死ぬのがばからしくなる?「継続だんご」@直江津
先日、新潟に旅行に行ってきた母に、あるお土産をもらったのでご紹介。
直江津にある三野屋さんというお菓子屋さんで作っている、「継続だんご」というお菓子。林芙美子「放浪記」に、こんな一節があるのだそうです。
直江津の駅についた。港の駅なり。駅のそばで団子を買った。
「この団子の名前は何と言うんですか?」
「へえ継続だんごです」
「継続だんご……団子が続いているからですか?」
駅の待合所に腰をかけて白い継続だんごを食べる。あんこをなめていると、あんなにも死ぬる為に明るさを感じていた事が馬鹿らしくなって来た……
…す、すごい。死ぬのがばからしくなるような団子!!!
というわけで、平成の世に生きるワタクシも食べてみたのですが……う、うーむ。
団子ということで、もちっとした歯ごたえを期待していたのですが、これ、普通のお団子じゃないんですね。固めに白あんを丸めて、串に刺して焼いて焦げ目をつけて、寒天か何かでつや出ししたみたい。噛むと白あんがほろほろと崩れます。
……す、すみません。ありていにいって、好みじゃなかったです。1串食べられなかった。私、もし死にかけにこのお団子を食べたら、多分そのまま死んじゃうと思う…(^^;;;;;;;
こちらの写真は、同じお店のお菓子。すみません、名前を失念……きなこがまぶされたおもちに黒蜜をかける、「信玄餅」系のおやつなんですが、これ、かなり甘くて黒蜜不要。さらにいうなら、黒蜜がものすごく甘かった……信玄餅っておいしいのね、と改めて。
元祖 継続だんご本舗 三野屋(みのや)
新潟県上越市中央1-1-11 TEL:025-543-2538
営業時間:8〜20時、無休