ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

浅草+酉の日ときたら、切羊羹と切山椒

いつでも手に入る定番モノも大切だけど、季節感があるお菓子ってやっぱりうれしさ倍増なもの。というわけで今回は、おとりさま&お正月のときだけの和菓子の話を。

おとりさまのときならではのお菓子といえば……やっぱり、切山椒ですよね。とはいえ、切山椒ってあまり有名なお菓子ではないと思うので簡単に説明を。新粉に山椒と砂糖と加えて作る餅菓子で、たいてい短冊型に切ってあります。「すあま」に山椒を入れて、短冊形に切ったお菓子っていったらイメージしやすいかな。

さてもう一つ、これは私も最近知ったのですが、浅草「西むら」でこの時期になると店頭に並ぶのが「切羊羹」。羊かんというとたいてい「練り羊羹」か「水羊羹」を連想すると思いますが、実はちょうどこの間みたいな甘さ&歯ごたえの「蒸し羊羹」っていうのがあるんです。その蒸し羊羹を食べやすくカットしてあるのが「切羊羹」。練り羊羹は甘すぎて苦手、という人でも(それは私のことだw)、蒸し羊羹/切羊羹はおいしく食べられるんじゃないかと思うのですが、いかんせん蒸し羊羹って滅多に売ってないんですよねえ。

で、その切羊羹。東京でも珍しくて、日本橋長門しか知らなかったんですが、なんと雷門の向かいの浅草「西むら」でも、おとりさまのときと正月だけは切羊羹を売っていると去年知って、「来年のおとりさまのときは西村で切羊羹を買おう」と楽しみにしていたのでした。

・・・というわけで、長い長い前フリですがお待たせしました。これが切山椒&切羊羹ですー。

手前が切山椒、奧が切羊羹。「薄甘いモノ好き」さんにはオススメです。

母&祖母にもお裾分けしたのですが、好き嫌い別れてたなぁ。我が家だと私以外はそもそも「すあま」も嫌いだから、切山椒は人気ないんですよね(悲し〜)。切羊羹のほうは「甘くない」とか言われつつ「でもおいしいね」って人気でした。

パッケージはこんな感じ。携帯百景オフのとき、私につられて何人か切山椒を買って帰っていたけれど、おいしいと思ってもらえたかなぁ〜。(ホントの甘いモノ好きには、甘さが物足りない可能性が……^^;;)