ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

イタリアで食べたものいろいろ(旅行記番外編)

……ということで、書きかけで4カ月近くも放置してしまったイタリア旅行記はなんとか終了。さいごに番外編ということで、イタリアの食べ物の話をサクッと、miil写真でご紹介したいと思います。

 

●イタリアの朝ごはんは大抵甘いパンなんだね

イタリアの朝ごはんは結構印象的でした。ローマとナポリでちょっと違うんだけど、「甘いパンをがっつり、そしてコーヒー」という基本線は同じ。

 

これはナポリ最後(多分)の朝ごパン。こちらに来て分かったのは、イタリアの人は朝からガッツリ甘い菓子パンを好むということ…「ヘビィすぎないか?」と最初は思ってたけど、カプチーノと一緒だとイケるんだこれが。

 

http://instagram.com/p/akZvZqOgEa/

 

こちらもナポリの朝ごパン。クロワッサンは甘い生地でザラメかけ、真ん中は小さなチョコクロワッサン、左側の貝型のはパリパリした食感でレモンピール入り。で、この貝型のパンがナポリ名物なのです。後日、お菓子屋さんにこのパンだけ買いに行ってきました。

 

http://instagram.com/p/al0FsgugCX/

 

こちらが専門店の貝型パン「スフォリアテッラ」といいます。パリパリしたパイのパンなのですが、パリパリ具合がかなり強くて独特。中はレモンクリームのものが多いみたい。気のせいかもしれませんが。

 

ローマの空港ラウンジで食べた、イタリア最後の食事。やっぱり朝は甘いパンだ…w

そうそう、この空港ラウンジ、ちょっと感動したことがあったのです。

これ、アリタリア航空のラウンジなのですが、流石ですねー。セルフの食事コーナーなのに、ちゃんとバリスタがいて、コーヒーいれてくれるんです。

 

●ローマ郊外「ピラミデ」は、ごはんもおやつもおいしい街だった

ローマ中心部からちょっと外れたところに「ピラミデ」という街があります。「ん?ピラミデ?ピラミッドみたいだな……」と思いながら地下鉄を降りてビックリ。ほ、ホントにピラミッドがあったよ……!

 

種明かしをすると、ローマ時代にエジプトに行ったあるローマ人がいたらしいんですね。エジプトに行ったそのローマ人、現地でピラミッドを見て大感動。「これ、すげー!なに、墓なの?墓?決めた、俺死んだらこの墓つくる。ローマにピラミッド建てちゃう!」と決めたんだそう。で、そのピラミッドが今も残っている(私が見たときは修復工事中だった)というわけ。いやぁ、こういうバカな話、私大好きw

 

さて、どうしてピラミデにやってきたのかというと、ある料理を食べるためだったのです。日本にいると「イタリア料理」でひとくくりだけど、実はイタリア料理って街によっていろいろある、というか全然違うんですね。ローマはカルボナーラやローマ風ピザ(皮が薄くてパリパリ)が有名ですが、実は内臓料理も有名なんだそう。で、特においしいお店は……と探したら、ピラミデのあたりに屠殺場があって、そのあたりは内臓料理がおいしい店が多い、とのこと。私も行ってきました。

 

そんなわけで、ピラミデの内臓料理屋さんへ行って、トリッパだの小腸のリガトーニだの茹でタンだのを堪能しました。イタリアでもホルモンヌ。いやぁ……これ、めっちゃおいしかった。

内臓料理を堪能したあとは、イタリア菓子を食べにピラミデ駅の反対側にある「カフェ アンドレオッティ」へ。小さいサイズのお菓子(美味しい!)三つとカフェラテで3.5ユーロ。大きなボトルのミネラルウォーターを頼んで、随分長居してしまいました。写真撮ってないけど、ジェラートもめちゃ美味しかったんですよねえ。あちこちでジェラート食べたけど、今回NO1かもしれない、ってくらい美味しかった。

 

●本場のカルボナーラを食べました

イタリア旅行最後のディナーは、その名も「ラ カルボナーラ」という店でカルボナーラをいただきました。向かいに写ってるのは、モッツァレラチーズのサラダ。白くて丸いの、玉子じゃないですよ。モッツァレラが塊でドーンと載って来るのがこちら流らしいです。

 

ほかにもいろいろ食べたけど、デジカメで撮った写真を掘り始めるときりがないので、イタリア旅日記はこれにて終了。あー楽しかったー……のに細かい部分をいろいろ忘れ果ててて反省。やっぱり旅日記は記憶が鮮明なうちに書かないとだめですね。

次回更新分からは、また日常というか、東京の話に戻ります。