ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

凛として時雨"P-Rhythm Autumn"ツアー@赤坂BLITZ

1年の終わりに、戯れにiTunesのアーカイブを再生回数順にソートしてみてびっくり。2008年の再生回数ランキングベスト10の中に、凛として時雨が3曲も入ってたよ……^^;;

ということで、まさかこんなにハマると思いませんでしたという感じの「凛として時雨」のワンマンライブに12月18日に行って参りました。超ハイトーンボイスの男女ツインボーカルと、若いのにえらく上手いドラマーの3ピースバンドです。感想はひと言だけ。「……圧倒された!(驚)」

このバンド、初めて聴いたときには男女の金切り声ボーカルにビックリしたんだけど、そこに慣れてしまうと徐々にその先の魅力に気付くんですよね。それは例えば演奏力の高さだったり、他のバンドでは味わえないリズム感だったりするわけですが、ライブに行ったらまさにそれを見せつけられた感じ。

ドラムが非常に技巧派なことは知っていたのですが、ライブで聴いたらホントにスゴイの。基本的にありえないくらいハイスピード(このバンドに慣れると、他のバンドのドラムが遅く感じるようになる)リズムなのですが、これが非常にトリッキーに走り、止まり、うねるんです。こんなドラム、他の人がついてこられないよ……と思いきや、ギターもベースもぴたりとリズムが合っていて、寸分たりとも狂わない。うわ……。

会場の前の方では人の波に飛び込んだダイバーが八ツ墓村みたいに右へ左へ動いているのですが、そんなこと関係なく舞台の上ではビシッッと演奏が決められていくわけです。こ、これはたまらんわ……。盛り上がる曲では我慢できずに体を揺り動かされ、飛びはね、拳を突き上げているうちにあっという間に時間終了。うねるリズムとアグレッシブな演奏に圧倒されているうちにあっというまに終わってしまいました。アンコールなし、決して長い演奏時間ではなかったけど、しかし残るのは深い充実感。「凄かった……」とうわごとのようにつぶやきながらライブ会場を後にしたのでした。

いやぁ、あんなに若いのにあんなに巧いなんて末恐ろしい。金切り声ボーカルに拒否反応示しちゃう人は多いと思うけど、ライブ見る機会があるならぜひ一度見て欲しいと思う、得難い体験でした。ちゃんとしたライブレポ(写真入り)はこちらをどうぞ。以下、bounceから借りてきたセットリストです。

凛として時雨 ONE-MAN TOUR 2008 “P-rhythm Autumn”-TOUR FINAL-
セットリスト

01. i not crazy am you are
02. Telecastic fake show
03. Knife vacation
04. Sadistic Summer
05. 想像のSecurity
06. COOL J
07. 新曲1
08. DISCO FLIGHT
09. ラストダンスレボリューション
10. moment A rhythm
11. 新曲2
12. 鮮やかな殺人
13. テレキャスターの真実
14. nakano kill you
15. 感覚UFO
16. 傍観