ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

「そして、私たちは愛に帰る」

2009年、私が今年最初に観た映画がこれ。そして見終わった瞬間「これが2009年ベスト映画になっちゃうかも」と思ったのもこれ。

「そして、私たちは愛に帰る」。そもそもこのタイトルを聞いたとき、私はまったくピンとこなかったのです。それが見にいこうと思うに至ったのは、白央篤司さんがむちゃくちゃプッシュしていたのを読んだから。最初タイトルを見て「いわゆる一つのラブストーリー?」と思って食指が動かなかったのだけど、映画を観たらまるで違った。完全に裏切られて放心した。どうしてあのタイトルなんだろう、どうしてあのポスターなんだろう……と思った次第。ちなみに原題は「THE EDGE OF HEAVEN」。直訳したタイトルのほうが、まだ誤解しなかったかもしれないのに*1。ちなみに上に掲載しているのは日本語版ではなく、英語版(ドイツ語版?)のポスター画像です。

*1:邦題「そして、私たちは愛に帰る」も、本編を最後まで見終わると腑に落ちるんですけどね。

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「そばっこ」の跡地にできた「浜そば」

湯島の駅のすぐ近くに「そばっこ」という小さいお蕎麦屋さんがありまして。蕎麦屋といっても、「立ち食いそばに丸椅子置きました」くらいのホントに小さくてクイックな店なのですが、けっこう人気があったのです。私もときどきお世話になっていたんですが、去年の暮れだったかなあ、惜しまれながら閉店してしまいました。で、そばっこの跡地にオープンしたのが(というか、居抜きで入ってるなあれは)「浜そば」というお店。

Noodle "Abura-men"

「浜そば」580円。そばはそばでも日本ソバじゃなくて、「油そば」のお店なんですね。

で、この油そば。ゆでた中華麺をたれで和えて、その上に水菜とかチャーシューとかの具をのせた状態で出てきます。食べた感想はというと……「おいしいのかそうでないのか、よくわかんない」かな。

だって油そばって「自分でお酢とラー油をかけて食べてください」というものなんだもん。おいしくなかったら「お酢とラー油の量間違ったか?」と思うじゃないですか^^;;

この手の汁なし中華麺だったら、このすぐそばにある「ぽっぽっ屋」のほうが私は好きかなあ。ぽっぽっ屋の油そばも、かなり謎な食べ物なんですけどね。以前書いた感想はコチラ→

うーん、そばっこが消えたのは惜しい、実に惜しい……とネットの片隅でぼそりとつぶやいてみるのでした。

桔梗信玄餅 吟造り

すみません、激ジョブ&風邪ですっかりblogをサボってしまいました・・・書くネタは山のように貯まっているので、ぼちぼち再開しようかと*1

山梨土産の定番「信玄餅」。きなこをまぶしたお餅が小さい風呂敷に包まれていて、別添えの黒蜜をかけて食べるアレです。複数メーカーがあるのですが、ききょうやの「桔梗信玄餅」が一番おいしい気がする。

その桔梗信玄餅に、高級バージョン「吟造り」(ぎんづくり)というのがあるということを私は初めて知ったのでした。3個で535円と、お値段もちょっと高級(レギュラー信玄餅は4つで580円)。


包みはこんな感じ。透明なビニールに包まれたレギュラー信玄餅と比べると、赤い包み紙からして高級感漂ってます。

中を開けると・・・

*1:要は私のやる気だけなんですけどねぇ・・・最近家に帰ると力尽きて寝てしまう・・・いかんいかん

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初みくじは耳が痛かった

年末年始は、家族が生牡蠣に当たったり、親が倒れて手術したりと大騒ぎでした。そんなわけで、松も明けてからようやく初詣に(しかも出先で)。

2009 omikuji 02

私が引いたおみくじは……

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タイカントリー@新大久保で、タイ南部料理に初挑戦

もう大分前の話になっちゃったんですが・・・。去年の暮れも押し迫った頃、「辛いタイ料理でもOKよ」という方を集めて、新大久保「タイカントリー」で宴会してきました。以前も書いたことがあるのですが、辛い料理が多いといわれるタイでも、特に辛い料理を好むタイ南部の料理を出す珍しいお店です。

ランチは食べたことがあるものの、ディナータイムは初めて。どれくらい辛いのか……とちょっと弱気の虫が出てきたので、まずは「激辛オフ」と銘打って、ある程度辛さに強いという自信がある方に来てもらうことにしました、という次第。

メニューを開くとかなり種類豊富。「南部料理」と印が付いている珍しい料理もかなりありましたが、まずはおなじみのメニューから。


パパイヤのサラダ、ソムタム(奥はえびせん)。メニューには唐辛子マーク1-2本だったと思うんですが、けっこう「辛い辛い」と悶絶する人が・・・だ、大丈夫かな?


