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主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

超絶今さらですが……2015年に見た映画を振り返る

超絶今さらですが、途中まで書いてあったので公開します。2015年に見た映画を振り返るエントリです。

上半期、いっさい映画を見ていなかったためかなり本数少ないです。それもあって、テレビやリバイバル上映で見たものも覚えていたのは追加してしまいました。それでは以下、振り返り、行ってみよう~。

https://www.instagram.com/p/54V_OougAf/

 

↓「ナイトクローラー」忘れてた!ので追記しました(1/14)

https://www.instagram.com/p/7mz5DSOgBx/ 

 

  • 百日紅…2015年最初に観たのが夏公開のこれでした。葛飾北斉の娘を描いたアニメ。一つ一つのシーンの描き方が美しいのだけど、山場がないというか…全体を観たときにストーリーの盛り上がりがなく淡々と終わってしまったのが残念。
  • ストレイヤーズ・クロニクル(WEB)……友人に付き合って観賞。なんだかわからないけどものすごく生理的に受け付けなかった…中二病設定もいい加減にしろというか役者を無駄遣いするなというか。二時間我慢して見て、映画館を出たときにはとにかく機嫌が悪く(普段そういうことはまずない)、そのまま友人を置いて家に帰ってやろうかと思ったけどそれも大人気ないので帰りに永利に行った、というくらい合わなかった映画。
  • MADMAX……見終わった時には面白かったというよりむしろ呆然としてたんだけど、後にジワジワはまった映画。Twitterのおかげでハマりが増幅したのは私だけではないと思う。立川シネマシティもこれで覚えました。立川でまたやってくれないかな……観たいな……。
  • 海のふた……かき氷の映画。よしもとばななの短編小説が原作で、西伊豆の土肥が舞台です(原作もそうなのかな?)。 旬の果物を使ったシロップでこだわりのかき氷、メニューを増やしすぎない、赤や緑のシロップはなし、あんまり客が来ない、通年営業…というあたりに、オープンしてすぐの頃の埜庵というか石附さんを思い出したり(映画内のかき氷は石附さんが指導)。映画の「糖蜜氷」は埜庵の「かまくら」かな…と。内装を自分で作るあたりで三日月氷菓店を、ガラスのビンと手回しのかき氷機が並んでるところでひみつ堂を思い出し…かき氷好きならいろんな意味で楽しめる映画なのではと思います。土肥の風景も、以前行ったときのことを思い出していい感じ。普通、沼津から船で土肥に行く人はいないと思うが(笑)。と、映画の雰囲気とかはすごく良かった半面、気になるところも。主人公のまりちゃん、海辺の町で育ったにしては色が白すぎるw海で泳ぐシーンのたびになまっちろくてモデルのように細い手足が気になって気になって…って、私だけかな(^^;)。まりもはじめも妙にぶっきらぼうだしなあ…。
  • 天空の蜂……映画館で観て良かった。名優達が熱演、大画面映えする映画。しかしなんと言ってもやはり原作がすごい。東日本大震災のあととなっては非常に実感を伴うストーリーだけど、この原作が1995年に出た本だということがなによりも驚き。
  • マイ・インターン……made in ハリウッドのおしゃれ映画はハマらないかと思いきや、意外にも見終わったあとすばらしく充実感があった。働く女性はグッとくるんじゃないだろうか。設定こそイマドキだけど、演出もストーリーも王道なんだよね、これ。余談ですが、アン・ハサウェイがCEOをつとめるファッションECストアでは社員全員Macを使っていて、携帯はもちろんiPhoneなんだけど、誰もAppleWatchは使っていなかった。AppleWatchに飛びついてるのは一部のギーク及びAppleマニアだけで、おしゃれ層に受け入れられていない以上はやっぱり流行らないんじゃないかなー。
  • 屍者の帝国……伊藤計劃の未完の遺作を円城塔が完成させた小説が原作で、それをアニメ化。二時間たっぷりの大作だけど中だるみなし。
  • アクトレス……歳を取るということについて。ジュリエット・ビノシュとクロエの映画かと思いきや、クリステン・スチュワートの好演ぶりに目が釘付け。
  • WE ARE PERFUME(2回観た)……感想は「よかったねえ、よかったねえ」しかないという……。Perfumeちゃん、目標をすべて達成してしまって解散してしまったらどうしようと思っていたので、この映画観て「ああ、大丈夫だ」と思えてよかった。あと、アメリカのオフショットのシーンのリアクションのいちいちに「あー、わかるわー」の嵐。特にIN-N-OUTのくだりは笑った。あ、そういえばこの映画のおかげでワタクシ、立川シネマシティデビューしました。
  • ラブ・アゲイン……深夜テレビで放送していたのをなんとなく“ながら見”していたのだが、面白くて引き込まれ思わず最後まで見てしまった。原題は"Crazy,Stupid,Love"。納得。
  • ピアニスト……ミヒャエル・ハネケの代表作、というだけしか知らずに見に行ったのだが……なんだこりゃぁぁぁぁぁぁ!私の中でハネケと園子温は同じ枠。エログロ嫌いなのに、なぜかこの二人の映画だと見てしまう。映画館の中で逃げ場がなくて、醜悪なものを見せつけられたあと、ネットで他の人の感想を検索しまくってしまうんだよなあ。この映画もそうでした。
  • ナイトクローラー……映画としてはかなり面白かった。だがしかし、いまだかつてこんなサイテーなヒーローがいただろうか(苦笑)。間違った&底辺の「意識高い系」というか、なんというか…。主人公は事故現場をめぐるテレビリポーター。痛そうなシーンがじゃんじゃん映るので私は正視できない所もけっこうありました。R15くらい付けるべき内容だと思ったけど、日本だと特に制限ないんだよね。記者職の人の感想をぜひ聞きたい気がします。とりあえず私にはニーナのセリフは言えないです…

ということで2015年、前半全然映画を見ていなかったこともあって見たのは12本(忘れてるのもありそうな気がするけど)。私的2015年ベスト映画は『マイ・インターン』でしょうか。王道中の王道の映画で、ふだんあらあまり好きなタイプじゃなさそうだけど、それでもグッときた。もし二度目三度目を見に映画館に通っていたら、きっと「MAD MAX」だったろうなあと思います。

 

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