東京の中でも一等地である銀座。有名店の本店が進出してくる一方で、ひっそりと味がある店が息づいているのもまた銀座らしさ…そんなことを思ったのが、有楽町のガード近くにある「銀座ブラン亭」です。
キーマ&チキンカレー、780円。ごはんの上にかかってるのがキーマ、銀のポットに入っているのがチキンカレーです。どちらのカレーもかなりたっぷり量がある上、薬味も盛りだくさんでごはんが足りなくなります……。
それにしてもこのカレー、肉のうまみ、スパイスのさわやかさがギュッと濃縮されておいしい! このお店、夜はバーなのですが昼時だけカレーを出しているのです。なのに、カレー専門店でもなかなか出会えないおいしさ。
と、ここで冒頭に戻る。この店を見て思ったのは「銀座って味がある店が生き残れる街なんだなぁ…」という感想。だってだって、お店、すごいんですよ。
わかりにくい入り口。ここを地下に下がっていくとお店です。カウンターのみ、8席程度の本当に小さくて古いバー。昭和のかおりがぷんぷん、黒電話が現役というすごい店。
とても感じの良いママさんが切り盛りしているのですが、どうも感覚が似ているなあと思いながら話していて、住所を訪ねてみたらびっくりするほどご近所!銀座の外れで、ひとしきり地元トークを繰り広げるという不思議な体験をした銀座ブラン亭でありました。
※夜は未訪ですが、店名の通りデンキブランが飲めるんだそうです。なるほど、ブラン亭…w
★銀座ブラン亭 東京都中央区銀座7-2-17 南欧ビル B1 11時〜16時、土日休