ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

心配になるくらいピスタチオたっぷりのデザート

カダイフ&バクラヴァ話、もう一店ご紹介します。

以前にも熱く語ったことがありますが、私がピスタチオ好きになったのは、トルコにいたときのこと。アンカラで食べたジェラートがそれはそれはピスタチオが濃厚でおいしくて、それ以来記憶に刻み込まれているのです。

ピスタチオがおいしいトルコでは、ピスタチオをたっっっっっっっっっっっぷり使ったデザートはジェラートだけではありません。今回「せっかくのトルコだし、ピスタチオが濃厚なおいしいお菓子に巡り会えたらうれしいなあ」と思っていたら……ありましたよ!!

altinoglu01

こちらもイスタンブル・シルケジにある「アルトゥン・オウル」というお店で買ってきたお菓子。手前左側に写っているのがバクラヴァ、その後ろで隠れちゃってるのがカダイフ。でも、ここで注目してほしいのは右側の二つの緑色のお菓子です。

この濃い緑色は、ピスタチオの色。どちらも驚くくらいたっっっっっっっっっぷりと、細かくしたピスタチオが中に入っています。フォークでつつくと砕いたピスタチオがシロップで塊になったペーストがずしりと重いくらい。

アルトゥン・オウルのお菓子もねぇ〜、コンヤルのとはまた違うお味で、実に美味でありました。それに、ピスタチオのお菓子の濃厚さときたら!「ピスタチオの食べ過ぎで鼻血が出たらどうしよう」って本気で心配したくらい(鼻血は別に出ませんでしたけどね)。

そうそう、カダイフのアップ写真も撮りました。

altinoglu02

そうめんみたいな生地、という意味、これを見ると分かりますよね? ここのお菓子はお店で食べずに、ホテルの部屋に持ち帰って夜中食べたんですが、部屋が暗くて写真撮るのが大変だった……(笑)

アルトゥン・オウルも、シルケジ駅の近くにあります。ガイドブックに載っていたわけでもないし、全然知らなかったんですが、「ガジアンテップから来た」って書いてあったので「もしや?」と思って中に入ってみたら大正解。トルコ語でピスタチオのことは「アンテップフストゥ」っていうんですが、これは「アンテップの木の実」という意味。アンテップとはトルコ南東部の街、ガジアンテップのことで、ガジアンテップはピスタチオの名産地なんです。

ピスタチオ好きの方は、トルコに行ったら「ガジアンテップXXXX」って書いてあるお菓子屋さんをチェックすると、ピスタチオのお菓子に巡り会える可能性が高い、かもしれません。