ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

秋葉原「過橋米線」で雲南料理 その1

雲南料理って食べたことありますか?あまり日本では馴染みのない料理ですが、ここ一ヶ月で3回もいただいてしまいました。うふふふふ。

……というのも、秋葉原(というか末広町というか)に、とってもおいしい雲南料理のお店「過橋米線」ができたから。小さなお店ですが、明るくておいしくて安い。そして店長さんがとってもいい人&熱心。すっかり顔を覚えられてしまい、常連になりそうな予感がします。

雲南料理ってどんな料理なの?と思いますよね。ではでは、まずは写真で御覧じろ。

Chinese food of Yunnan 01

手前が、湯葉とキュウリの和えたもの。奥が椎茸の旨煮です。

Chinese food of Yunnan 03

「砂肝のゴリゴリ」。味をしみこませてスライスした砂肝です。コリコリしておいしいな〜。

Chinese food of Yunnan 12

牛のハチノス(多分)と牛肉の和え物……だったかな?ここまでのお料理4皿は全部冷やしてあるお料理。前菜ということになっていて、なんと全品298円です……い、いいんですか???

さて、ここからはメインディッシュ系です。
Chinese food of Yunnan 02
こちら、豚の角煮。わがまま言って、周りに酸菜を載せてもらったそうです。しかしこっくりした角煮と酸菜の相性が抜群で、ご飯と一緒に食べると止まらな〜い♪

Chinese food of Yunnan 11
野生きのこの炒め。珍しいキノコがたくさん、白キクラゲどっさりで、クニュクニュ、コリコリという食感が楽しい。キノコ好きにはたまりません♪あっさりしてるけど旨みたっぷり。なんというか、滋味深いごちそうです。贅沢〜。

Chinese food of Yunnan 04

豚肉の芭蕉の葉包み蒸し。ちょっと豆板醤入ったソースを付けて食べます。目にもきれいだなあ。

Chinese food of Yunnan 05

ホントはもう一品、メインディッシュの写真があるんだけど、それは別項で。これは雲南ハムの炒飯。「参加者みんな、さんざん食べてきているからおなかいっぱい」のはずの宴会で、「ちょっとちょうだい」といっていろんな人に試食され、あっというまにみなさんのおなかの中に消えた炒飯です。白いご飯の上にこの炒飯をかけて「ライスonライス」してる人まで出る始末……w

さて、ここから先は雲南の名物料理。

名物料理、その1が「汽鍋」の料理。鍋の中の蒸気を循環させて蒸し煮して作ったスープです。こちらのお店では、鶏、海鮮、キノコなどの汽鍋を出してます。

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これは、キノコの汽鍋。う〜ん、汽鍋カワイイなあ(このお鍋そのものを汽鍋って呼ぶそうです)。まあ、家にあっても私が作るかどうか不明ですが(^^;; でもこれでスープ作ってみたいぞ。で、銘々の取り皿に汽鍋スープをよそうと、こんな感じ。

Chinese food of Yunnan 07

ここのお店のメニューを見ていると、野生のキノコなど、山の珍味を使った料理が多いようです。お肉は鶏や牛、豚は普通ですが、牛の内臓を上手に使ったメニューもたくさんあります。で、特筆すべきは、どれも非常に優しい味ということ。中華でごちそうというと、おなかいっぱい食べるともたれるというか、こってりしたものを連想しがちですが、雲南料理は毎日食べても飽きなさそうな、シンプルな美味が多いようです。野菜も多いし、外食らしからぬおいしさ。

しかし、雲南料理は決して、「優しい味」ばっかりじゃないことを知るのでした。「その2」に続く。

過橋米線
東京都千代田区外神田6−5−11 MOAビル1F
TEL:03-3835-7520