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主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

トルコのパンが東京で買える!「デギルメン」@池袋

羊の塊肉を炭火で焼いて、赤い粉で食べる宴をした後の話。池袋に詳しい参加者某氏に、「『カレーは飲み物。』のすぐ近くに、トルコパンのパン屋さんがある」という話を聞いてみんなで行ってみることにしました。

トルコのパンといえば、一番たくさん食べられているのはずんどうのフランスパンみたいな感じの食事パンなんですが、実はそれ以外にもパンというか、粉モノがいろいろあるんですよね。おやつに食べるごまパンのシミットでしょ、朝食とかに食べるボレキでしょ、それからそれから……

と話すと長くなりそうなので、行ってみた写真をぺたぺたと。 

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こちらです。「デギルメン ベーカリー」という店名。小さなお店ですが、店内に入ったら一瞬にしてテンション上がりまくり。シミット!ボレキ!ポアチャ!すごーい、トルコのパンがこんなにいっぱい! 

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ボレキ。時間が遅いのでだいぶ売り切れてましたが、チーズ、肉、あともう一種類くらいあったかと。

 

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パイみたいなパン、アチュマ。こちらも数種類ありました。すごいなぁ~。

 

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こちらはしょっぱいクッキー。トルコには「パスタハネ」というお菓子屋さんが街のあちこちにあって、そこでは甘いクッキーや塩味の甘くないクッキーをいろいろ売っているんです。これ、まさにパスタハネに並んでる塩味のクッキーだ!!!

想像以上にラインナップがトルコパンだらけだったのでびっくりしました。お店に行った時間が遅かったのでさすがにいろいろ売り切れていて、一番買いたかったシミットもなかったんですが、私が買って帰ったのはこれ。

 

http://instagram.com/p/v4gEWAugLa/

こちら、翌朝の朝食にいただいた「バクラヴァ」です。ナッツなどをはさんだパイをシロップ漬けにした甘~いお菓子。濃いめに入れた紅茶と一緒にいただくと、はぁ、トルコの味だぁ……。おいし~♪

トルコではバクラバはグラム売りで売られていますが(グラムどころかキロ単位も普通かもw)、さすがにここでは3個ずつパッケージに入って売られていました。

 

それにしても、想像以上に「トルコ!」な品揃えのお店でびっくりしました。こんなお店があるなんて、東京は本当になんでもある街だなぁ……凄すぎです。今回はバクラバだけであまりパンを買わなかったので、次はいろいろパンも食べたいな、と思ってます。池袋に行く用事があったら、またパンを買いに行かなくては。個人的には、バクラヴァに続きぜひぜひカダイフも食べたいんだけど、さすがにないかなあ……

 

トルコのお菓子ネタ、何回かブログで書いてるので貼っておきますね。カダイフの話も。


コンヤルでバクラヴァ&カダイフに感動する - ayanologはてな館

 


心配になるくらいピスタチオたっぷりのデザート - ayanologはてな館

 


スーパーでもバクラヴァ - ayanologはてな館


カダイフ?カターイフ? - ayanologはてな館

 

おまけ:デギルメンのすぐ近くにあるカレーやさんです。


カレーは飲み物。@池袋 - ayanologはてな館

 

☆デギルメン(DEGIRMEN BAKERY) 東京都豊島区池袋2丁目22-3 池袋サンハイツ 1F 電話:03-5944-9119 営業時間:10:00~20:00、木曜休

予想外にこれは本格的な……インド料理「ハリマ ケバブ ビリヤニ」@上野

私の好物の一つ、ビリヤニ。といっても、「ビリヤニって何?」という方も多いと思います。ビリヤニって、こんなの。

 

http://instagram.com/p/vlJO53ugEn/

要はインド……だけじゃないのかな、南アジアの炊き込みご飯なのですが、最近はインド料理店でも食べられるところが増えてきました。でも、メニューに「ビリヤニ」と書いてあっても単なるスパイス入りチャーハンだったり、本来ごちそうメニューなので作るのが大変ということで週末限定メニューになっているお店が多いんですよね。

 

