焼肉・ホルモン アジェ
今年の夏、いたく気に入っていた本の1冊が佐藤和歌子さんの『悶々ホルモン』。モーニングに連載していたコラムをまとめたもので*1、筆者が食べ歩いたさまざまな焼肉店が紹介されるんですが、タイトルから分かるようにホルモン系のお店ばっかりなんですね。
エッセイとして面白すぎて、店ガイドにあまりなってない気もするこの本なのですが、実は何店かものすごく気になるお店がありました。そのうちの一軒が、京都の「焼肉・ホルモン アジェ」。
お盆休みに京都に行くことになった私。 id:ebi ちゃんとごはん食べよう& id:toya さんにもお会いできるかも?!ということで、「どこに行きたい?」と聞かれた私は元気よく「アジェー!」と答えたのでした。*2
以下、写真ぺたぺたと。
アジェ、外観はこんな。裏には小川がさらさらと流れています。いいなぁ、京都。
まずはレバ刺しからスタート。きゃー、ぴかぴか光ってる!見た目通りおいしいです。くさみゼロ。
これ、何だ?って思うでしょう。「ホソ」というのだそうです。小腸のこと。いわゆる「マルチョウ」ですが、東京の焼き肉屋さんと見た目がまったく違うのは、おそらく処理の仕方が違うからではないかと…。
アジェはこのホソが目玉なのです(『悶々ホルモン』を読んだ方は分かるはず)。網の上にホソを載せ、炭火で焼く。焼く。焼く。で、焼いたホソをどうするかというと……
だしみたいなあっさりサラサラのつけだれに付けて、熱いうちに食べるわけです。そうすると、ふわんと口のなかでとけるのだな。「噛んだ?」というくらいで消えてしまう、脂の旨さ。んー、思い出したら食べたくなってきたーーー。
こちらはセンマイ。刺身でもおいしい部位なので、さっとあぶる程度で。というか、センマイは焼きすぎるとパッサパサになってしまうので、焼きすぎないように見張るのがお仕事、みたいな感じです。
オーソドックスにタン塩とかも食べた。肉の線維ををサクッと噛みきる歯触りが気持ちよく、食べてておいしい&楽しい。生理的に楽しい。
というわけで、初めて「ホソ」を体験したアジェ。おいしかったなー。念願の『悶々ホルモンに出てくる店に行ってみる(しかも京都)』が実現できて大満足の夜……だったんだけど、実は私、この日けっこう舞い上がってて、細部をよく覚えてなかったという……(ダメダメ)。というのも、toyaさんと初めて会うとは思えないくらい共通の知り合いが多すぎたから。なんか「えー!」「あー!」ばっかり言ってた気がするよ^^;;
アジェについてebiちゃんの日記はこちら。toyaさんの日記はこちら。えーと、ebiちゃん日記では日付が8月になってるのは突っ込まないでください……^^;; 京都の話、もっと書くかも、書かないかも。
- ジャンル:ホルモン
- 住所: 京都市下京区河原町松原東入ル東側清水町454-34 美松会館 1F
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- (写真提供:yhashimoto33)
←ホントに面白いです。私のように心にオヤジを飼っている女は共感しまくりですよ(苦笑)ayanologで紹介してるお店も何店か出てきます。