ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

僕のピアノコンチェルト

「めがね」を見にいったときに予告を観て、“絶対見にいく!”と前売券を買って帰った映画。公開初日に見にいってきました。

主人公のヴィトス少年は、驚異的なほどに高い知能指数を持ち(特に数学の天才)、ピアノの才能も天才的。あまりに才能に恵まれすぎた少年のために、母は仕事をやめてステージママになり、より高い教育を受けさせようとする。でも少年は「普通の男の子の暮らしがしたい」と願い、ある決断を下す。その結果は……?

この映画、何がすごいって、ヴィトス少年を演じているのが、テオ・ゲオルギューという本物のピアノの天才少年なのです。若いピアニストの為のフランツ・リスト国際コンク−ルで優勝した、15歳のテオ君。映画の途中でテオ君の演奏が堪能できるのが何よりうれしい。ヴィトス……というかテオ君のシューマンやリスト、いくらでも聴いていたいと思うくらいよかったです。普段あまり聞かないんだけど、シューマンもいいなぁ。
全体的にほのぼのしていい映画でした。途中の「ロシア人はこうやってピアノを弾くんだよ」というシーンなんか、ホントほほえましかったです。もっと観たかったな、ロシア人のまね(笑)

力を込めてプッシュはしないけど「観て良かった〜(しみじみ)」って感じ。一つだけ残念だったとすれば「もっとピアノ聴きたい!」ってそれだけです。ピアノ好きなら、是非。

※サントラ盤欲しいっ。買っちゃおうかなぁ…

※ピアノ映画といえば今日からスタートの「4分間のピアニスト」も観たい……