ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

日比谷でトルコ料理!(嬉):トプカプ丸の内店

この夏、大がかりなリニューアルが行われ、コクサイならぬ「クニギワ」と称して盛り上がっている(?)丸の内・国際ビル。たくさんのテナントが入ったんですが、私が一番期待していたのは、なんといってもこのお店のオープンでした。

トルコ料理の「トプカプ」。トルコ人の男性スタッフ3人と、日本人スタッフ数名で切り盛りしています。本店は青山にあり、おいしいと評判のお店(私も一回だけ行ったことアリ)。都内のトルコ料理店はなぜか赤坂・青山以西に固まっており、東京の東側で主に暮らしている私にとっては、トプカプの支店が日比谷にできるというのはかなりうれしいニュースだったのです。

というわけで、そんなトプカプのランチメニューをお一人様してきました。
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写真は、ひよこ豆やズッキーニのトマト煮込みを、ライスにかけたもの。ミニサラダとスープが付いて880円。このスープ、トルコでは超定番の「メルジメッキ・チョルバス」というやつで、一口食べたとたんに「ああ、これはまさしくトルコの味だ〜♪」とかなりの幸せ気分が訪れたほど。くーっ、ワガママいってよければ、これにレモンを搾って食べるともっとおいしいんだけどな〜。さすがにレモンは用意してないよな〜と、一人身もだえてしまいましたよ。ひよこ豆の煮込みも、丁寧に作ってあっておいしい……んだけど、ちょっと気になった点も。
いくらなんでも量が少なすぎるのでは? 帰り際にローソンに寄り、小さめのあんパンを一つ買って帰ったのでありました。まあ私は女性にしてはよく食べる方ではありますが、若い男性だったらまず足りないだろう〜と。

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数週間おいて再訪。再びランチです。ドネルケバブのピラフ載せ、やはりサラダとスープがついて880円。「量が少ない」っていう感想があったんでしょうね。+100円で大盛りにするオプションができてました。写真は普通盛りですけど。

※ちなみに今回の写真、上はLUMIX LX-2、下は携帯電話(W53CA)で撮影。たまたま2回とも座った席が同じだったので、光の色や明るさなどの条件は同じです。暗い上に赤い光なので条件は悪いとはいっても…うう、W53CAの料理モード、高感度にしすぎでザラザラ〜(汗

この日はほうれん草のスープでした。おいしい……けど、過日のメルジメッキ・チョルバスほどの感動はなかったかな。ドネルケバブはトマトソースとヨーグルト(サワーソース??)がかかっていて、イスケンデルケバブ風味。

ほどよい味付けのケバブも、バターが効いたピラフも、おいしいんだけど……おいしいんだけどぉぉぉぉぉぉ、と語尾が伸びがちになってしまう私。おいしいんだけど、でも大事な何かが足りないんだよね……。

イスケンデルケバブだったらやっぱり、焼きたてのドネルケバブを削いで熱いトマトソースと溶かしバターをかけてほしい。肉は熱くてジューシーで、トマトソースとバターは熱くてヨーグルトは冷たいんだよねだから口の中があわわわわ、みたいな興奮が欲しいっ(訳分からなくてすいません…)。

いかにも作り置いてあたためなおして供するだけ、というのは、やっぱり寂しいわけです。品川の駅ナカにあるシターラでも感じたことだけど(シターラの話はこの辺参照)。狭い厨房で忙しいランチタイムを切り盛りするには仕方ないのかもしれないけど、でもなぁ……。

トプカプ青山店はおいしかったし、もともとの美味しさを知っているものとしてはなんとももどかしい。なにより日比谷の人たちに、「これがトルコ料理か」と思われてしまったら寂しすぎる!!!

味付けそのものはおいしいだけに、実力が出ていない感じがして悲しすぎるトプカプ日比谷店。せめて熱いモノはできたてを熱く供する、それからトルコのロカンタみたいに、テーブルの上に勝手に食べられるパンを積み上げておくだけでも満足度は大分違うだろうと思うのになぁ。もったいない〜。

ディナータイムにも再度行ってみようと思っています。日比谷でトルコ料理が食べられるなんてホントに有り難いことなので、なんとかトプカプには頑張ってほしいのです……(−人−)セツジツナオネガイ!


トルコ料理レストラン トプカプ丸の内店
東京都千代田区丸の内3−1−1国際ビルB1 TEL 03-3215-3600