ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

ライブは生モノ!~ササキオサムバンドワゴンツアー

そもそも大阪で何してたのかというと……えー、ササキオサムバンドワゴンツアーを見てきました!ササキオサムって誰だ?という方もいらっしゃると思います。「ESCAPE」でおなじみ、MOONCHILDのボーカル、佐々木収さんのことです。といっても、私が聞き始めたのはMOONCHILDの次のバンド、SCRIPTからなんですけどね。

http://instagram.com/p/lRrwxkugFt/

 

で、その収さんがソロでやってるササキオサムバンドのツアーが始まりまして。初日の名古屋ライブは仕事で行けなかったのですが、その翌日の大阪でのライブに2日行ってきた次第。大阪初日と2日目、セットリストはちょっとしか変わっていないはずなのですが、ライブの印象は全く違って……。

初日はまだいろいろかみ合っていないのかな、大丈夫かなという感じだったのですが、2日目は素晴らしいの一言。気迫が伝わってくる良いライブでした。特に嬉しかったのが、この曲を聞けたこと!

この動画の3分くらいから聴けるのが「ESCAPE」のカップリング、「3秒だけ待つ」。すごく格好良くて大好きな曲なんですが、ムンチャイ時代にライブ行ったことない私は生で歌っているのをほとんど聞いたことがないのです。嬉しかったなぁ~。上に貼った動画は、MOONCHILDのシングルのカップリング曲ばかり集めたもの。ムンチャイの曲はiTunesで買えるようですが、カップリング曲は中古CDでも買わない限り入手不可能との話なのでこれ見てくださいませ。

正直、今年に入ってからほとんど収さんの曲聴いてなかったんですけど、大阪ライブで魂抜かれてしまった感じで、それ以来またムンチャイ&SCRIPT(&英国某バンドの某曲)を繰り返し繰り返し聞いております。

ソロだと、MOONCHILDの曲もSCRIPTの曲も聴けるんですよね。でもソロだとギターまたはピアノの弾き語りが多いので、バンド形式で聴ける今回のライブはとても貴重!ムンチャイ好きだったけど、生で観たことにないんだよな……という方には超オススメです。ちなみに本ツアーの最終日は3/21(金)&3/22(土)に吉祥寺にて。詳細はこちらから→(まだチケットあるようです)

 

以下、大阪初日&2日目にTwitterでつぶやいた内容を転載します。ぜんっっっっっぜん違うライブだったことが、これ読むと分かるはず。ライブはナマモノ……というのは今回の本心からの感想。ネタバレいやな人、興味ない人は続きは読まないでいただければと…m(__)m

●大阪初日感想ツイ

1)ササキオサムさんのバンドワゴンツアー、大阪初日を見てきました。迷ったけど感想書きます。明日(もう今日か、大阪2日目、ツアー全体では3日目)には間に合わないだろうけど、来週以降の修正に期待しつつ……以下、演奏曲目とかネタバレいやな人は見ないでね。 

2)今回、セットリストはかなり良いです。ソロ名義の曲がやや多いかなとは思うけど(ササキオサムバンドだから当然といえば当然だけどマニア以外「知らない曲ばっかり」となる可能性高い)新曲聴けたのはうれしかった。"風見鶏"は久しぶりの"お経ラップ"系でよかった。もう1曲はまさかの英語詞w 

3)MOONCHILD、SCRIPT、Ricken'sの曲がいろいろ演奏されるのはかなり不思議な感覚。本編終盤のESCAPE→NOMADときて締めがBE FREEだったのには腰抜けそうになったもん。アンコールにそれぞれSCRIPTとムンチャイのアンコール定番曲を持ってきたのも◎。 

4)しつこいようですがセットリストはかなりいいです。それだけに残念で……一番気になたのはMCのグダグダぶり。普段からMC緩すぎだけど(失礼)、今回はそれに慣れてる私でも苦笑したもん。これまでだったら収さんが言うことなくなるとわりくんが助けてくれて場をピシッと締めていたけど、 

5)ササキオサムバンドだと、収さんが暴走しても……というかトークがフラフラ迷い始めると止めてくれる人がいないんだよね(渋谷さんも今井君も、立場的に収さんには言えないでしょう)。だからグダグダなまま。大阪弁ネタはひっぱりすぎて、途中から来日した外国人アーティストみたいになってた(汗 

6)MCだけじゃなく、曲と曲のあいだの「間」も気になった。1曲歌うごとにチューニングタイムがあって、その度に緩いMCが入るんだけど、話してるとチューニングが進まないので結局「話+チューニング」の間が1曲おきに入り、盛り上がりかけてはしぼむ、盛り上がりかけては…の繰り返しでした。 

