純養褐層泉「桜館」@池上
蒲田でホットケーキを食べる前には、池上にいました。池上〜蒲田は東急池上線で。ゆっくり走る電車、駅のとなりに踏切、なんだか懐かしい風景です。というわけで、ここからは池上の話。
大田区界隈の銭湯は、料金は銭湯だけど温泉を使っているところが多い、というのは割と有名なのでは。このあたりの温泉は、黒というか褐色のお湯が多いんですよね。久しぶりに黒いお湯に入りに行こう・・・と、「桜館」という温泉銭湯に行ってきました。
かなり立派なビルで、一瞬銭湯だと思わなかった……。入り口横にある券売機で400円(430円?)払って中へ。「壱の湯」「弐の湯」となっていて、男性と女性と月の半分で入れ替わるようです。私がいったときの女湯は、1階にある弐の湯でした。別料金(200円)でサウナも使えるんだけど、今回はサウナはなしで。ほかに、休憩所(宴会場?)もあるみたい。
脱衣場はロッカー方式で(カゴはなし)、すべて鍵をかけられます。普段はあまり気にしないんだけど、この日は一眼レフを持っていたので、ロッカーに荷物を入れて鍵をかけられるのは有り難かったですね〜。
洗い場はけっこう広くて、その先にはジェットバス、電気風呂などが。「あれ?お湯黒くないぞ」と思ったら、こっちは普通の水道水を沸かしてるんですね。その隣にドアで仕切られた黒湯がありました。「黒湯に入ったあと白湯(ジェットバスとか)に入るときは、いったん体を流してから入って下さい」との注意付き。
黒湯に入ってびっくりしました。前にもこのあたりの温泉銭湯に来たことがありますが、こんなに黒いお湯は初めて見ました!お風呂に入ると自分の体が見えない・・・黒褐色、じゃなくてほんとに黒いです。コーヒーというより醤油(笑)。
ここは薄めず、源泉のままだと書いてありました(沸かしてはいるはず)。タオルを濡らすと茶色く染まるくらいの黒湯、つるっとした肌触りで気持ち良いです。連れがいないのをいいことに、けっこう長々と浸かってしまいました。天井には窓が開いていて、桜の木の枝が差し込んでいます。「春になったら桜が咲くのかな」と思っていたら、地元のおばちゃんぽい3人組が「この桜も咲かなくなっちゃったねー」「これだけ温泉の湯気に当たってたらしょうがないやねえ」なんて話していて「ナルホド」と一人納得。
いやぁ、いいお風呂でした!最近は銭湯めぐりもあまりしていなかったんですが、久しぶりに再開しようかなあ〜。
☆桜館(WEB)東京都大田区池上6-35-5 TEL:03-3754-2637