ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

「地下鉄の踏切」ってどういうこと?@上野

今日は、なんとなく撮ったものの出すつもりがなかった、ある写真を蔵出ししてみようかと。これです。

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ずらっと並んでいるのは、地下鉄銀座線の車両。地下鉄の車庫は当然地下にあるからこの写真も地下で撮ったもの……ってことはなくて、実はこの写真、こんなところから撮ってます。

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上の写真を撮った場所。誰かの自転車がちらっと写ってるので分かると思いますが、地上、しかも公道から撮った写真なんです。暗い理由は夜だったから。振り返るとこんなモノが。

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踏切です。地下鉄の踏切って、なんかおかしくないですか? 種明かしをすると……

上野には東京メトロの本社ビルがあって(上野駅の入谷口を出てすぐのところ)、そのすぐそばにあるんです、これ。昭和通りから、ちょっと裏道に入ったところ。私も全然知らなくて、ある日浅草で貝料理を食べた帰り、ほろ酔い気分でふらふら歩いていたら偶然発見した次第。「なんでこんなところに踏切があるんだろう?」と不思議に思い、近づいてみると「銀座線踏切」と書いてあって、「?????」と思ったんですよね。だって普通、踏切って電車と道路(主にクルマが通るところ)が交差するところにあるじゃないですか。上述の通りここは昭和通りの裏に入ったところで、そもそもクルマがほとんど通らない。だいたい地下鉄に踏切はいらないはずなのにどういうこと?と。

この日は「あ、でも営団地下鉄(←酔っぱらってるから新しい名称が出てこない)の本社ビルこの辺だったよな〜」という程度に納得して、「それにしても厳重な踏切だなぁ。高圧通電中って書いてあるからそのせい?」(上の写真をご覧いただきたいのですが、網や柵で仕切ってあって相当厳重な感じです)という程度の感想でこの場を離れ、そのままずーっと忘れていました。

…で。どうしてこの話をしているかというと、先日こんな記事を発見したんですよ。最近すっかり鉄道ライターのすぎやまさんが書いてる「鉄道トリビア」→

これを見て「あー!あの踏切だ!!」と思い出した次第。改めて考えてみると、銀座線は線路の真ん中に3本目の線があって、そこから電源供給してるんですよね。だから「高圧通電中」って注意書きがしてあったのか、と納得。たしかに酔っぱらいがフラフラ入り込んで(私とか……)、うっかり電気流してる線を踏んでしまったら大変なことになっちゃいますもんね。

これを書くために検索していたら、さらにこんなページも発見。ここを読んでさらに理解が深まりました。→

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私、地下鉄が好きで旅先で地下鉄を見ると必ず乗るんですけど、でもやっぱり東京の地下鉄が最高だなあと思います。路線が複雑だから路線図見てるだけでわくわくするし、新しいものから古いものまでいろんな路線が混在してて、しかも私鉄やJRに縦横無尽に乗り入れてる面白さがたまらないかんじ。そんな東京の地下鉄の中でも、やっぱり一番古い銀座線が一番好きなんですよね*1。まあ、好きなだけで全然詳しくないんですけど(笑)

とまあそんなわけで、話が脱線してしまいましたが地下鉄の踏切の話でした。上野駅のすぐそばなので、興味がある方は見学してみるのもいいかもですね。昼間なら地下鉄が入っていくところも見られるかもしれません。

*1:お茶の水界隈で地上を走る丸の内線もいいけど、銀座線にはかなわないかな