蒲田ミ・レイでベトナム料理新年会
「今さらですが……2016年に観た映画を振り返る【前編】」の後編が意外となかなか書き終わらないので、その前にちょっと、写真中心のごはん日記を。
私以外は全員「食」にまつわる本を出したことがあるという著者&編集者さんたちと新年会することになりまして。「どこがいいかな」と相談されて、蒲田のベトナム料理店「ミ・レイ」の話をしたらとんとん拍子に話が決まりました。
そんなわけで、食のプロ+単なる食いしん坊(私のコトです)のミレイ新年会の様子を、以下写真でご紹介。写真はすべて、HuwaweiのAndroidスマートフォン「P9」で撮っています(最近、めっきりデジカメを使わなくなった…)
まずはベトナムビールの「333(バーバーバー)」 でカンバーイ。
●前菜系いろいろ
「小エビ載せ蒸し米粉って何だろうね?」と頼んでみたら登場したのがこれ。香港の腸粉みたいなもちもちの皮の上に「なます」のような甘酸っぱいさっぱり野菜。これは良い前菜だ。
揚げ春巻き、大好きです。小ぶりでサクサクなやつを、たっぷりの生野菜とともに。
生春巻きはエビ、魚、肉の3種類。たれが2種類あります。
ここに行くと必ず頼んでしまう、バインセオ。ベトナム風お好み焼きと訳されることが多いけど、こんなに葉っぱたっぷりだし、あまりお好み焼き感はないかなあ。大好きです。
「 エビのココナッツジュース蒸し」という名前にそそられて頼んでしまったメニュー。殻付きのエビがぷりぷりあっさり蒸し上げられています。ソースがちょっと変わってるけどマイルドなお味。エビが嫌いな人以外は好きなはず。
●ベトナムスープ祭り
さて、この新年会の幹事はスープ作家の有賀薫さん(Twitter / note)。「スープはやはり頼みますよね?」「マストでしょう!」とスープを注文。
しかしベトナムの……というかミレイのスープは珍しいものが多くて迷う!悩んだ末に二つお願いしたのがこれ。
にがうりのスープ、880円。ゴーヤと叩いたエビかな?すごくあっさり味で体に優しい味です。思ったより苦くない。
唐辛子を漬けたナンプラー(多分)を小皿に出してくれて「お好みでどうぞ」と言われたので、取り分けたスープにふりかけてみました。おお、優しくふわんとした味のスープだったのが、輪郭がシャッキリして別の顔に。これも美味しいなあ。
もう一つ頼んだスープが「魚とパイナップルのスープ」1500円。「どんな味なのかまったく想像つかないね」といいながら頼んだのですが……こ、これは初めて食べるおいしさ!めっちゃおいしいです。
パイナップルは生のパイナップルです。酢豚の缶詰パインみたいに「あってもなくてもいい」という存在ではなくて、パイナップルの甘みと酸味がスープの味の決め手になっているのが面白い。予想以上に具がたっぷりでボリューミー、もしかしたらメインを張れる一品でした。あっさり味なんだけど複雑、説明が難しいおいしさ。ああ、思いだしたらまた食べたくなったぞ。
ちなみに、頼みたかったけど頼めなかったスープはほかに「海老とパイナップルのスープ」(多分「魚とパイナップルのスープ」に似てる)、「豆乳とトマトのスープ」、そして最後まで頼もうかどうか迷った「山芋のスープ」。ね、どれも気になりませんか?
●メインもいろいろ食べましたよ
「牛肉ダラート風炒め」という、こちらも名前が気になって頼んだ一品。ダラート風、はトマトを使った、という意味なんだそうです。中華料理をベトナム式に再解釈した感じの一品で面白い。
鶏肉のレモングラス炒め。これがですね……見た目地味なんだけど、めっっっっっちゃくちゃおいしくてですね……!!!(力説)
この頃には私、相当満腹だったんですが、いつまでもこれをつついておりました。自分で作れない味(組み合わせる調味料の想像がつかない)のおいしい料理が楽しめるのって、エスニック料理を食べる幸せだよね。
米麺の炒めたやつ(メニュー名失念)。麺は乾麺を戻しているそうですが、独特の食感でぷりっぷり!噛むと、歯を押し上げてくるような弾力なんです。
デザートは、チェー2種類とバナナのおしるこを。写真撮り忘れたものもあったみたいですが、数えたら5人で11品頼んでいたそうです!(食べ過ぎw)
久しぶりのミ・レイ、めっちゃおいしかったなあ。普段は私がメニューを見て注文を決めることが多いので同じものを何度も食べることになりがちなんだけど(ついつい……) 、この日のみなさんはメニューを見て面白がっていろいろ頼んで織られたので、私も初めて食べるものがいっぱいで、すごく楽しい&おいしい新年会でした。食いしん坊、万歳!
●この日新年会でご一緒したみなさまが関係している本(どれもオススメです!)
なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか―パンと日本人の150年 (NHK出版新書 501)
- 作者: 阿古真理
- 出版社/メーカー: NHK出版
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正しいマラソン どうすれば走り続けられるか? タイムを縮めるロジックとは? (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 金哲彦,山本正彦,河合美香,山下佐知子
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以前、ミ・レイに行ったときの話はこちらを。