かき氷を求めてホットケーキ&ポルボローネに出会った@大泉学園「甘味処 華樓」
ど迫力の宇治金時がある、とケーキ日記のhalfpersonさんに教えていただき、ある日池袋の用事の前に大泉学園へダッシュ(詳細はトーキョーウジキントキ「洋菓子職人のおじいさんが作る、迫力の“宇治金時”」で!)、「甘味処 華樓」というお店に行ってきました。かき氷を食べに来たはずなのに、「ホットケーキ始めました」の貼り紙に視線が吸い寄せられちゃって……。
というわけで、こちらがそのホットケーキです。端正な姿に惚れ惚れ!なかなかみかけないルックスだと思うんですが、どうでしょう。じっくり時間をかけて焼いたホットケーキは厚くてふっくら。タネに「生じゃない」ギリギリに熱をかけて焼き上げたふわっとしたホットケーキ、食べながら「おおおおお」と思ってました。
横から見るとこんな感じ。
かなり高齢の老夫婦がやってらっしゃる和風のお店なのですが(店内に床の間や盆栽が……)、ご主人は元ケーキ職人で、椿山荘に卸すケーキなどを作っていたとのこと。どおりで、このホットケーキ只者じゃないと思ったんだ……が、さらにビックリしたのがこれ。
どうして華樓にポルボロンが……?
ポルボロンといえばかえるさん。スペインの伝統菓子で、日本ではなかなか手に入らないもの。ミッション校である光塩女学園のバザーで、シスター手作りのポルボロンがかつて売られていた……などという話は私はすべてかえるさんに聞いて知りました。以前私もこんなエントリを書いたことがあります。
そのポルボロンがなぜか華樓に。こちらでは「ポルボローネ」という名前でお土産販売しています。一粒80円くらいだったかなぁ。
壁を見ると、「スペインでは幸福のお菓子と呼ばれております。一つ一つ心を込めて作っております。一度食べたら忘れられないお菓子です。大泉からのお土産にはポルボローネをぜひどうぞ!!」という貼り紙が。間違いない、ポルボロンだ……!
とりあえず二粒買って持ち帰り、家で食べたのが上の写真であります。ホロホロと崩れる食感、周りにまぶした粉糖、うん、これ、ポルボロンだ……。かき氷を食べに行ったお店で思わぬ出会いがあり、ホットケーキにもポルボロンにもびっくりして帰ってまいりました。次、もう一度華樓に行ったら、もっとたくさん買ってかえるさんに送ろう!と思った私でありました。
甘味処 華樓(ガロ)
東京都練馬区東大泉5-41-6 TEL:03-3924-5724 営業時間 11:00〜20:00、水曜休