスコ曲を思い出させる打ち込み音を聴いていると「あ〜、これこそテクノ!」って思う。体に響くあの感覚、なんというかもう身体がよろこんじゃってイケナイ。

セットリストも、意外と知ってる曲が多くて嬉しかったですよ。まさか「VOLCANIC DRUMBEATS」「ガリガリ君」「かっこいいジャンパー」を聴けるとは……(「A」が一番好きだったもんで)。いやぁ、久しぶり&初めて生で見た電気はむちゃくちゃかっこよかったです。最近のも改めて聴いてみようかなあ。

OGRE YOU ASSHOLEbonobos

電気でほぼ完全燃焼しちゃったので、後半だけ聴きにいったOGREは放心状態だった、スミマセン^^;; 「コインランドリー」「アドバンテージ」と知ってる曲が聴けてうれしかったな。CDだとシャリシャリいう独特のギター音が印象的な彼らだけど、生で見ると実は意外と攻撃的な音なんだね、というのを知って収穫でした。「しらないあいず知らせる子」、いつもちょこちょこ早送りしながら聴いてるのでこんどちゃんと聴こうと思いました。反省。

bonobosはおとなしめな音楽をする人たちかと思ったら、踊れるというか陽気な曲が多くてちょっぴり驚きました。私が紛れ込んだところが結構熱烈なファンの人たちの塊だったらしく、周りがみんな踊りまくっているのにつられて私もがっつり踊ってしまった^^;; ライブの途中ですでに二の腕がプルプルいってたくらい踊った……。ふくらはぎがだるいぞ。

UNCHAIN

ラストはUNCHAINを半分くらい(途中抜けしたので)。「Across the sky」ともう1〜2曲しか知らないんだけど、男性ボーカルとは思えない高いキーの曲をやる人たちなので、ライブはさぞかし大変だろうなあと思っていたのですが……実際に見たらえらい安定していて驚いた。あの高さで、よくあれだけ安定して(音程も声量も)歌えるなあと素直に感心。あと演奏もえらく上手くて、いろいろびっくりしました。

UNCHAIN、私の周りでもめちゃくちゃ評判よかったです。うまくてかっこよくて安定してて、非の打ちどころがないUNCHAINなのだけれど、だめなんだよねえ、かえってそういう人だとそそられないんだよなあ……こういうメンタリティだから、素直に売れてるバンドにはまれないんだろうなぁ、私(悲)。「すごくカッコイイと思う、でも私はハマらないだろうなあ」とちょっと寂しく思いながら帰りました。

ダラダラな感想でスイマセン。2日目の分も書くぞー(たぶん)。

*1:なんか二人とも感想が「エロい」だなぁ^^;;