ところが上野に、レギュラーメニューでビリヤニを出す店があると知って行ってみることに。なにしろ店名からして「ハリマ ケバブ ビリヤニ」です。ビリヤニとケバブは一年中出すぞ、という意気込みが感じられる素敵な店名。外観はこんな感じです。

 

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JRの上野駅から、浅草方向に5分くらい歩いたところにあります。そもそも上野は、おいしいインド料理店やカレーの店があまりない店でありました。隣町の御徒町が本格的なインド料理店激戦区なわりに、一駅違うと全然違うのね、という感じ。その上野に、ケバブ+ビリヤニスペシャリテという珍しいお店ができたというのが面白いなぁ、と思うのです。

前置きが長くなったので、以下お料理写真をぺたぺたと。

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野菜のビリヤニ。インドの高級米・バスマティライスを使って、パラパラに炊きあげてあります。この水分少なめのパラパラな感じ、絶妙だなあ。さすが店名にビリヤニを名乗っているだけのことはある、という感じ。

一口食べてびっくり。うわぁ、スパイスが濃い!私は大丈夫でしたが、友達は「辛い~!」と言いながら食べてました。なにしろ、一緒に炊き込んであるスパイスの量が容赦ないんです。日本人の口に合わせようとかいう感覚がみじんもしないこの感じ、嫌いじゃないですw

ビリヤニ、けっこうなボリュームで、一人で一皿食べきるのはけっこうキツイです。野菜のビリヤニだけでなく、マトンのビリヤニも食べました。パッと見た目はどちらがどちらかわからないですね(笑)。私はマトンのほうが好きかな。

 

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ビリヤニにはライタ(ヨーグルトサラダ、甘くない)がついてきます。これをかけながら食べると、スパイス感がマイルドになって食べやすくなるのです。ごはんにヨーグルト?と思うかもしれませんが、いやいやこれが美味しいのよ。

 

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平日の夜だったせいかほかにほとんどお客さんがいなくて、サービスでエビカレーもいただいてしまいました。おお、こちらはビリヤニとはまた全然違うマイルド路線。おいしい。

 

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チュンバルサラダ。これ好きなんですよね-。ここのお店のカチュンバルサラダはスパイスがっつり、生のタマネギか大きく切ってあって、さらしたりもんだりしてないので容赦なく辛いです。いちいち味がハードコア(笑)

 

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こちらもサービスでいただいてしまった料理。魚をスパイスたっぷりのソースでくるんで、バナナの葉でつつんで蒸した料理です。初めて食べる味だったなあ。

 

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デザートまでいただいてしまいました (ホントにすみません……)。マンゴーのアイス、だとおもいます多分。上に砕いたナッツがたっぷりと。ここに至るまですごい濃厚なスパイスたっぷりな料理をすごい量食べてきたので、ほとんど味の記憶がない……

 

そんなわけで、上野にできたビリヤニのお店、「ハリマ ケバブ ビリヤニ」。上野店だけでなく、品川、銀座にもお店があるようです。こちら、ビリヤニもカレーも本格的でおいしかったです、が、ビリヤニは相当スパイスたっぷり&辛いのでお気を付けください。料理全体に、「容赦しない感」全開なので、私は好きでしたが友達は「ちょっと……」と言っていたことを参考までに書き添えておこうと思います。。。

 

☆ハリマケバブ ビリヤニ 東京都台東区東上野3丁目36−7 TEL:03-6672-1796  営業時間:11~15時、17~22時半、無休

 

羊と兎の肉塊を、赤い粉で食べるのだ!「聚福楼」は4人以上推奨@池袋

先日、こんなつぶやきをしたところ予想外に反響が大きくて。

 

行きたい人がそんなにいるなら、よし、じゃあメンバー募って池袋に羊を焼きにいこう! 赤い粉で!と声をかけて、週末に行って参りました。ものすごく適当に誘ったのに&直前告知だったのに10人も集まってくれて、ヒデキ感激!(ヒデキじゃないけど)

 

お店の詳細はTwitterのリンク先を見ていただくと良いかと思いますが、ここでも簡単に。池袋にある「聚福楼」という中国東北料理のお店で、羊の塊肉を炭火で焼いて食べられるというお店です。お客さんは日本人より圧倒的に中国人が多い。こういう店はたいてい、外れなくおいしいですよね……。

