ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

上野でラーメン






ramen 02


Originally uploaded by tokyo ayano.

ラーメン経験値の低い私ですが(嫌いじゃないけどあまり積極的に食べない)、金曜日の夜、珍しくラーメンを食べたくなりました。


会社をいつもより早く抜けられたので、「まだやってるかな?」と言いながら、行ったことがなかったラーメン屋さんへ。お店についたらお店は閉まった直後。残念……。早いと思ったけど、時計を見たら23:30。終わってても全然文句言えませんね。


というわけで、行こうと思ってたところのとなりでラーメン食べてきました。右の写真のラーメン屋さん、上野にあるお店です。さてクイズ。どこのお店の、なんというラーメンでしょう?


ラーメンを食べながら「ラーメン屋というのはものすごく効率がいいビジネスモデルだよなあ」ということを話していました。

普通飲食店は、薄利多売路線(客単価は安いが、回転をよくしてたくさんの客をさばく)か、その逆(客単価は高いが回転は悪い)のどちらかに属するもの。前者は牛丼屋、後者は三つ星レストランを想像していただけると。


そこへ行くと、ラーメン屋は単価が高い上に客の回転がいい。昔はラーメンって安い食べ物だったんだろうけど、今客単価1000円なんて普通だし。商品価格のわりに原価は安い。さらに、人件費が安く抑えられる。人気店はスタッフの数も多いですが、軌道に乗るまでは店主一人でも回せる。しかもラーメン屋さんって一般的に、人気がある店はメニューが少ない。仕込まなくてはいけない種類が少なければ、売り切れなかったときに廃棄しなくちゃいけないものも少ないし。……などと考えているうちに、「ラーメン屋さんって、成功すれば大もうけだね〜」という結論に達したのでした。


ちなみに、私が考えるもっとも効率の悪い飲食店は「紅茶専門店」。単価が低くて(マリアージュ・フレールとかなら1ポット1000円取れるけど、普通は無理だよね)、しかも客の回転は悪い(数カップ飲めるポットで紅茶を提供してるわけだから、1時間や2時間は普通。早く出るお客のほうが珍しいはず)。紅茶専門店で成功するのは難しいだろうなあ…。

あ、どこのラーメンか?という問いの答えは↓に。

では、ラーメンの全体写真を。

ramen 01

正解は「博多一風堂」の赤丸新味、煮玉子入りでした。
“もう閉まっていて行かれなかったとなりの店”は「山頭火」です。

博多一風堂 上野広小路店
東京都台東区上野3-17-5
TEL 03-5807-2772 営業時間 11:00〜翌3:00

#追記:ラーメン屋さんで成功した人って、元ヤン風な人が多いと思うのだけれど、気のせいですか?