2009年、私が今年最初に観た映画がこれ。そして見終わった瞬間「これが2009年ベスト映画になっちゃうかも」と思ったのもこれ。
「そして、私たちは愛に帰る」。そもそもこのタイトルを聞いたとき、私はまったくピンとこなかったのです。それが見にいこうと思うに至ったのは、白央篤司さんがむちゃくちゃプッシュしていたのを読んだから。最初タイトルを見て「いわゆる一つのラブストーリー?」と思って食指が動かなかったのだけど、映画を観たらまるで違った。完全に裏切られて放心した。どうしてあのタイトルなんだろう、どうしてあのポスターなんだろう……と思った次第。ちなみに原題は「THE EDGE OF HEAVEN」。直訳したタイトルのほうが、まだ誤解しなかったかもしれないのに*1。ちなみに上に掲載しているのは日本語版ではなく、英語版(ドイツ語版?)のポスター画像です。
*1:邦題「そして、私たちは愛に帰る」も、本編を最後まで見終わると腑に落ちるんですけどね。