予約の電話を入れたところ、みなさん羊目当てで来るのでしょう。「塊肉食べる?背中と脚(太もも)どっち?」と聞かれたので、「両方!」と元気よく伝えておきました。せっかく10人もいるんだから、いっぱい食べておかないとね。

というわけで、以下当日撮った写真です。店内暗かったので、いまいち綺麗じゃなくてゴメンナサイなのですが、脳内補正をかけながら見ていただければと。

 

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お店は池袋北口、ロサ会館のすぐ近くです。雑居ビル4階。店名を見つけてホッとして、いざいざ店内へ!

 

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早めに店についたら、私ひとりでした。気合い入りすぎ……(笑)。すでに予約席のテーブルの上には赤い粉がスタンバイしていました。よく「ズーラン」って呼ばれてるやつだと思います。クミンやごまが入ったミックススパイス、色は真っ赤ですがほとんど辛くありません。

 

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こちらもテーブルの上に初めから置いてあった突き出し(とは言わないか)。白菜キムチと塩を振った煎り豆と山菜と。

四人がけのテーブルの真ん中には、炭火が置かれています。ここで羊を焼くのね……とわくわくしながら宴会スタート。

 

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まずはサラダ代わりの前菜「老虎菜」。パクチー+ネギガッツリの辛い和え物かと思いきや、さにあらず。ピーマンがメイン、甘酢で和えたあまずっぱい味でした。最初は「甘いかな」と思ったけど、肉にこれが合うんですよ。

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お店に入ったときに店員さんが空きテーブルで包んでいたのが気になったので餃子も注文。つるんと茹でたて水餃子は野菜たっぷり。さっぱり味でメインディッシュの期待が高まります。

 

さて、そうこう言ってるうちにメインディッシュである羊の塊肉が登場。まず現れたのは「羊の背中」(3800円)、次は「羊の太もも」(4600円)です。どちらも相当大きい。

 

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お、大きい……!3キロくらいあるんじゃないでしょうか。これは見ただけでテンションあがるな~。太い串に刺された巨大な肉を店員さんが席に運んでくると、みんなハイテンションで撮影会の始まり始まり(笑)。

 

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太ももの裏側はこんな感じ。裏から見ても大きい~!

立ったり座ったり席を移動したりしながらひとしきり写真を撮り終えると、店員さんが「写真撮り終わりましたか?」といってお肉を厨房に持って行きます。なるほど、あのまま焼くわけではないのね。

 

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いったん厨房に戻って、焼きやすいサイズにカットされた肉が、大皿に山積みになって戻ってきます。すごい量だ……。こちらは太ももの肉。皿の下の方には骨の周りの肉、上の方には肉だけ食べやすい大きさに切ったものが。

 

いよいよ席の炭火で羊肉を焼き始めます。最初に塊を見ちゃってるので小さく感じますが、いやいや、肉ひとつひとつけっこう大きいですよ?網に載せるとこんな感じ。

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どどーん。こちらは背中のお肉。ジンギスカンよりも分厚いのですが、火力が強いのであっという間に焼けます。周りカリッと、中ふっくら焼けて、いい感じ。

実際に食べてみると、噛み応え充分以上です。背中のお肉、適度に脂がのって&肉の旨みが強くてワイルドでいい!すごくいい!これはおいしいな~。

また、赤い粉が羊肉とよく合うんです。肉+粉、肉+粉、ときどき老虎菜のピーマンで口直し、肉+粉……でエンドレス。見た目ほど辛くないので、辛くない人はこちらも卓上のチリソースと混ぜながら食べることになります。

 

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そしてこちらは骨のまわり。食べるところほとんどないのですが、面白いので思わず撮っちゃった。

 

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脂のりのりのお肉なので、時々「ファイヤー!」な感じに。いやー、ワイルドだわ~。

食べてみて分かったのは、背中と脚でけっこう味が違うということ。私は背中の肉が好みでしたが(ワイルドで羊らしい旨みが強い)、太もものほうがあっさりしていて食べやすい、好き、という方もけっこういました。なのでそのへんは好みかと。どちらがお好きか、ぜひ自分で食べてみてください。

