2013年に観た映画を振り返る
あっという間に大晦日。今週のお題は「私の年末年始」ということだし、たまには一年の終わりらしい日記を書こうかな。以下、2013年に観た映画を思い出せたものだけメモしてみます。簡単な感想も。
- レ・ミゼラブル
→アン・ハサウェイが熱演。オスカー賞3部門獲得も納得の力作でした。でも私、ミュージカル映画の作法に慣れてないのかも…… - 愛、アムール
→見たあと数日経ってから、感想ブログを読み漁った。観た当日は重すぎて…。傑作、すごい映画だと思うのに、友達に「オススメ!観るべきだよ!」とか絶対言えないあたりさすがミヒャエル・ハネケ。ハネケといえば『ファニーゲーム』だよなと思いつつ未だ観てない。観る覚悟ができてなくて… - ゲキシネ「シレンとラギ」
→永作博美と藤原竜也と高橋克実がすばらしかったです。まさに熱演。それだけにオチは正直「えっ?」という感じでちょっと残念だった^^;; - ペーパーボーイ 真夏の引力
→最高に豪華なキャストでなに下品の極みをやってるんですか、という映画。いろいろひどいんだけど上手い俳優が全力で熱演してるのでもう、なんともはや^^;; 変な感想だけど、見た人(少ないと思うけど)ならきっと共感してくれると思う……しかしあのジャングルのねっとりとまとわりつくような暗くて救いがなくて貧しい感じ、本当に後味悪かったわ。。。好きな人は好きかも。 - きっと、うまくいく
→これはおすすめ!インド映画なんですが見て良かったなぁ。機会があればもう一回見たい。 - 楽園の瑕 終極版 & 恋する惑星(名画座2本立て、王家衛特集)
→まだトンキンマンションが健在だった頃、空港が街のすぐ近くで、ネイザンロードの繁華街の真上を飛行機が低空飛行していたころの香港。 - 凶悪
→まさに凶悪だった。ピエール瀧が「ブッコむ」回数が多すぎて、もう……リリー・フランキーもひどくて、もう……。とくに焼却炉のシーンとおじいさんに酒を飲ませ続けるシーンは、とても正視できなくて目をつぶっていました。ベクトルは違うけど、園子温の「冷たい熱帯魚」を思い出させる感じ。 - ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD1987
→尾崎豊とか佐野元春とかって、私よりもう少し上の人は結構好きな人多くて「良い」と絶賛するんだけど、全盛期を観てないので自分はどうも良さが分からない、みたいなのがあって。そういう人たちの全力ライブが観られただけでも行く価値はあった。あと若き日の岡村靖幸を観られたという点でも行って良かった。どしゃぶりの中で闘う(としか言いようがない)白井貴子は凄かったです。しつこいナレーションと最後の歌がなければよかったのになあ、という人は多そう。。。 - ウォールフラワー
→THE SMITHSが大好きでモリッシーの写真をロッカーに貼ってる、国語が得意な中学生、という主人公の姿に「それ、どんな私だよ」と映画のスクリーンに突っ込みそうになったよw まあでもたぶん、それぞれに「これは私だ」と共感する部分があるんじゃないかなあと思う映画でした。現代版『ライ麦畑でつかまえて』って感想は分かる。しかし私も主人公たちと同じような中高時代だった(はずだ)けど、アメリカのティーンはダンスパーティーして飲酒してダンスしてドラッグして……とやること派手だなぁ、と元地味な女子中学生は思いましたとさ。あと、エマ・ワトソンが大人になっちゃって「ハーマイオニーが~!」と思っていたのはきっと私だけじゃないと思うw - おじいちゃんの里帰り
→トルコからドイツに行った移民のフセインおじいちゃんは、ある日子どもたち&孫たちを集めて「トルコの家に帰るぞ!」と宣言。家族でバンに乗り込んでトルコ東部の街を目指すが……という話。数年前に観た(そして大感激した)「そして、私たちは愛に帰る」とテーマはほぼ同じなんだけど、描き方が違うとこんなに印象が違うか、と面白かった。クスッと笑えてホロリと泣けてまさに佳作。オススメです。余談だけど、フセインにファトマにアリに……と登場人物の名前がみんなオーソドックスなのに、孫娘だけ「チャナン」って面白い名前だなと思っていたのですが、途中で「CANAN(ジャーナン)をドイツ語読みしてるんだ!」とハッと気づいた。そういえば私がトルコ語を教わった先生もジャーナンさんでした。トルコ女性に多い名前なのかも……。
というわけで、2013年に観た映画のうち、思い出せるのはこんな感じ。うーん、絶対もっと観てると思うんだけどなぁ。思い出せない……どこかにメモってないと忘れちゃいますね^^;;
上のを書くためにチケット半券をごそごそと調べたら2012年と2011年のも出てきたからついでに書いとこう。
【2012年に観た映画(半券があって思い出せたのだけ)】
- 裏切りのサーカス
- マーガレット・サッチャー
- しあわせのパン
- アルゴ
- テルマエ・ロマエ
- ロボット
- 私が、生きる肌
- スーパー・チューズデー 正義を売った日
- るろうに剣心
- ドラゴン・タトゥーの女
- 図書館戦争
- ゲキシネ「五右衛門ロック」
- ゲキシネ「薔薇とサムライ」
【2011年に観た映画(半券があって思い出せたのだけ)】
- 100,000年後の安全
- スーパー・チューズデー 正義を売った日
- ブラック・スワン
- モテキ
- 恋の罪
- リトル・ミス・サンシャイン
……なんて書き出してみたのですが、2011年に観た映画はちゃんと振り返って日記書いてたのを発見!書いておくもんですねー。リンクはっておきます。
関連記事: 2011年に観た映画をリストアップしてみる - ayanologはてな館