7)そんな感じだったので、見ている方もなかなかエンジンかからなくて……本編ラスト4曲くらいになってようやく私はノレました(遅)。奇しくもこれ、収さんが「ここからはノンストップだから!」と言ったタイミング。これってやっぱり、曲とMCのバランスが悪いってことなんだと思う。 

8)もう一つ気になったのは音の面。最初の数曲、収さんのギターの音がずっとフラフラしていた気がするのは私だけ…?(特にアネモネのあたり)あと、せっかく渋谷さんも今井君もコーラスができるのに、音量のバランスが悪くてすごくもったいない。今井君のマイク音量は全体的に小さくて聞こえない… 

9)渋谷さんのマイクは途中で上げてたけど、それでも足りてないと思う。特にRicken'sの曲は、渋谷さんが歌う石田さんパートはコーラスじゃなくてツイン「ボーカル」なわけで。収さんと同じくらい出てなきゃいけないのに音小さいから、聞いてると「なんだか声足りない?」という感じに… 

10)Ricken'sの「girlfriend」、渋谷さんはずっと石田氏パートを歌っているのにサビに来ると3音(多分)上がってコーラスになるのも変な感じだった。よーく聞いているとサビの石田さんパートは今井君が歌っているようだ(私の角度からは全然見えなくて)けど、よく聞こえない…。 

11)がっつりコーラス入る曲が少ないMOONCHILD/SCRIPTと、ツインボーカルのRicken'sを混ぜるのって、そういう意味でも難しいんだなと思ったライブでした。同じ人(渋谷さん)が同じマイクであれを歌い分けるのって至難の業だと思う…。歌ってる自分の声聞こえないだろうし。 

12)そういえば「今の僕の気持ちにこんなにぴったりな曲があるなんて」と説明ナシで洋楽カバーに突入したのも「?」だった。U2のVerdigoだったんだけど「どんな歌詞だっけ?」と必死に考えるも思い出せず。終わってハッと「Verdigo=めまい」と気付いた…気持ちじゃないじゃん^^; 

13)とまあそんなわけで、MCとか曲の間とかコーラスとか工夫すればもっと安心して見られるのに、と思ったライブでした。私みたいに口が悪くない友人が、帰り道絞り出すように「バンドライブの緊張感が…足りない…」と悲しそうに言っていたのが忘れられない。心優しい彼女が言うって相当だよ…。 

14)朝焼けの唄のイントロが流れた時には鳥肌立ったし、LostGeneration聞けばやっぱりテンション跳ね上がるし。本当にセットリストはいいんですよ。それだけに、演奏以外の部分がいろいろ気になるのが余計もったいなくて…。喉荒れてそうに見えるので、大事になさってくださいとも。 

15)いろいろ偉そうに書いてしまってスミマセン。来週は郡山&仙台だし、その次は東京。まだツアー始まったばかりだし、これから変わる部分も楽しみにしてます。気になった方はぜひライブで生で観てみて下さい!詳細は→ http://osamu-sasaki.com/sasakiosamuoneman/sasakiosamuoneman.html 

●大阪2日目感想ツイ

1)ササキオサムバンドワゴンツアー大阪2日目。めちゃくちゃ良いライブでした!最初から最後まで駆け抜けたような濃密な時間。テンポよし、演奏よし、ステージ上の気迫が観客にも伝わってきて、最高でした。昨日のライブと大筋は同じはずなのに印象は全然違って「ライブは生ものだなぁ」としみじみ。 

2)大阪初日とちょっとセットリスト変えてきてくれたのも嬉しかったなあ。まさか「3秒だけ待つ」が聴けるとは思わなかった~。あれ、すっごく格好良かったです。カザミドリ&英語詞の新曲(タイトル何だっけ)も良かった!郡山&仙台&吉祥寺のライブに参戦する人は、相当楽しみにしてていいと思うー 

3)渋谷さんのコーラスのマイク音量も上がってたような気がする(初日と逆に下手側にいたからかもだけど)。昨日よりバランスよく聴けました。途中、ドラムのスティックが折れた?飛んだ?んだけど、素早く持ち替えてほとんど影響なく叩き続ける今井くん凄い!と感心する一幕も。演奏も熱かったです。 

4)収さんは喉のコンディションは最高とは言い難いながら、歌声にものすごく気合いが籠もってた。MC最小限でほぼノンストップで歌い続けてた&ギター弾き続けてたせいか最後けっこう汗かいて暑そうだったけど…余韻が抜けずに今も新幹線の中でMOONCHILD/SCRIPT/ソロ聴いてます。 

5)というわけで行って良かった大阪2days!ライブってやっぱりいいものですね。ササキオサムバンドツアー、まだチケットあるから気になる人は行くといいと思うよ!ムンチャイ&SCRIPT&Ricken'sが聴けますよん。詳細→ http://osamu-sasaki.com/sasakiosamuoneman/sasakiosamuoneman.html …