10人がかりとはいえ、それでもこれだけの量の肉を食べるとかなり満たされます……が、「せっかくなのでこれも頼んでおこう」ともう一つ塊の肉を注文。何かというと……

 

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うさぎ!こ、こんなに原型がよく分かる形でくるのね……。羊と同様、いったん席でお披露目(?)が済むと厨房へ。

 

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カットされて再登場したうさぎ。こちら、焼いて食べてみて思ったのは「上等な地鶏みたい」という感想。運動しているせいか、筋肉が非常に発達していて脂が少なく、食べるとサクサクとした歯ごたえなんですよね。

羊に比べると相当あっさりですがこれはこれでおいしい。というか、地鶏よりこちらのほうが安いなら、こちらを広めてもよいのでは……

 

うさぎの後半はおなかいっぱいすぎてみなグロッキー気味でしたが「野菜料理もうひとつ食べたい」ということで注文してみたのがこの料理。

 

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漬け白菜の炒めです。見た目は超地味ですがこれがおいしいの。

 

そんなわけで、炭水化物はほとんど採らず、ひたすら肉+サイドメニューを食べ続けた我々。満腹すぎて動けなくなるくらい飲んで食べて、なんと一人2900円でした(!)。さすが池袋……。店内は私たちいがいほとんど全員中国人のお客さん。予約したら良い時間は満席で16時スタートだったんですけど、それでも行って良かった!

池袋「聚福楼」、相当楽しい&おいしい羊の宴でした。ぜひ人数あつめて、塊肉BBQを堪能してくださいね。

 

☆聚福楼 東京都豊島区西池袋1-37-16 大雄ビル 4F TEL: 03-6912-7333 営業時間: 11:30~24:00 夜10時以降入店可  定休日: 無休

 

完全菜食&アルコールも一切なし!「ヴェジハーブサーガ」の潔さが好きだ@御徒町

御徒町にある完全菜食インドレストラン「ヴェジハーブサーガ」。地元では前から有名なおいしいお店なんですが、最近改めてハマっています。この1週間で2回も行ってしまったよ……というわけでまずはその写真から。 
 
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「ワダ」。揚げたてサクサクでめっちゃくちゃおいしい。見た目も味もドーナツみたいな感じですが、違うのは「甘くないこと」と「豆でできてること」。豆をすりつぶしてハーブを混ぜた生地をドーナツ型にして揚げるんですが、揚げたてで外はサクサク、なかはふっくらの非常においしい状態で出していただけます。3種類のソースを付けて食べるんですが、白はココナツ(生のを削って作ってると思われる。ココナツがしゃきしゃき!)、緑は唐辛子、赤はトマトのソース。緑以外は辛くないです。
 
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こちらはチーズクルチャとバガラ・ベイガン(なすのカレー)。チーズクルチャ、久しぶりに食べたけどチーズがとろりと濃厚でおいしい!銀座の「グルガオン」を思い出します。
そしてバガラ・ベイガン!これ、トマトベースのカレーなんですがパスタのトマトソースみたいなおいしさなんです。スパゲティにかけて食べたい……(笑)。
このほか、ヴェジタブル・コルマ(野菜とナッツだけのカレーとは思えないくらい濃厚、甘くておいしい)、カードライス(南インドのヨーグルト混ぜごはん。好き嫌いの分かれるメニューですがわたしは好き)などを堪能しおなかいっぱいに……はぁ幸せ♪
 
冒頭で「完全菜食インドレストラン」と書きましたが、ここ、メニューがすべてベジタリアン仕様なんです。肉や魚が入ってるメニューは一切なし。アルコールもまったくなし、という徹底ぶりです。
その代わり……というのではないんですが、北インド系のメニューも南インド系のメニューもそろっていて、どちらもおいしいのが素晴らしい。北インド系というのは、いわゆる「ナン+カレー」(ドロリと濃厚なカレーが多い)で日本人が「インドカレー」というとまず連想するあれ、南インド系メニューというのはお米+サラサラのカレーで、その他冒頭の「ワダ」や、クレープみたいな「ドーサ」なども含まれます。ディナータイムには、北インド仕様のターリーも、南インド仕様のターリーもいただけます。最近南インド系のおいしいお店が増えてるけど、「ベジタリアンメニューで、北も南も得意」というお店はあまりないと思うんですよね。
 