「辛くてもいいよ」という人を呼んだものの、「辛いの強いから!まーかせて!」という人ばかりではなかったので、甘い料理も意識して注文。イカ焼いて甘いタレかけたのとか、牛肉のオイスター炒めとか。


こちら、南部料理で「サトー豆の炒め」。サトー豆って初めて食べましたが、ソラマメくらいのサイズで、食感がポキポキしているのが面白い。これは初めて食べる味だ〜。

しばらく経って登場したのが、ある意味この日の本命料理「クワクリン・ガイ」(鶏じゃなく、牛肉や豚肉も選べます)。

これが「クワクリン・ガイ」だ!メニューに唐辛子6本並ぶ、この店で一番辛い料理です。一口ぱくんと食べてみると・・・。

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しらすも桜えびも生が旨い♪

2008年の年の暮れ、嬉しいプレゼントが届きました。「年越しそばに間に合うように送りました」と、生しらす、釜揚げしらす、生桜えび、ゆで桜えびその他のセットが。いやっほう♪

そんなわけで、大晦日に作成した生しらす丼が、2008年最後に食べた丼になりました。なんて贅沢〜。CookPadを見ていたら、生卵を黄身だけ使うレシピが載っていたので試してみたのがこの写真。しらすに黄身?と思いましたが、シンプルしょうが醤油のみともまた違うこっくりした味わいで、これも旨い♪

生桜えびは夜かき揚げにして、塩で食べたりそばと一緒に食べたり。こちらもめちゃくちゃおいしかった!後日、ゆで桜えびもかき揚げにして食べちゃいました。私、揚げ物つくりはそんなに慣れてないんですが、素材がいいのでそれでもおいしいかき揚げになりました。桜えび、スバラシイ!

#そうそう、伊東家の食卓に出てくる「天ぷら衣にマヨネーズを入れる」を試してみたところ、たしかに簡単コツいらずでさっくりした衣になるので感心。揚げ物滅多に作らないんですが、たまにはいいですねえ。久しぶりに唐揚げとか精進揚げとか揚げたくなりました^^

花びら餅@本郷 喜久月

今年最初にいただいた和菓子は、本郷「喜久月」の花びら餅でした。やわらかい羽二重餅のなかには、白い味噌餡と柔らかく煮られたごぼう。ふにょんと頼りないほどの柔らかさに、思わず笑顔になってしまいます。

うおがし銘茶茶・銀座」にて。このお店については以前書いているのでそちらをご覧ください→

それにしても5日に仕事始めして以来、あっという間に慌ただしい日常が戻ってきてしまいました。気がついたら松の内終わってるし(涙)

すごくよかった映画とか(1月に見たのに、すでに2009年ベスト3には入りそうな予感!)、12月に行ったタイ料理の話とか、書きたいことはいろいろあるんですが・・・。

ポルボロン、うりぼろん、幻の味

こちらも年末(それどころかクリスマス前)のお話。ある日会社宛に、かえるさんさんから小包が届きました。内容物「お菓子」って書いてあるよ?

Polvoron 01

開けてみると、かえるさんの手作り柚子胡椒(大好き!!!)と一緒に、かわいらしいお菓子の包みが。こ、これは噂の「ポルボロン」じゃないか!!!

