10月7日から12日まで四谷で開かれた、針穴魂第２回針穴写真展「たそがれ」に行ってきました。このblogでも一時期告知エントリを書いていた企画展で、敬愛するピンホール写真家・しきはんさんとmorioさんの写真展です。
写真はしきはんさんの肝油ドロップ缶で作ったピンホールカメラ（とちっちゃい飴玉）。これで写真を撮るわけです。morioさんのカメラも今度写真撮らせてもらおうかな。
今回は額のサイズが全部同じ。白い壁のギャラリーに、同じ高さで同じサイズの額が一列にぐるりと並び、タイトルもなければ誰が撮った写真かも書いてない、というものすごくシンプルな展示方法でした。やっぱり、いい写真は、何もテキストがなくっても雄弁なんだよな……なんか、米田知子の話のところで「テキストがあって初めて撮影者の意図がわかる写真があったっていいんだ」みたいな話を書いておいてアレですが。
さて、写真展のタイトルにもあるとおり、今回のテーマは「たそがれ」。いろんな夕暮れの風景があります。駅あり、海岸あり、雑踏有り。夕焼け写真に限定して点数集めるって大変だから、これまでに撮りためたものを出したのかと思ったら違ったらしい。morioさんもしきはんさんも、このテーマを決めてから夕暮れ写真を撮りまくったのだそうです。むーん、すごい……。
どの写真もすごく良かったけど、今改めて思いだしてみて一番印象的だったのは、morioさんの駅にとまっている新幹線の写真と、しきはんさんのすべての窓に三脚立てた人がいる写真かなぁ。
今回、DMのデザインもとても素敵だったので貼っておきますね。
今回が2回目だった針穴魂。気が早い話ですが、今から次が楽しみです♪♪
針穴魂→☆