……さらにさらに。
 
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メニューの写真撮ってみました。緑のシールが貼ってあるのはおすすめ……ではなくて、ヴィーガンの人でも食べられるメニューです。
ヴィーガンベジタリアンの中でもさらに徹底していて、卵や蜂蜜、牛乳など動物性の食品も一切口にしないし、革製品も身につけない、という人たちのこと。ヴィーガンともなると日本の外食メニューで食べられるものを探すのは至難の業だと思うのですが、ここなら大丈夫です。外国人のお客さんと食事するときもおすすめ(接待向けの店ではありませんが……)。
 

 

http://instagram.com/p/vEMmoJugNg/

というわけで、前回食べたメニューのアレコレがあまりに美味しすぎたので、その週にもう一回行ってしまいました(行き過ぎ)。今回は北インドっぽくサグパニール(ほうれん草+カッテージチーズのカレー)+ナン、そして南インドっぽくココナッツライス+ヴァッタ・コランプ(南インドの伝統的なナス入りカレーらしい)にしてみたよ……の図。

このほかドーサも食べたので、写真はそのうち追加しておきます。

 

この日はお客さんが私たちくらいしかいなくてウェイターさんが暇だったらしく、ドーサの食べ方を尋ねたのをきっかけに、手食をみっちり教えられました。最初スプーンで食べてたら、途中から実技指導された次第(笑)。

ナンやドーサだけでなく、ココナッツライスもどうにか手で食べられたので、次に南インド料理の店に行ったら(ケララの風とかね)また手でたべてみようと思います。不思議にスプーンでたべるよりおいしく感じるのよね…。

 

というわけで、久しぶりにヴェジハーブサーガに行ったら記憶の中の味より遙かにおいしくて、思わず一週間で二回も行っちゃいました、という日記でした。ここ、小さいお店なんで前は混雑してると入るの諦めて帰っちゃうことが多かったんですが、最近近所に「ベジキッチン」というここのシェフ出身者が出した店が繁盛しているおかげなのか、以前より空いて入りやすくなってたみたい。

ベジキッチンも気になりつつ、とはいえこの近所には贔屓のデリー&アーンドラキッチンもありつつ……とおいしいカレー激戦区の御徒町ですが、また近いうちにヴェジハーブサーガに行っちゃいそうだなぁ、と思っているワタクシであります。おすすめです。

 

☆ヴェジハーブサーガ 東京都台東区上野5丁目16−9 サンエイビル B1F 電話:03-5818-4154

日本上陸!ピンクカオマンガイ「ガイトーンTokyo」@渋谷

最近は日本でもすっかりおなじみになった、炊き込みタイプのチキンライス。シンガポールだと「海南鶏飯」、タイだと「カオマンガイ」と呼びます。 私も大好きなんですが、タイ・バンコクの超人気屋台、通称「ピンクカオマンガイ」が東京にやってきた……というのはちょっと前の話。

「ピンクカオマンガイ」が店名だと思い込んでたんですが、それは通称で、本当は「ガイトーン」というお店なんですね。渋谷のお店は「ガイトーンTokyo」。オープン直後はものすごい混雑だったみたいですが、そろそろ落ち着いてきたんじゃない?ということである日行ってきました。

実は二回振られて三回目でようやく食べられました。なぜかというと、営業時間関係なく、鶏がなくなったらお店は終了だから。過去の二回は、営業時間内には来たモノの、鶏がなくなってた……という理由。

ピンクカオマンガイ@渋谷

 外観こんな感じ。ピンクの看板、ガラスの中に鶏がぶら下がっていて一目でカオマンガイ屋さんと分かります。鶏がなくなってるときは、店の前の立て看板にその旨張り出されます。

 

ピンクカオマンガイ@渋谷

 お店に入るとお米がぶら下がってます。バンコクと同じく、店員さんはピンクのポロシャツ。

 

