ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

クンメーのランチ、すばらしい!@大久保

前々から疑問なことがあるんです。それは、「なぜ私の周りの人たちは『タイフェスに行こうよ』というと二つ返事で乗ってくるのに、普段『タイ料理食べにいこうよ』と誘うといい顔をしないの?」という疑問。「パクチー嫌いだからやだ」とか「辛いの嫌い」とか「タイ料理苦手」とか答える人が多くて、「誘ってごめんね……」って思っちゃうんですよね。悲しい。

この話をするとたいてい「外で食べる開放感がいいんじゃない?」「ピクニックとか花見とかと一緒だよ」「ほら、お祭りだからさ」などの答えが返ってくるんですが、それもあるかもしれないけど、本質的なところは違う気がする。私が思うホントの答えは、「タイフェスでは日本人受けしそうな料理しか出さない」「一般受けしているのは『タイフェスで売られる料理』であって、タイ料理が一般に受け入れられた訳ではない」ではないかと……。

タイ料理の魅力って、香りのある野菜の使い方が上手だったり、甘さ、辛さ、酸味のバランスが絶妙だったり、自分で調味料を足して食べる楽しさがあったり……っていうところだと思うんですよ。それなのに、タイフェスで食べる料理ときたら、ほとんどが香り貧弱(パクチーのことだけを言ってるんじゃありません!タイフェスだとパクチーも少ないけどさ)、メニューはワンパターンになりがち、全然辛くないし調味料を勝手に足す訳にもいかないし、というものばかり。正直、タイフェスに行って料理食べると、返って欲求不満になるというか「がっつりタイ料理食べたい!!!」と思って帰ってくることが多いんですよねえ。あーあー。

今年のタイフェスはかなり消化不良だったのを、なんとなくまだひきずってたのですが、久しぶりに「やっぱりタイ料理っておいしいよねえ」としみじみ思わせてくれたのがこちら。大久保の「クンメー」です。

Thai food lunch

950円のランチセットなんですが、カレーにミニラーメン、ミニサラダとデザート、ドリンクバーでこのお値段。す、すばらしぃ。しかもどの料理も手抜きなし、フルサイズを頼んでみたくなるくらいおいしいのです。

カレーは数種類あるんですが、写真はマスマンカレー。じゃがいも、鳥などが入った赤くて甘いカレーです。じゃがいもが入るせいか「日本のカレーににてる」ってよく言われるけど、全然違うと思う(笑)。一口食べさせてもらったエビのココナッツ煮(カレー?)もおいしかったです。

ミニラーメンもおいしい。牛肉入り、黒っぽいスープの中に米麺が入っているんですが、そのまま食べて甘さを味わってもいいし、酢漬けの唐辛子をポイポイ放り込んで辛くして食べてもまた旨し。あぁ、タイで食べた味だぁ。。。料理じゃないですが、蓮茶(だと思う)もおいしかった!きれいな金属の器に入って出してくれる蓮茶は、キーンと冷たくてほんのり甘くて香ばしくて。

結構なボリュームだったんですけど、どの料理もおいしくって感激&大満足。「こんなお店が会社のそばにあったらいいのにねえ」って何度も言っちゃいました。夜に大勢で行ってみたいなー。ソムタム始め、食べたい料理がいろいろあるので……タイ料理が好きな人限定で誘って行ってみるかな。

☆クンメー1(界隈に「クンメー2」「クンメー本店」もあります)東京都新宿区百人町1-10-11 TEL:03-3227-9588 営業時間:11:30〜24:00(ランチは15時まで、土日もランチ営業あり)