ポルボロンとは、スペインの伝統的なお菓子。クッキーの一種と言っていいのだと思うのですが、食感がとても独特。食べるとホロホロホロと崩れるのです。光塩の修道女さんが作っていたお菓子・ポルボロンを子どもの頃食べていたというかえるさんは、もう何年も前からポルボロンの事を「幻の味」としてblogに書いており、それを読んでたくさんの人がポルボロン情報をかえるさんに伝え、そしてさらにポルボロンを探した人がかえるさんのblogにたどり着き……という経緯があったお菓子なのです。(このへんを読むと状況が分かるかも)

で、一昨年だったかな、ポルボロン探求の旅は大団円を迎えたのでありました(ここの16日を参照)。お菓子作り名人のうりぼんさんが、なんとポルボロンを再現しちゃったんですね。

よく見ると、包みの中身は2種類ありました。3つには「URIBORON」とかわいい判が押されており、1つは白い包み紙そのまま。かえるさんのblogエントリを読んでようやく状況を理解。白い包みはオリジナルの光塩ポルボロンを再現したもの。判が押されているのは、うりぼんさんがお菓子としてこれがベストというバランスで作ったもの(「うりぼろん」と命名 byかえるさん)だった、というわけ。

さて、包みを開けてみましょうか。

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iPhoneの不在転送、なんとかなりました

5日は初出社。iPhoneを買った、と言われたら同僚にそれはそれは驚かれました。あれだけ「買え」とプレッシャーをかけておいて、そりゃーないだろうと思ったり^^;;

さて、前回の日記にも書いたとおりiPhoneで心配していたのが職場の電波状況。周りから「アンテナ立たないよーー」とさんざん脅されていたのです。会社の名刺に刷ってある番号の携帯なのに、会社で取れなかったらまずいじゃん、というわけで不在着信の場合の転送も悩んでいたのですが、あっさり解決しちゃいました。

まず、会社の私の席で試してみたら、iPhoneの(というかソフトバンクの)アンテナ3本立ってました! iPhoneは圏外だと聞いていたのに、いつのまに〜(驚)。職場のほかにもう一箇所、私がよく行く場所で非常に携帯に厳しい場所があるので心配していたのですが(auは大丈夫だけど、FOMAイーモバイルがアンテナ0〜1本だった)、こちらも試してみたらなんとアンテナ全部立ってるし。びっくりした〜けど安心。

で、もう一つが不在転送機能の話。前回書いたとおり、ショップの人に「iPhoneには本体の転送機能はあるけど、キャリアとしては不在転送機能を提供していない」と聞いていたので、iPhoneが圏外だったり電源切れてた場合を心配していたのですが、これも某ヘビーユーザーさんに「何いってんの、できるよ?」と言われてびっくり。実際に試してみたところ、事前にiPhone本体で転送設定をかけておけば、電源が切れていようと圏外だろうと、指定した電話番号にちゃんと転送してくれました。なんだよ〜、転送できるんじゃん・・・*1

アプリを入れて楽しく遊んでいますが、まだまだいろいろ勝手が分からず困っているのも事実。当面の悩みは電話帳の移行です。OutlookExpressで整理してiTunesで同期させるって、なんだよそれ〜(絶叫)

まあいろいろありますが、気長にお付き合いしていこうと思っています。とりあえずは、しゃべるお父さんストラップを会社に持っていって自慢しようかな(笑)

*1:某ヘビーユーザーさんに「ショップの人の言葉などを信用するからだ」とたしなめられたのは言うまでもありませぬ

ラ・テール「知床塩キャラメルと和胡桃のシュトーレン」

去年の暮れの話です。立ち飲み福ちゃんに行った時、Yさんがくださったお土産がこちら。

Stollen

ドイツ菓子なのかな、クリスマスの時期の伝統的なケーキ(パン?)「シュトーレン」(「シュトレン」のほうがドイツ語の発音には近いらしい)。焼いてすぐに食べず、じっくり寝かせて熟成させたものを、薄くカットして食べるものです・・・という知識はあったんですが、実はいただくのは初めてでした。Yさん、ありがとう!!

で、写真は三宿のラ・テールの「知床塩キャラメルと和胡桃のシュトーレン」です。お店に行ったことはないのですが「あ!東急フードショウに入ってるあのお店だ!」と気付きうれしくなったりして。ホントはクリスマスらしく、かわいいラッピングだったのですが写真とり忘れちゃいました・・・残念。

周りがチョコとシナモンでコーティングされていて、開けるとふわんといい香り。中のマジパン部分(たぶん)が塩キャラメルでできているのが面白い!「知床塩キャラメルと和胡桃のシュトーレン」の名前の通り、噛み締めるとくるみがぎっしり入っていて、しっとりとてもリッチな味でした。おいしい〜♪

年末にいらしたお客様と、たのしくおいしくいただきました。Yさん、どうもありがとう!!