ピンクカオマンガイ@渋谷

 店内は屋台風……よりはもうちょっとこぎれいな感じ。小さいお店なので、一緒に行くのは多くて4人までかな。さて、メニューです。

ピンクカオマンガイ@渋谷 

ピンクカオマンガイ@渋谷

 ということで、お待たせしました。カオマンガイ700円、スープ付き。

ピンクカオマンガイ@渋谷

 スプーンですくって食べると……うん、おいしい!パラッと炊きあがって鶏のスープがしみこんだごはん、しっとり柔らかでジューシーな鶏肉。最大の特徴は……

 

ピンクカオマンガイ@渋谷

これ。タレの中に結構大きめに刻んだ生姜がザクザク入っているんです。あと青唐辛子。わりとワイルドな味のたれで、私はかなり好みでした。

というわけで東京に上陸したピンクカオマンガイ改めガイトーンTokyo、とてもおいしかったです……が、お店が屋台っぽいことを思うと、もう一声安くなってほしいかなーという気もしたり。あと、私はカオマンガイといえば木場の「Pui」と柏の「ガッチキ」が好きなんですが、この二店はやっぱりおいしいんだなと改めて(ガイトーンと合わせて三店、どこも甲乙付けがたくおいしいです)。

いずれにせよこのお店のオープンで、カオマンガイが広く知られるようになったのはうれしいこと。もっとおいしいお店が増えるといいなあ、と思ってます!

 

☆ガイトーンTokyo(WEB)〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-15-2 TEL:03-6805-1202 営業時間:11~15時/ 17~21時(鶏なくなり次第終了)

 


タイ料理、しかもカオマンガイ専門店の木場「Pui」(プイ) - ayanologはてな館


「泰国鶏飯食堂 ガッチキ」でカオマンガイ - ayanologはてな館


東京カオマンガイのランチセット - ayanologはてな館

 

本格派麻婆豆腐で昼から爽やかな汗をかこう「川菜館」@神保町

源来酒家の麻婆麺」に続き、神保町の麻婆豆腐話をもう一つ。

 

http://instagram.com/p/nUfJ1pugCH/

神保町……といっても源来酒家とは逆側、ちょっとお茶の水寄りエリアにある四川料理の名店「川菜館(せんさいかん)」。以前このブログでも紹介したことがあります(→)。

夜は何度か来ていた川菜館ですが、そういえば昼を食べるのは初めて。ランチメニューは、麻婆豆腐他、四川の定番料理が4-5種類選べてお値段お手頃です。

汁あり、汁なし坦々麺がいちばん人気かと思いきや、ほとんどの人は水煮牛肉か麻婆豆腐を食べていました。ということで私も麻婆豆腐を。「辛くしてください」と頼んだら本気で山椒&唐辛子どっさり。ここの麻婆豆腐はもともと結構辛いので、かなりの辛旨麻婆豆腐になりました。ん~、満足ー♪

源来酒家は唐辛子&山椒のバランスが良くて甘辛い麻婆豆腐ですが、こちらは山椒がガツンと強めに効いたかなりパンチの強い辛さ。私はかなり好みでしたが、ストレートな辛さで、爽やかな汗をかけます……お化粧落ちちゃうのでお気を付けくださいw

 

☆川菜館(WEB)
住所:千代田区神田駿河台3-7-7 TEL 03-3295-3818
営業時間:ランチ11:30-15:00 ディナー17:30-23:30、定休日:不定休

 

関連リンク(四川料理関係)

東京から考えない会@駿河台「四川料理 川菜館」 - ayanologはてな館

神保町をこよなく愛するカレー好きが「死ぬ前にこれだけは食べたい麻婆麺」@源来酒家 - ayanologはてな館

昼もおいしいけど夜はもっとおいしい@神田「四川一貫」 - ayanologはてな館

大手町オフィス最後の日に「五指山」で四川料理 - ayanologはてな館

岩本町・巴蜀で激辛(でもない)麻婆豆腐 - ayanologはてな館

歌舞伎町でしびれる辛さの四川料理「川香苑」@新宿 - ayanologはてな館

ボリビア料理ってどんな味?「TUCAN」@久喜

先日、久喜で用事を済ませた帰り道。「近場がいい」「糖質制限中だから肉がいい」「ステーキとか、肉食べたい」という人たちのリクエストに応えるべく、タブレットでいろいろ検索しまくって見つけた店「TUCAN(トゥカン)」。ボリビア家庭料理のお店です。

