身延線全線乗ってきました&下部温泉につかった話
手元にあるのは、あと1回分の18きっぷ。期限は来週までだし、さて……ということで先日、18きっぷで日帰り旅を決行してきました。今回のメインの目的は「身延線」。山梨県の甲府と、静岡県の富士を南北に結んでいる路線です。イメージとしてはちょうど富士川沿いに走ってる感じ。
身延線、以前静岡から富士宮まで乗ったことはあるのですが(そのときの話はこことかこことかこことか。むぅ、2008年ってことはもう4年も前の話なんだ……)、そのときは富士から富士宮までの短い区間だったんですよね。今回は全線乗るぞ!ということで、まずは甲府へ。朝、ちょうどいい時間にホリデー快速の小淵沢行きがあったのでそれに乗ってぴゅーんと甲府へ行きました。旅はここから始まる……
これが身延線(@甲府駅)です。二両編成の可愛い列車、ワンマンカーです。これに乗っていざいざ出発。
本来なら、身延線沿線の最大の観光地は身延駅。ここで降りてバスに乗り、久遠寺を目指すのが普通だと思うのですが、桜の時期にはちょっと早いし、バスに乗って往復してたら多分時間的にその先がキツくなる。……ということで久遠寺は諦めてここへいくことに。
「武田信玄の隠し湯」として知られる、下部温泉です。ちっちゃな駅を降りてちょっと歩くと、温泉街が連なっています。
……の前に駅の写真をもう一枚。なんか可愛くて撮りました♪
これは梅かな?ピンク色の春らしいお花ごしに橋をぱちり。この橋、人が渡るのをセンサーで感知して音楽がなるんです。春夏秋冬、季節に合わせた曲や鳥の鳴き声が数種類用意されているそうで、私が渡ったときものんびりと童謡が流れてました。
下部温泉で日帰り入浴……というとまずヒットするのは「温泉会館」なんですが、今回はそこではなく「かがみゆ」さんでお風呂に入らせていただくことに。800円です*1。
お風呂の構成は、内湯が二つ、露天が一つ。ここは川沿いの露天風呂が特徴なのですが、寒い時期はやっていないんですね。行ってみたら、「今年はちょうど今日から始めましたよ」ということで、露天風呂初日に入ることができました。ラッキー♪ 手作り感ある素朴なお風呂でとても気持ちよかったです。
初日の露天風呂って面白いですね。岩の底がまだ冷たいんです。ここの温泉、お湯がぬるめなこともあって(多分加温も加水もしていない、ホントに掛け流しなんだと思う)、お湯に浸かってると底の岩に当たる足やお尻がひんやり冷たい、という珍しい体験をしました。そしてそして、おそらく冬の間、温泉の岩陰に隠れていたのであろう沢ガニがおぼれていました……かわいそうに^^;;
下部温泉はケガや火傷に効くのだそうです。上にも書きましたが、ホントにぬるいお湯*2。ぬる湯好きの方にはツボなんじゃないかなあ。かがみゆのご主人にも「お湯がぬるいから、ゆーっくり入ってね。最低一時間」って言われたくらいです。列車の時間があるから一時間は入れなかったけど、ホントはもっとゆっくり入りたかったな……。