カダイフ?カターイフ?
さんざんカダイフとバクラヴァの話を書いてきましたが、日本でも実はけっこうバクラヴァは食べられます。トルコ料理店に行けば、デザートでバクラヴァを出してもらえることはそんなに珍しくありません。日本でなかなか食べられないのはカダイフ。
カダイフといえばそうめんみたいな細長い麺状の生地をナッツと一緒に焼いて、シロップ漬けにするのが(トルコでは)一般的。クリームを添えて食べることも多いです。・・・なのですが、かえるさんのblogを見てたら、アラブ家庭料理を食べにいった話で「あれ?」という記述を発見。
カターイフ。イーストの香りのする発酵生地(なんかなつかしい味)にクロテッドクリーム、バラのジャム。最後に透明な蜜をかけて。ものすごい甘さを覚悟したけど、わたしでも大丈夫な、ごく上品な。
カターイフというからには、トルコのカダイフと語源は同じと思われるのですが・・・あれ?イーストの香り?クロテッドクリームにバラのジャム?あれあれあれ???
かえるさんのblogで写真を見てもらうと分かると思いますが、かえるさんが食べたアラブの「カターイフ」と、私が知ってるトルコの「カダイフ」ではまるで別物。写真を使いまわしてゴメンナサイですが、だってトルコのカダイフはこれですからね。
同じ名前でまるで別のお菓子。面白いな〜と思った発見でありました。カターイフ、食べてみたいぞ♪
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