とはいえ、ボリビアってどこの国……?という方も多いと思いますが。南米のボリビア、ペルーやチリ、パラグアイと隣接している結構広い国。そういえばウユニ湖もボリビアだったっけ?……という知識くらいしか私も知らなくて。そもそも行ったことないし……。けど、面白そうだから行ってみようよ!とランチタイムに訪問。ランチメニューとグランドメニューを混ぜて注文しました。

 

TUCAN

 インドのサモサみたいなのを想像してたら、どっちかというとピロシキっぽい感じ?意外と大きいのがでてきてビックリしました。一つはハムとチーズ、もう一つはチーズ。ハムとチーズは塩味なんですが、チーズ単品は砂糖入り!「甘いの?」と思いましたが食べるとほんのりした甘さが、これはイケる。

 

TUCAN

ランチセットのスープ。牛肉やジャガイモやにんじんやキャベツをことこと煮たポトフっぽいスープです。ちょっとトマト入ってる感じ。家庭料理、っていう感じで安心するおいしさ。 

 

TUCAN

私はフェジョアータを頼みました!フェジョアータとは、豚の耳や足、しっぽなど捨てる部分を細かく切って、豆といっしょに煮た料理。

子どもの頃、角野栄子がブラジルを旅する本が大好きだったんですよね。そこで出てくるエピソードの中でも印象的だった料理がフェジョアータ。以来、フェジョアータに妙な憧れがあって。そんなわけで今回フェジョアータを頼んでみたのですが……こんな、カレーライスっぽいものだとは思わなかった(笑)。

 

写真取り忘れましたが、このほかメインはステーキが2皿。鉄板の上でじゅうじゅう焼けてるステーキは赤身肉をしっかり焼いたもの。横には大きな手作りソーセージが一緒に焼かれていて、これもまたおいしかった!味見させて貰ったステーキ、かなりおいしかったです。

 

TUCAN

店内はこんな感じ。明るい店内は民族風の小物などがいろいろ飾られて可愛らしい。 

 

そんなわけで、「ボリビアってどこだっけ」状態のメンバーで訪問したボリビア料理の「TUCAN」、とってもおいしい家庭料理のお店でした。辛くもないしクセもないし、日本人にはぴったりかも。久喜にごようがある方、ぜひどうぞ。

 

☆南米ボリビア家庭料理TUCAN(トゥカン) 埼玉県久喜市東5-22-63 電話:0480-21-6434 営業時間:11:30~14:30、17:30~21:00(月曜休)

 

 

 

 余談ですが……久喜といえばこちらもどうぞ。→日本でこんなにおいしいマンゴーかき氷を食べたことがあっただろうか、と本気で思った:久喜・菖蒲町「雪みるく」 - トーキョーウジキントキ(夏季限定かき氷専門ブログ since 2003)

 

町屋の名店、ベンガル料理「puja」を貸し切って特別料理!

先日、町屋でオフ会をやることになりまして(なぜ、という疑問はまあ置いておいてくだされ)。二次会どこでやる?と考えてまっさきに思いついたのが、ベンガル料理の「puja(プジャ)」。

ここのお料理が大好きな私、普段はたいてい一人で行って定食をいただいてるので、一度「特別料理(コース)」をいただいてみたい……と実行に移すことに。実は最近特別料理はやっていないということだったんですが、ご主人を拝み倒して交渉成立。18人で店を借り切って、一人3000円でコース料理を出してもらうことになったのでした。やったー!

