佐渡のローカルフード「いごねり」
先日、原宿というか表参道の新潟物産館に行ったときのこと。面白いものが売られていたので買って帰って食べてみました。それがこれ。
「いごねり」といいます。上に刻んで青ネギを散らしてありますが、いごねりはその下の黒っぽい麺みたいなもの。なんだろと思って調べてみたら、「いご草」という海藻を練って作るもので、佐渡地方で昔からよく食べられているものだそう。Twitterに写真をupしたとき「おきゅうとみたいなものだよ」「いご草があれば家庭でも作れるよ」と教えてもらったのですが、おきゅうともよく知らなくてピンと来ず。
こんな状態で売られています。
海藻を薄く四角く延ばした形に固めたものを、くるくると巻いた状態で2本入っていました。これを端から細く麺のように切って食べていきます。つるつるとのどごしが良いし、ほんのり味は付いているけど好きな味付け(酢味噌とかわさび醤油とか)で食べられるし、生臭さもないし、これおいしいなー。
私が買ったいごねりは「巻いごねり」と呼ぶそうで(薄いのをくるくる巻いてありますからね)、このほかに「角いごねり」というのもあるそうで、それは羊羹状の直方体に固めたものを端から切って刺身のようにして食べるのだそう。これのほうがおきゅうとに似てるんじゃないかな……多分。
私が買ったいごねりは「早助屋」というお店の巻いごねりでした。→☆ Facebookページもあるみたいです→☆ここ見ると、巻いごねりの面白い形が分かりやすいかも。