 

pujaで特別料理@町屋

 香りの良いバスマティライス&豆せんべい、チャツネをお皿に並べてスタンバイ。まずは、レンズ豆のスープ(写真奥)から。しみじみおいしい。お味噌汁みたいな毎日食べても飽きない滋養深いおいしさ。

 

pujaで特別料理@町屋

 野菜の蒸し煮。これがおいしいんだよねー。

 

pujaで特別料理@町屋

鱸(スズキ)のトマトカレー。濃厚で旨いーーーー!写真取り忘れたけど、チキンのケシの実煮もおいしかったなぁ。

 

pujaで特別料理@町屋

 蟹カレーは一人一匹。蟹のうまみが溶け出したカレー、濃厚なうまみに震える。

 

pujaで特別料理@町屋

 鮎のマスタード蒸し。想像以上にマスタードたっぷりであけてびっくり。開けた写真も撮ったけど、今回は公開しないことにしますw 季節限定のお料理なんですがこれおいしい&珍しい!アラカルトメニューでもいま出しているので、興味がある方はお店へGO。

 

pujaで特別料理@町屋

 炊き込み御飯、プラオ。ここのお店では、お料理にはインドのバスマティライスを使っているのですが、この炊き込みごはんはベンガル(確か)から特別取り寄せたすごく上等なお米を使っているのだそうです。食べたら甘くてびっくり。カシューナッツなどいろんな具が入ってておいしいです。ごちそうっぽい感じがするな~。

 

pujaで特別料理@町屋

ラストはデザート、黒糖入りライスプティングとココナッツ団子。 おいしいんだけど、ココナッツ団子が甘くて悶絶したのはここだけの秘密^^;;

 

☆puja(プジャ) 荒川区町屋3-2-1 ライオンズプラザ町屋B1F 電話:03-3800-1636 

営業時間:11:50~14:00(L.O)/17:30~22:30(L.O)、水曜定休

 

 関連リンク

日本で唯一?ベンガル料理専門店「puja(プージャ)」 - ayanologはてな館

 

歌舞伎町でしびれる辛さの四川料理「川香苑」@新宿

もう結構前ですが、以前、このブログで岐阜県の「飛騨山椒」の話を書いたことがありまして。→ 辛党には超おすすめ――最近のマイブーム「飛騨山椒&山椒七味」 

このエントリ、結構反響があったんですよ。「私も飛騨山椒買った!」とか「両方買ったらむしろ山椒七味が気に入った」とか。反響の中の一つに「山椒といえば、歌舞伎町の『川香苑』は行ったことがありますか?山椒ばっちり効いた、しびれる辛さの美味しい料理を食べに行きましょうよ!」というありがたいお誘いがありました。 

 

「いいですね!四川!中華の山椒もいいですよね!」とめっちゃ盛り上がって食事会をしようということになってから早○カ月。ようやく新宿歌舞伎町「川香苑」での食事会が実現したのでした。誘ったのはTwitterとかはてなつながりでなんとなく山椒辛い料理が好きそうなメンバーの皆様。以下、写真多めでご紹介します。

 

川香苑@新宿歌舞伎町

 

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ちょっと遅い時間のベトナムランチで、パクチーにまみれる幸せ「ベトナムフロッグ」@汐留

http://instagram.com/p/n93xGHOgJj/

ベトナムフロッグ」で、鶏肉のフォーと青いパパイヤサラダの組み合わせ(ランチセット)。汐留シティセンターの地下にこんなお店があったなんて。

 

時々用事があっていくんですよね、汐留シティセンター。汐留界隈はランチ事情が恵まれてるような恵まれてないような謎エリア。毎回悩んだ末に「?」というところで食べていることが多い気がします。

今回行ったのは、汐留シティセンターの地下にある「ベトナムフロッグ」。ここにベトナム料理屋さんがあったとは知らなかった(いつのまにできたんだろう)。フォー各種を中心に、いろんな組み合わせのランチがあります。

日本人向けというか、アジア料理を食べつけてない人でも安心の食べやすい味付けな上、素晴らしいのが別添えでパクチーがたっぷり出てくること!写真を見ていただくと分かると思いますが、コップにちぎったパクチーがたっぷり入って出てきて、使いたい放題なんです。うれし~♪ これだと、苦手な人は使わなければいいし、好きな人はたっぷり入れればいいし、とても良いですよね。

ベトナムフロッグ、ランチタイムも長いし、万人受けする、使い勝手のいいお店なんじゃないでしょうか。個人的にはもっと現地度が高いディープな店が好きだけど、たぶんそれだとこんな場所では営業できないと思うので、このままでいてくださいw

 

ベトナムフロッグ
〒105-7190 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター地下1階
3,000円(平均)950円(ランチ平均)